グッチはジェンダー平等を目指すグローバルキャンペーン「CHIME FOR CHANGE」の一環として、この春、東京を舞台に多層的なプロジェクトを展開する。2022年3月8日(火)にはカプセルコレクションを発売するほか、東京タワーのライトアップも。また同月18日(金)にはスペシャルコンテンツ「GUCCI GENDER CANVAS」を特設サイトにて公開予定だ。
グッチは、ジェンダーの平等のために発せられた声や訴えをひとつの強い力として集結することを目指すグローバルキャンペーン「CHIME FOR CHANGE」の一環として、この春、東京から多層的なプロジェクトを展開する。
「CHIME FOR CHANGE」は2013年に設立。ジェンダー平等と自己実現を訴える世界中のコミュニティの声を称え、さらに大きなものとするための雑誌『CHIME』を発行したり、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって増加している、ジェンダーに起因する暴力や差別に立ち向かう非営利団体に助成を行うなど、さまざまなグローバルプロジェクトを展開してきた。グッチはこれまでに「CHIME FOR CHANGE」を通じて1,900万ドル以上の寄付金を調達し、89ヵ国457のプロジェクトに資金提供。2020年1年間で28,379名の女性と少女に恩恵をもたらしてきたのだという。
2022年3月18日(金)には、スペシャルコンテンツ「GUCCI GENDER CANVAS」を特設サイト(https://chimeforchange-jp.gucci.com)にて公開予定。多様なスペシャルゲストを迎え、世界経済フォーラムが「The Global Gender Gap Report 2021」で公表したジェンダーギャップ指数において156か国中120位と、ジェンダー間の格差が根強く残る日本において、すべての人々にとってジェンダーの違いが夢の追求や実現の障壁になることのない、よりよい未来に向けて行動することを提起するという。
これに先立ち、3月8日(火)より、アレッサンドロ・ミケーレが「CHIME FOR CHANGE」をテーマにデザインしたウェアとアクセサリーからなるカプセルコレクションを、グッチ六本木ヒルズとグッチ公式オンラインショップにて販売。ミケーレは「CHIME FOR CHANGE」の取り組みについて、「人は皆、生まれながらにして平等です。 誰もが自分たちが信じることのために立ち上がり、声を届ける力を持っています。世代やコミュニティの違いを超えて手を取り合って集うことができれば、本当の意味での変化を成し遂げることができるでしょう」と語っている。
3月8日(火)、18日(金)、25日(金)の日没から深夜0:00までの間には、東京タワーをグッチと「CHIME FOR CHANGE」を象徴するカラーにライトアップ。ジェンダーによる格差のない未来への願いを発信する。また、3月7日(月)〜4月30日(土)の期間には、前出の特設サイトにて、東京タワーをテーマにしたAR(仮想現実)コンテンツも登場。サイト内の「START AR」からスマートフォンのカメラにアクセスして写真を撮影すると、本プロジェクトのシンボルマークとしてアーティストのMP5が特別にデザインしたビジュアルと、「CHIME FOR CHANGE」や「GENERATION EQUALITY」などのメッセージが画面上に登場。ビジュアルとメッセージは2Dと3Dから選ぶことができる。ジェンダー平等への願いを友達や家族とシェアしてみては。
「CHIME FOR CHANGE」特設サイト
公開期間:2022年3月7日(月)〜4月30日(土)
※オンライン スペシャル コンテンツ「GUCCI GENDER CANVAS」は2022年3月18日(金)18:00に公開予定/公開期間中何度でも視聴可能。
https://chimeforchange-jp.gucci.com
text : Shiyo Yamashita