日本での個展は約7年ぶり! 京都・両足院にてこの秋、「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」開催

京都・祇園の両足院では、2024年9月8日(日)〜24日(火)、ニューヨークとパリを拠点に活動する画家、エリザベス・ペイトンの個展を開催する。本展は2017年に原美術館で開催された「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」以来、日本では約7年ぶりの個展となる。

ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港に拠点を持つ現代美術ギャラリー、デイヴィッド・ツヴィルナーは、2024年9月8日(日)〜24日(火)、京都・祇園の両足院にて、エリザベス・ペイトンの個展、「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」を開催する。

京都・祇園の両足院では、2024年9月8日(日)〜24日(火)、ニューヨークとパリを拠点に活動する画家、エリザベス・ペイトンの個展を開催する。本展は2017年に原美術館で開催された「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」以来、日本では約7年ぶりの個展となる。

ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港に拠点を持つ現代美術ギャラリー、デイヴィッド・ツヴィルナーは、2024年9月8日(日)〜24日(火)、京都・祇園の両足院にて、エリザベス・ペイトンの個展、「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」を開催する。

日本での個展は約7年ぶり! 京都・両足院の画像_1
「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」展のキーヴィジュアル。

ペイトンは1965年アメリカ・コネチカット州生まれ。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツを卒業後、1987年にアルシア・ヴィアフォラ・ギャラリーにて初個展を開催。1990年代初頭にはニューヨークのダウンタウンにある元レストラン、ノヴェチェントの化粧室や、チェルシー・ホテルの828号室など、通常とは異なる会場での展覧会を次々と成功させている。2008年にはニューヨークのニュー・ミュージアムでミッドキャリア・レトロスペクティブ「Live Forever: Elizabeth Peyton」を開催。2019年にロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された「Elizabeth Peyton: Aire and Angels」では、同館が所蔵する歴史上の肖像画とペイトンの絵画作品とが並べて展示された。

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エリザベス・ペイトン First Drawing of Paul (Paul Olivennes) 2023 © Elizabeth Peyton. Courtesy the artist and David Zwirner

2020年には北京のユーレンス現代美術センターにて個展「Elizabeth Peyton: Practice」を開催。2023年にはロンドンのデイヴィッド・ツヴィルナーにて個展「Elizabeth Peyton: Angel」を開催している。また、2006年にアルドリッチ現代美術館の「ラリー・アルドリッチ賞」を受賞したのをはじめ、複数の賞を受賞。2018年にはニュー・ミュージアム・ガラにおいても表彰されている。

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エリザベス・ペイトン 2024 撮影:Yan Chuan

2017年に原美術館で開催された「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」以来、日本では約7年ぶりの個展となる本展では、ペイトンが厳選した絵画のほか、インクによる作品、ドローイング、版画などが展示される予定。会場となる両足院では近年、サイトスペシフィックな現代美術の展覧会が数多く開催されているので、本展にも通常のギャラリーや美術館での展示とは異なる、寺院の特別な環境を生かした展示が期待される。

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エリザベス・ペイトン The Man in Me (Bob Dylan) 2023 © Elizabeth Peyton. Courtesy the artist and David Zwirner

なお、展覧会の開催を記念して、本展に関連した出版物が近日中に刊行される予定。こちらも楽しみに待ちたい!

「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」
会期:2024年9月8日(日)〜9月24日(火)
会場:両足院(京都府京都市東山区小松町591)
開場時間:13:00〜17:00 ※最終入場16:30
料金:拝観料 ¥1000
https://www.davidzwirner.com/exhibitions/2024/elizabeth-peyton-daystar-hakuro