大阪を拠点とするインテリアショップ、dieci（ディエチ）から、陶芸家の鹿児島睦がデザインを手がけ、スウェーデンの歴史ある製陶工場、Keramikstudion Gustavsberg（ケラミックスタディオン・グスタフスベリ）が製造する動物のフラワーベース「En Liten Vän（エン リトゥン ヴァン）」の新作が登場。スウェーデン語で「小さな友達」を意味する人気シリーズに、「Fox（きつね）」「Monkey（さる）」「Squirrel（りす）」、そして新色のイエローが加わった。
大阪を拠点とするインテリアショップ、dieciから、陶芸家の鹿児島睦がデザインを手がけ、スウェーデンの歴史ある製陶工場、Keramikstudion Gustavsbergが製造する動物のフラワーベース「En Liten Vän」の新作が登場。もともとあった「Rabbit（うさぎ）」と「Bird（とり）」に、「Fox（きつね）」「Monkey（さる）」「Squirrel（りす）」が加わった。
植物や動物のモチーフを独自の世界観で図案化、器やオブジェに施した作品で知られる鹿児島。日本のみならず、ロンドン、台湾、ロサンゼルスのギャラリーでも個展を開催、世界的に活躍を続けている。
「En Liten Vän」シリーズは、鹿児島が原形となる動物の造形を制作、現地で型を起こして成形し、鹿児島のハンドドローイングをベースに現地の職人が絵付けすることで完成するもの。鹿児島のデザインにそれぞれの職人の手仕事の要素が加わることで、なんとも言えない魅力が生まれている。
「花器は、個人的にも好きなアイテムの一つ。花器単体をオブジェとして楽しむとともに、作品を愛でるだけでなく、植物を生けるという行為が日常の中で作品との距離を縮める。アート性と実用性の二面性を持ち、生ける植物によっても表情を変え、日常に豊かな彩りや潤いを与えるアイテムの一つです。今回も愛らしい動物たちがオブジェとしても可愛く完成されながら、小さな生け込み口でも花器としての実用性があり、植物を挿すことでほっとするような愛着を生み出すものにしたいと考えました」（鹿児島）
それぞれの花器は、鹿児島の図案が施された大判ハンカチで包まれ、専用箱に入れて届けられる。ハンカチは花器を飾る時のアクセントクロスとして使ってもよし、お弁当などを包むのに利用してもよし。家で過ごす時間が楽しく、愛おしくなる花器は、贈り物にしても喜ばれそうだ。
dieci
http://dieci-cafe.com/
text : Shiyo Yamashita
