“自分”とは何者かを問う新作シリーズを初公開。「RED 堀 清英 写真展」、シャネル・ネクサス・ホールで開催

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは2022年1月19日(水)~2月20日(日)、堀 清英の写真展「RED」を開催する。表題作の「RED」シリーズを初披露ほか、1990年代以降撮りためてきた作品群や手製のフォトブックなどを三部構成で紹介する。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは2022年1月19日(水)~2月20日(日)、ビートニクの伝説的詩人、アレン・ギンズバーグをはじめとしたポートレートで知られる堀 清英の写真展「RED」を開催する。

©Kiyohide Hori
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愛知県出身の堀は1991年に渡米、NYの国際写真センター(ICP)で学び、1997年に帰国。雑誌・広告・アーティスト撮影などで活躍する傍ら、自身の作品制作にも力を入れてきた。前出のギンズバーグより強い影響を受けてきたという堀は、ギンズバーグの代表作『HOWL』(吠える)に対する回答として、東日本大震災後にアイロニカルな視線を現代社会に向けて制作したシリーズ「re;HOWL」を2017年に発表。今回初公開となる「RED」では、視線の先を自己の内に転じ、“自分”とは何者か?という問いへの答えを追求している。

アレン・ギンズバーグのポートレート。©Kiyohide Hori
アレン・ギンズバーグのポートレート。©Kiyohide Hori
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本展ではその「RED」シリーズのほか、1990年代以降に撮りためてきた作品群や、彼の創作活動の原点とも言える手製のフォトブックなどを三部構成で紹介。自らの作品を“ピクチャーポエム”だという堀の自己探求の道程が示される展示となっている。この機会をお見逃しなく。

「RED 堀 清英 写真展」
会期:2022年1月19日(水)~2月20日(日)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4階)
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は18:30まで 
会期中無休/入場無料
https://nexushall.chanel.com/program/2022/red/



text : Shiyo Yamashita

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