浅間山麓の美しい自然の中でさまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典「浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA」が、2022年9月4日(日)までの会期で開催中だ。2022年は御代田町の複合施設MMoPでのリアル展示と、ヴァーチャル空間での展示「PHOTO ALT」の2本立てとなる。
浅間山麓の美しい自然の中で、五感を使ったさまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典、「浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA」が、2022年9月4日(日)までの会期で開催中だ。今回は御代田町の複合施設MMoPでの「PHOTO MIYOTA」と、ヴァーチャル展示空間「amana virtual museum」での「PHOTO ALT」の2本立ての展示となる。
「PHOTO MIYOTA」に参加するのは、細倉真弓、石内都、キム・ジンヒ、グレゴリー・エディ・ジョーンズ、エリック・ケッセルス、木村和平、小林健太、ピクシー・リャオ、トーマス・マイランダー、水谷吉法、森山大道、野村佐紀子、大杉隼平、セルジオ・スメリエリ、ロバート・ザオ・レンフイ、ヴィヴィアン・サッセン、沢渡朔、ロレンツォ・ヴィットゥーリ、イェレナ・ヤムチュック、吉田志穂の20名。国内外の豪華な顔ぶれの写真家たちの作品が、その場に合わせたインスタレーションで展示されているほか、会期中はイベントやワークショップなどの数々も実施される。
「PHOTO ALT」では、自由自在に拡張するインタラクティブなミュージアム空間に、フェスティバル期間中は若手日本人アーティストの写真作品を展示。作品鑑賞に加えて、作品をクリックして解説を読んだりと、好きな時に、自由にアートフォトの世界を楽しむことができる。
MMoP内に本フェスティバルのスタートと同時にオープンした御代田写真美術館では、フェスティバルのメインスポンサーであるグッチのための特別展示「NEW GENTLEMEN」を開催。木村、小林、沢渡、野村、細倉、水谷、森山の7名が、グッチのグローバル ブランドアンバサダーを務める志尊淳をはじめ、井浦新、石上純也、金子ノブアキ、久住有生、森岡督行、吉田修一を被写体に撮り下ろした作品の展示が。現代日本における新たなマスキュリニティや自由な自己表現に基づく男性たちの在り方を問いかける作品群とともに、鑑賞という枠を超えた没入体験ができる展示方法にも注目を。
本展で発表された作品を収録した限定写真集『NEW GENTLEMEN』(IMA photobooks)は、エディションナンバー付き300冊限定で販売中。IMA online storeのほか、8月23日(火)〜28日(土)には森岡が代表を務める森岡書店の銀座店でも販売される。また、7月28日(木)〜9月4日(日)にはグッチ六本木 メンズショップにて、森山が志尊を被写体に撮り下ろした作品をフィーチャーした写真展「NEW GENTLEMEN by Daido Moriyama featuring Jun Shison」が開催されるので、こちらにもぜひ足を運んでほしい。
なお、「PHOTO MIYOTA」会場のMMoPはカフェやレストラン、北欧家具や雑貨を扱うショップなどが並ぶ注目のスポット。夏のアート旅の目的地にぜひ加えてみては。
浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA
会期 : 2022年7月16日(土)〜 9月4日(日)
会場:MMoP(長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1)
時間:10:00〜17:00(屋内展示の最終入場は16:30まで)
定休日:水曜(8月10日を除く)※屋外展示は自由に観覧可能
入場料: 500円(一部建物のみ有料、小学生以下無料)
https://asamaphotofes.jp/