アラビアの「ムーミン」コレクションより、ムーミン誕生75周年にあたる2020年の夏限定デザインとして、ムーミン一家のキャンプの様子が描かれた「ムーミン リラクシング 2020サマー」が登場。また、ムーミン一家のお手伝いさん、ミーサがクラシックシリーズの仲間入りを果たした。
アラビアの「ムーミン」コレクションから、2020年の夏限定デザインとして「ムーミン リラクシング 2020サマー」が4月29日(水・祝)に発売される。また、ムーミンシリーズの登場キャラクターの中から、新メンバーがクラシックシリーズに仲間入りした。
今年はトーベ・ヤンソンがムーミン物語を初めて書いてから75周年を迎える記念すべき年。今回の限定デザインは、1956年に英語で発表されたコミックス『ジャングルになったムーミン谷』から選ばれた、ムーミン一家が暑い夏に庭でキャンプをする様子が描かれたものとなった。
ムーミンとスノークのおじょうさんは茂みの下で一つのブランケットをかけ、おやつを待っている。また、ムーミンパパはハンモックで家族を眺めながらうたたね中。トレードマークのエプロン姿のムーミンママはムーミンたちにおやつを運んでいる。ピッチャーの中にはちびのミイの姿も!
一方、去る2月に新たにアラビアのクラシックシリーズ(マグ、ボウル、プレート)に加わったのは、ムーミン一家でお手伝いさんとして働くミーサ。ミーサが大量の食器を洗っている姿は、1956年に発行されたトーベと彼女の末弟ラルス・ヤンソン原作のコミックス『ふしぎなごっこ遊び』がモチーフになっている。これと同時に、1955年に出版された、やはりトーベとラルスの共著によるコミックス『南の島へくりだそう』でのスノークのおじょうさんの姿が描かれたものもコレクション入り。生まれて初めての口紅を塗っておしゃれしようとしている姿などがキュートに描かれている。
「ムーミン リラクシング 2020サマー」とクラシックシリーズの新作、両方のデザインを手がけているのは、長年にわたってアラビアのムーミンシリーズを担当してきたイラストレーターのトーベ・スロッテ。世界中で愛されるちょっと奇妙なムーミンの世界、食器を通して楽しんでみてはいかが。
アラビア
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text : Shiyo Yamashita