少女の内なる世界を表現。安珠の写真展「A girl philosophy - ある少女の哲学」、シャネル・ネクサス・ホールで開催

シャネル・ネクサス・ホールでは、2023年1月18日(水)〜2月12日(日)、写真家・安珠による「A girl philosophy - ある少女の哲学」を開催。彼女がライフワークとして取り組んできた「少年少女の内なる世界」を表現するシリーズの最新作約50点と映像、過去の作品を展示する。

シャネル・ネクサス・ホールでは、2023年1月18日(水)〜2月12日(日)、写真家・安珠による「A girl philosophy - ある少女の哲学」展を開催。「少年少女の内なる世界」を表現するシリーズの最新作約50点と映像、過去の作品を展示し、物語性のある世界観を表現する。

少女の内なる世界を表現。安珠の写真展「Aの画像_1
「内省のはじまり 01」 ©Anju

安珠は学生のときにモデルとしてスカウトされ渡仏。パリコレに出演したり、多くのファッション誌の表紙を飾ったりするなど、国際的なモデルとして活躍した後に帰国。1990年『サーカスの少年』で写真家デビューを果たしている。

少女の内なる世界を表現。安珠の写真展「Aの画像_2
「オフィーリアをミレイはバスタブで描いた」 ©Anju

モデル時代から撮影活動をスタートさせていた彼女はその後、『少女の行方』(1991年)、『星をめぐる少年』(1993年)など、文章を織り交ぜ独自の写真世界を表現した作品を次々と発表。2014年には子どもたちの夢を伝えるプロジェクトとして『Dream Linking☆つなぐ夢、千年忘れない』を出版。全国32会場とパリのボン・マルシェで写真展を開催している。

少女の内なる世界を表現。安珠の写真展「Aの画像_3
「浄化」 ©Anju

中国の世界自然遺産である張家界の作品を撮影した『仙人の千年、蜻蛉の一時』や、平安京に焦点を当てた『Invisible Kyoto -目に見えぬ平安京-』などの展覧会も話題に。広告や雑誌のための写真撮影から、映像監督、執筆や講演、フォトコンテストの審査員といった活動まで、国内外で幅広く活躍。2021年にはドイツのライカ社より「Leitz Phone1」アンバサダーに選出されている。

少女の内なる世界を表現。安珠の写真展「Aの画像_4
「少女の黒い手」 ©Anju

本展は『不思議の国のアリス』や『青い鳥』といったお馴染みの児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、心に留めた出来事について内省を深めていく過程を表現したもの。不確かな現実に生きる少女が真理を求めて旅する、夢幻の世界が展開される。時を忘れて、安珠の紡ぐ物語に没入して。


「A girl philosophy - ある少女の哲学」 安珠 写真展
会期:2023年1月18日(水)〜2月12日(日)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)
開館時間:11:00〜19:00(最終入場 18:30)
会期中無休・入場無料・予約不要
電話:03-6386-3071(シャネル・ネクサス・ホール事務局)
https://nexushall.chanel.com/program/2023/anju 

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