冥界の未来的なヴィジョンを提示するアンドリウス・アルチュニアンの日本初個展「Obol」、銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで開催

東京・銀座の銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでは2026年2月20日(金)〜5月31日(日)、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家、アンドリウス・アルチュニアンの日本での初個展「Obol」を開催する。粘性が高い漆黒の素材、瀝青(れきせい)をイメージの起点とし、冥界の未来的なヴィジョンを空間で表現する。

東京・銀座の銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでは2026年2月20日(金)より、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家、アンドリウス・アルチュニアンによる日本で初めての個展「Obol」を開催する。オルタナティヴなキュラトリアルの実践を試みるThe 5th Floorのディレクター、岩田智哉がゲスト・キュレーターを務める。

東京・銀座の銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでは2026年2月20日(金)〜5月31日(日)、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家、アンドリウス・アルチュニアンの日本での初個展「Obol」を開催する。粘性が高い漆黒の素材、瀝青(れきせい)をイメージの起点とし、冥界の未来的なヴィジョンを空間で表現する。

東京・銀座の銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでは2026年2月20日(金)より、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家、アンドリウス・アルチュニアンによる日本で初めての個展「Obol」を開催する。オルタナティヴなキュラトリアルの実践を試みるThe 5th Floorのディレクター、岩田智哉がゲスト・キュレーターを務める。

冥界の未来的なヴィジョンを提示するアンドの画像_1

アンドリウス・アルチュニアン 《Below(For the Ones That Murmur)》 2024年 瀝青、タール、鉄、木綿、5チャンネルサウンド Courtesy of the artist Photo by Dat Bolwerck, Zutphen

アルメニアとリトアニアをルーツに持つアルチュニアンは1991年、リトアニアの首都ビリニュスで生まれ、現在はオランダのデン・ハーグを拠点とするアーティスト。インスタレーション、映像、パフォーマンスの分野で活動を展開、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ(2022)でアルメニア・パビリオン代表に選出されたほか、第14回上海ビエンナーレ(2024)、第15回光州ビエンナーレ(2024)、第17回リヨン・ビエンナーレ(2024)などに参加し、国際的な注目を集めてきた。

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アンドリウス・アルチュニアン 《Synthetic Exercises》 2023年 タール、瀝青、金属、4チャンネルサウンド サイズ可変 Courtesy of the artist Photo by Jonas Balsevicius

時間性、共鳴、そしてオルタナティヴな世界の秩序を実験的に探究するアルチュニアンの作品は、音楽的および政治的な調和という概念に挑戦するもの。音楽を「歪んだ時間の建築」と捉える彼は、ヴァナキュラーな実践、思弁的な儀礼、そして政治的同調と音の調和のあいだのパラレルな関係を探求し続けてきた。一連の新作によって構成される「Obol」は、アルチュニアンがかつては聖性を付与されながら現代では世俗的用途に転用されている物質である瀝青(天然のアスファルト・タール・ピッチなど、漆黒で粘性の高い物質の総称)を制作に用い、冥界の未来的なヴィジョンを提示するものだ。

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アンドリウス・アルチュニアン 《Under the Cold Sun》 2024年 鏡、スポットライト、タイマー、4.1チャンネルサウンド、ドローイング7点 Courtesy of the artist Photo by Kunstmuseum Magdeburg

アルチュニアンは本展で、未来の冥界における儀式を想起させるべく、ギリシャ神話に登場する冥界の渡し守カロンへの渡し賃の銀貨オボルや蛇、生成的な神話的図像などを配置。また、彼の重層的な音楽はそれぞれの展示空間を結びつける役割を果たす。秘教的文献、神話の断片、トランス、消失の象徴が「地下レイヴの美学」を通して立ち現れる本展は、「冥界者のためのクラブ」として、時間・未来・神話についての問いを投げかけるもの。アルチュニアンの向き合う未来の冥界のための儀式に触れつつ、しばし現実の世界を忘れ、境界の旅に踏み出してみたい。

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アンドリウス・アルチュニアン 《Geryon & Herakles》 2025年 ネオン 60×40cm Courtesy of the artist Photo by Kunstraum Memphis 

なお、2026年2月27日(金)と3月6日(金)の17:00より、会場ではゲスト・キュレーターの岩田によるギャラリー・ツアーを開催予定。また、3月20日(金・祝)以降の毎週金曜日、3月29日(日)、4月12日(日)、4月29日(水・祝)、5月9日(土)、5月24日(日)の17:00より会場スタッフの解説とともに鑑賞するガイド・ツアーも予定されている。予約は不要なので、参加希望の人は5分前までに8階の会場へ行き、スタッフにツアー参加の旨を伝えて。また、2026年2月21日(土)〜5月10日(日)、The 5th Floorでも関連企画としてアルチュニアンらが参加するグループ展を開催予定。詳細はThe 5th Floorのウェブサイトでチェックして。

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アンドリウス・アルチュニアン 《End Pull》 2024年 シングルチャンネル4K映像(16mmフィルム・トランス ファー)、カラー、5.1チャンネル、4:3 53分 Courtesy of the artist and Future Art Generation Prize Photo by Ela Bialkowska OKNO studio

「Obol」アンドリウス・アルチュニアン
開催期間:2026年2月20日(金)〜5月31日(日)
会場:銀座メゾンエルメス ル・フォーラム(東京都中央区銀座5-4-1 8・9階)
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:水曜
入場料:無料
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