伊勢丹 新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペースでは、2023年2月25日（土）〜3月29日（水）、アメリカを代表する写真家ブルース・ウェーバーの個展「Those Halcyon Days」を開催する。“スーパーモデル”時代を彩った12名の女性たちの写真を中心に構成した、新しい没入型の展覧会は必見！
伊勢丹 新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペースでは、アメリカを代表する写真家ブルース・ウェーバーの個展「Those Halcyon Days」を、2023年2月25日（土）〜3月29日（水）に開催する。ウェーバー作品の価値を身近に感じられる、貴重な機会となる。
写真家・映像作家として知られるウェーバーは、1980年代から1990年代初頭にかけてのカルバン・クラインの広告キャンペーン写真で世界的にブレイク。クラシックなスタイルに、欲望、ムード、セクシュアリティといった直感的な表現を組み合わせたスタイルは唯一無二のものとして絶賛された。
その後もラルフ・ローレン、ヴェルサーチェ、アバクロンビー・アンド・フィッチなどのファッション・ハウスのパブリックイメージを作り上げていったウェーバー。映画監督としても13本の短編・長編映画を監督、チェット・ベイカーのドキュメンタリー『レッツ・ゲット・ロスト』や自らの愛犬が登場する『トゥルーへの手紙』などで高く評価されている。
ウェーバー自身がデザインした、新しい没入型の展覧会となる本展では、1980年代初頭から2000年代初頭にかけて撮影されたファッション写真63点（シルバー・ゼラチン、アーカイバル・ピグメント・プリント）と100点以上の特大デジタル拡大写真を展示。その多くは、ウェーバーがエディトリアルやキャンペーンのために撮影した写真の中の未公開作品となる。これらの写真はすべて、ペンタックス6×7またはローライフレックスで撮影され、従来の暗室で現像されたものだ。また、長編映画『The Chop Suey Club』の抜粋版も展示される。
ファッションの世界がソーシャルメディアの波に飲み込まれるうんと前、ウェーバーの写真は主に雑誌のグラビアや広告、街中に貼られるポスターに使われ、若者たちの心を鷲掴みにした。これらのイメージは彼を雇ったブランドや雑誌の、ヴィジュアル・アイデンティティの柱に。当時は今日では考えられないほど、贅沢な制作時間や出張の予算が用意されていたのだ。
今回の「Those Halcyon Days」には、そんな時代を彩った、ケイト・モス、シャローム・ハーロウ、ステラ・テナント、キルスティン・オーウェン、ナタリア・ヴォディアノヴァ、ララ・ストーン、リンダ・エヴァンジェリスタ、ヘレナ・クリステンセン、エヴァ・ヘルツィゴヴァ、タチアナ・パティッツ、ナオミ・キャンベル、クリスティー・ターリントンという、12名のスーパーモデルが登場。本展は自身のレンズの前に立ってくれた彼女たちへの、ウェーバーの真の賞賛と誠実な愛情の表現でもある。
会場ではプリントのほか、Tシャツの販売も。美と魅力への献身と結びついた、独特の不遜さとユーモアが溢れるウェーバーの世界をたっぷり味わえる、またとない機会となっているので、お見逃しなきよう。作品の価格などは店頭のスタッフに問い合わせを。
「Those Halcyon Days」
会期：2023年2月25日（土）〜3月29日（水）
会場：伊勢丹 新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース（東京都新宿区新宿3-14-1）
時間：10:00〜20:00
定休日：不定休
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※イベントの内容は都合により変更または中止となる場合あり／数に限りのある商品もあり
