日本橋三越本店では「三越英国展」を2022年1月8日(土)より3週にわたって16日間開催する。本場の味を再現した英国菓子やフード、英国雑貨などを販売するほか、老舗陶磁器メーカー「バーレイ」の食器の製造過程がわかる展示が。1月15日(土)にはスコットランドの民族楽器・バグパイプの演奏も!
日本橋三越本店では、2022年1月8日(土)〜24日(月)(18日のみ展示は休み)、「三越英国展」を開催する。会場には本場の味を再現した英国菓子やフード、英国雑貨などが並ぶほか、シュガーアートのワークショップなども行われる予定だ。
スイーツは凄腕シェフのレシピをもとにした本格的な味わいのものをラインナップ。世界を代表するパティスリーのコンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で英国チームのキャプテンを務め、現在はロンドン屈指のホテル「ザ・ゴーリング」のヘッドペイストリーシェフとして活躍するクリス・セドンによる「クリス・セドン」からは、英国の伝統菓子、ベイクウェルタルトがエレガントになって登場する。
また、英国菓子研究家・砂古玉緒が現地のブリティッシュプディングの味を再現した「ベイクドパイナップルプディング」にも注目。ゴールデンシロップの上にパイナップルとドレンチェリーをのせ、ドライフルーツとアーモンドパウダーたっぷりの生地を流し入れて焼き上げた、風味豊かなスイーツに仕上がっている。さらに、モダン食料品店&キッチン「メルローズ アンド モーガン」からは、ピスタチオ、アーモンド、カルダモンが香るシンプルで優しい甘さの「レモンピスタチオケーキ」などが。
食器や雑貨も充実のラインナップ。老舗陶磁器メーカー「バーレイ」からは定番柄に新シリーズも加えた10種類以上の柄が登場。2021年秋から日本限定で販売がスタートした、バーレイ史上初となるブリティッシュグリーンによる「プルナス」シリーズにも注目したい。絵柄を銅板に転写する際に使用するロール紙や素焼きの食器など、製品プロセスがわかる展示も見逃せない。
他にもモニカリチャード ロンドンのドアストッパーや、ローラ・ボウのティーコジー、シャーロック・ホームズ博物館公式グッズのテディベア、モリス&コーが新たに描き下ろした「いちご泥棒」の柄をフィーチャーした、スポードのティーフォーワンなどが登場。英国スタイルで、気軽なミディティーブレイクを楽しむのにぴったりのアイテムが並ぶ。
お茶のお供も豪華。英国菓子・フランス菓子研究家の牟田彩乃によるモダンブリティッシュ菓子ブランド「プリムローズ」からは、素朴でクラシカルなイングリッシュマドレーヌが、アフタヌーンティー発祥の地とも言われる老舗ホテル「ザ・ランガム・ロンドン」からはさまざまな味のスコーンが。また人気テレビ番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」で優勝した経験を持つティボー・マルションのスコーン各種が、日本橋三越本店に初登場するのもファンにはたまらない。
さらに、英国フィッシュ&チップス協会主催のコンペティションで、2016年の全英チャンピオンに輝いたスコットランドの「シンプソンズ」のフィッシュアンドチップスも。家でビールを楽しむ時のおつまみにしたら、英国のパブの気分が味わえそうだ。1月15日(土)には、本館1階 中央ホールにて、スコットランドの「グレート・ハイランド・バグパイプ」を吹奏楽に取り入れた演奏会も開催。英国展を大いに盛り上げてくれそうだ。ぜひ食で、雑貨で、音楽で、英国文化の真髄を堪能してみてほしい。
「三越英国展」
会期:【PART1】2022年1月8日(土)~17日(月)【PART2】1月19日(水)〜24日(月) ※1月18日(火)は「三越英国展」は休み(日本橋三越本店は営業)
時間:10:00〜19:00(PART1、PART2ともに最終日は〜18:00)
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場(東京都中央区日本橋室町1-4-1)
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/british_sp
※上記アドレスは12月22日(水)10:00公開
※都合によりイベントは変更または中止になる場合や入場制限を行う場合あり
text : Shiyo Yamashita