ライブキッチンに面した落ち着いた店内で、小皿で供されるこだわりの中国料理のコースと、薬膳サワーや中国茶カクテル、日本酒とのマリアージュを楽しむ店、「中国菜 jí tián(ジーティエン)」が新宿・歌舞伎町にオープン。雑居ビルの中に突如現れるシックな空間で、非日常なひとときを楽しんで。
ライブキッチンに面した落ち着いた店内で、小皿で供されるこだわりの中国料理のコースと、薬膳サワーや中国茶カクテル、日本酒とのマリアージュを楽しむ。西武新宿駅から徒歩1分、歌舞伎町の職安通り沿いの雑居ビルに、隠れ家的な中国レストラン「中国菜 jí tián(ジーティエン)」がオープンした。
黒漆喰の壁と大理石のカウンター、それに選び抜かれた中国の調度品がシックな印象の店内は、カウンター9席と、4席のテーブルが1台。コンパクトでありながら、オープンキッチンの存在によって開放感を感じさせる。21時までのメニューは、シェフこだわりのコース料理1種のみ。季節ごとの食材に合わせて変化する中国料理は小皿に盛り付けられ、1人ずつ提供される。
茶棚に載せた美しい前菜の後には、スパイスの効いた濃厚なタレとともに供される、よだれ鶏ならぬ「よだれ牛」が。このタレは、次に出てくる「ミシュランガイド東京2019」でビブグルマンに選ばれた「餃子マニア」の「餃子マニアの焼き餃子」との相性も抜群。この餃子は、料理人が目の前のオープンキッチンで、自家製の皮を伸ばして包む姿まで楽しめる。
本場の北京スタイルでジューシーな胸肉やもも肉まで使う「北京ダック 自家製甜麺醤」や、こっくりとした鶏白湯で煮込んだ「フカヒレ煮込み」など、中国料理の王道メニューも登場。コースにはドリンク飲み放題もついてくるが、薬膳サワーや中国茶カクテルなど、料理に合わせてレコメンドしてもらえるのが嬉しい。北京ダックに日本酒の貴醸酒を合わせるなどの、想像を超えた組み合わせが提案されるので、ぜひ参考にして。ワインも各種用意されている。
北京ダックとフカヒレ料理が入ったコース料理に飲み放題が付いて¥11,000はかなりお得。21時以降はアラカルトメニューを注文できるので、2軒目に訪れてもよさそう。誰かを誘って行けば、歌舞伎町にこんな店が?と驚いてもらえるはず!
中国菜jítián
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-46-7 第3平沢ビル4階 D号室
定休日:水・日曜
営業時間: 17:00〜23:00
03-6205-5415
https://www.instagram.com/jitian_2022/
text : Shiyo Yamashita