ヨーロッパのものを中心としたライフスタイルアイテムを扱う東京・外苑前のdoinelでは、2022年6月17日(金)より、各アポセカリーブランドの新作ローンチに合わせたフェアを開催する。芸術性とクラフツマンシップが詰まった「アザー」のキャンドルをはじめ、暮らしを彩る上質なアイテムが揃う。
ヨーロッパのものを中心としたライフスタイルアイテムなどを扱う東京・外苑前のショップ「doinel」では、2022年6月17日(金)より、各アポセカリーブランドの新作ローンチに合わせたフェアを開催する。
今夏新たに取り扱いが始まるブランドの中でまず注目したいのが、芸術性とクラフツマンシップが詰まったキャンドルブランド「アザー」。香りから時間の質を高め、香りのストーリーから日々を彩ることをテーマにイギリスで立ち上げられたブランドだ。香水のメッカとして知られるフランス・グラースで1850年より天然香料を生産しているメーカーで開発を行い、ノルマンディーの歴史あるメーカー、トゥルドン社で職人が手作業で仕上げるキャンドルは、素材からエレガントな手吹きガラスのボトルまで、一貫した美意識が貫かれている。
キャンドルにはそれぞれ「As The Sun Sets」「Meet in the Greenhouse」「After The Walk」「Just Like Home」など、ストーリーを感じさせる名前が。一部の香りはロンドンのフレグランスブランド、パフューマー Hの調香師、リン・ハリスによるオーダーメイド。外箱には100%リサイクル可能なFSC認証紙を使用するなど、細部にまで環境への意識が表れている。
環境に配慮し、自然素材にこだわったケアプロダクトを発信するイーストロンドンのサロン発のブランド「グラスハウス」も初上陸。ブランドのプロデュースを務めるのはニュージーランド出身のヘアスタイリスト、オリヴィア・クライトン。「ヘア ハンド アンド ボディウォッシュ」は、さまざまなタイプの髪や肌に適したpHバランスが自慢で、天然のエッセンシャルオイルを使ったシトラスとジンジャーのフレッシュな香りも魅力だ。
2020年にイギリスのトップヘアスタイリストであるサラ・ジョー・パーマーとクリストファー・ディーグルが立ち上げた「リコーム」による、100%リサイクルプラスティックのヘアコームにも注目したい。美容業界で多く出る廃棄物を価値ある製品に生まれ変わらせたいと考えた2人は、ヘアコーム自体に原材料を印字し、サステイナビリティへの高い意識を表現。天然石などから着想したデザインが光る美しいコームは、使うたびに幸せな気分を運んでくれそう。素材のミックス具合によって少しずつ柄が違うため、世界にひとつだけのコームが手に入るのも嬉しい。
イングランド東部ノーフォークにてリチャード・オースティンとベッシー・オースティンの親子が経営する「オースティンオースティン」からは、セラミックアーティストのマシュー・ロウとのコラボレーションによるプロダクトが登場。オーガニック&ナチュラルコスメティックの品質を保証するCOSMOS認証を受けた固形石鹸と、鋳込み成形による炻器にコバルト釉をかけたソープディッシュ、そして同じ素材のボトルに入った、COSMOS認証を受けたオーガニックのワックスとエッセンシャルオイルを使ったキャンドルは、インテリアのアクセントとしても大いに活躍してくれる。
サッカークラブで有名なスペインの小さな街・ビジャレアルの薬局から生まれた、唇や手肌のケア製品のブランド、スアビナ。人気のリップバームにこの夏、「プルヌス」と「オレア」の2種類が新たに仲間入り。「プルヌス」にはアーモンド油が、「オレア」にはオリーブ油が豊富に含まれており、どちらも寒さや風、乾燥でダメージを受けた唇や肌を修復するのを助けてくれる。
環境にも人体にも優しく、デザインも魅力的なアポセカリーアイテムの数々は、普段使いにはもちろん、ギフトとしても最適。ぜひ店頭で実際に手に取って、香りなどを試してみては。
doinel
住所:東京都港区北青山3-2-9
時間:12:00〜19:00
定休日:水曜
03-3470-5007
https://doinel.net/
text : Shiyo Yamashita