レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、2024年1月19日(金)より東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、金属加工職人、宝飾職人、哲学者、エンジニア、画家、彫刻家として活躍したダニエル・ブラッシュの作品を日本で初めて紹介する「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」を開催する。
東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3では、2024年1月19日(金)より、金属加工職人、宝飾職人、哲学者、エンジニア、画家、彫刻家として活躍したダニエル・ブラッシュの卓越した作品を日本において初めて紹介する美術展「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」を開催する。
ダニエル・ブラッシュは1947年オハイオ生まれ。カーネギー工科大学の美術学校卒業後、ジョージタウン大学で芸術哲学の教授を務める。1978年には妻オリヴィアと共にニューヨークに移住、創作に集中する生活に。以降は自身の無数のアンティーク旋盤とギヨシェ彫り機のコレクションに囲まれながら、絵画、金工、ジュエリーなど、多岐にわたる制作活動を生涯続けた。2022年11月に逝去。同年にはイサム・ノグチ賞を受賞している。
本展は2017年にレコール ジュエリーと宝飾芸術の学校のパリ本校で企画された初の展覧会「Cuffs & Necks」展、2018年にニューヨークで開催された同展、さらに2023年に香港のレコール アジアパシフィックで開催された「DANIEL BRUSH AN EDIFYING JOURNEY(ダニエル・ブラッシュ 啓発の旅)」展に続くもの。レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校はヴァン クリーフ&アーペルの支援のもと、2012年にパリのヴァンドーム広場に設立された。
第1章では、彼の幅広い作品の中に見られる、伝統的な芸術のカテゴリーを超えた多様な素材選びや表現方法について紹介。また第2章では、連作「モネについて考える」にハイライトを当て、素材の特性を活かしながら素晴らしく卓越したオブジェを生み出してきた彼の類稀な能力を探る。
なお、開催初日の2024年1月19日(金)には、会場近くのザ・リッツ・カールトン東京にてブラッシュの妻オリヴィアと美術史家のヴィヴィアン・ベッカーによるイブニングカンバセーション「連作『モネについて考える』」が開催予定。ここではブラッシュの日本への憧憬と、彼の中にモネへのオマージュが醸成され、それが形になる上で日本が果たした役割について語られる予定だ。申し込みはレコール ジュエリーと宝飾芸術の学校の公式サイトまで。
「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」
会期:2024年1月19日(金)〜4月15日(月)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3(東京都港区赤坂9-7-6)
開館時間:10:00〜19:00
休館日:1月30日(火)、2月13日(火)、3月11日(月)
入場無料
問い合わせ:レコール事務局 0120-50-2895
https://www.lecolevancleefarpels.com/jp/ja/exhibition/daniel-brush-thinking-about-monet