残雪と新緑が同居する北海道で撮った、白昼夢のような「なにか」。後藤啓太の写真展「N°02_engawa」開催

北海道上川郡東川町の東川町文化ギャラリーでは、2023年4月29日(土)〜5月22日(月)、フォトグラファー・後藤啓太の写真展「N°02_engawa」を開催する。会場となる東川町を中心に、近隣の地域を回りながら撮り下ろした新たな作品群と、過去のシリーズ作品で構成される、必見の展覧会だ。

「写真の町」としても知られる北海道上川郡東川町の東川町文化ギャラリーでは、フォトグラファー・後藤啓太の写真展「N°02_engawa」を、2023年4月29日(土)より開催する。

残雪と新緑が同居する北海道で撮った、白昼の画像_1
Photograph:Keita Goto Produce:Hirofumi Maruhashi Cooperation:東京綜合写真専門学校

後藤は1977年生まれ。2012年よりフォトグラファーとして独立。東京を拠点にファッション、ポートレイト、風景、静物などの撮影で活躍を続けている。

残雪と新緑が同居する北海道で撮った、白昼の画像_2

後藤は「無意識と意識下の間にあるもの、目に見えるものと見えないものの境界線、白昼夢のような、まるで縁側でうたた寝をした時に見るような夢の断片を集めた得体の知れない『なにか』を撮った記録である」とコメント。

残雪と新緑が同居する北海道で撮った、白昼の画像_3

今回展示されるのは、会場のある東川町を中心に、美瑛町や富良野市などの近隣の土地を回りながら撮り下ろした新たな作品群と、写真集『N°01_engawa』などの過去のシリーズ作品。4月30日(日)には本人を迎えてのギャラリートークも行われる予定だ。

残雪と新緑が同居する北海道で撮った、白昼の画像_4

撮影時の東川町は残雪と新緑が同居し、独特の心地よさに包まれていたそう。東川町は写真文化首都を標榜、「東川国際写真フェスティバル」を開催するなど、「写真の町」としてさまざまな試みを行っている町でもある。ぜひこの機会に訪れて。

「N°02_engawa」
会期:2023年4月29日(土)〜5月22日(土)
会場:東川町文化ギャラリー(北海道上川郡東川町東町1-19-8)
時間:10:00〜17:00
入場料:¥100(中学生以下無料)
https://higashikawa-town.jp/bunkagallery

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