東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」にて、空中に咲く13,000株以上の蘭を使用した庭園作品に春咲きの蘭が登場。また、室内の2作品には桜が広がるアートが4月30日までの期間限定で公開されている。
「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園 」で没入型アートが楽しめる東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」に期間限定の新作が登場した。春に咲く蘭3種類を含んだ13,000株の蘭が宙に浮かぶ圧巻の作品「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体 」をはじめ、桜が空間全体に広がる2作品など、春ならではの季節を体感できる作品が公開中。
ガーデンエリアにあり、鑑賞者が近づくと宙に吊された蘭が上下に浮遊を始めて、鑑賞者を受け入れていくこの作品。空気中から水分を吸収し、過酷な環境でより美しく咲く着生蘭たちに導かれるように作品の中に歩みを進めていくと、いつの間にか花に取り囲まれて一体化していく感覚が体験できる。パステルピンク色の愛らしい「デンドロビウム ハマナレイク 'ピンクキャット'」、通称"手毬蘭"と呼ばれる、咲いた花が次々ボール状になる桜色の「エピデンドラム キョウグチ」、一茎から多数の花が咲くムスクのような芳しさが魅力の「エピカトレア キョウグチ」の3種が春に咲く蘭として鑑賞できる。
また、室内のウォーターエリアにある2作品でも季節展示が楽しめる。プラネタリウムのようにドーム状の天井全体に花が咲き乱れる「Floating in the Falling Universe of Flowers」。変化する映像の中でひとときの没入体験。また、膝まで水に浸かる人気の「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」では、桜の花びらが水面に浮かび、美しい幻想的な光景が広がる。ともに4月30日（土）までの期間限定となっている。
超巨大な4つの作品と2つの庭園を含む10の作品からなる豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。体感型のアートの季節展示で、春の訪れを感じてみて。
チームラボプラネッツTOKYO DMM
会期：開催中（桜の2作品は4月30日までの限定公開/4月7日は休館日）
会場：チームラボプラネッツ （東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets Tokyo）
時間：平日10:00〜19:00、土曜9:00〜20:00、日祝9:00〜19:00
料金：大人（18歳以上）¥3,200、大学生・専門学生¥2,500、中学・高校生¥2,000、小人（4歳ー12歳）¥300、3歳以下無料、シニア（65歳以上）¥2,400、障がい者割引¥1,600
https://www.teamlab.art/
text : Maiko Asami
