【01:おやつ編】SPO(すぐ・ポチる・オンナ) 秋の美食祭り

間違いのない「おいしいもの」こそオンラインネット通販をこよなく愛するスタッフが、「間違いのない」おすすめアイテムを調査する本企画。食欲の秋、今回はオンラインで購入できる「お取り寄せ」の名品をおいしいもの好きの人たちに大リサーチ。秋の夜長に、さああなたもレッツ「ポチ」!

SPURおやつ部厳選! 秋のおやつ & 定番おやつ

芋、栗、りんご……季節の恵みがおいしい一品と、毎日食べたい定番おやつをSPURおやつ部が厳選!

芋、栗、りんごに無限ループのナッツまで!

編集O(以下O) やってきました、SPO第2弾。「SPO(すぐ・ポチる・オンナ)」である私たちが、今回は美食家のみなさんに、「SPO(すぐ・ポチれる・おいしいもの)」を聞いてきましたよ。
ライターM(以下M) ファッションプロから料理家さん、さらに今回は各界のおいしいもの好きの人に、ゲスト推薦人としておすすめを聞いたんだよね。
ライターP(以下P) まずは私たちの毎日に欠かせない「おやつ」。SPURおやつ部兼任の私が責任を持ってご紹介いたしますよ。ゲスト推薦人は、棋士の糸谷哲郎八段です! 対局中のおやつが話題になったり、休みの日にはご自分でケーキも焼いてしまうという、スイーツ大好きで知られる糸谷さんのおすすめは

①足立音衛門/ 栗のテリーヌ(棋士・糸谷哲郎八段)


「出会いは百貨店で偶然。栗そのものを味わえるお菓子です」。総重量650gのうち400gが栗という、夢のような逸品。奥行きのある味を出すため栗は3 種も使用。発酵バターや和三盆を使ったリッチなケーキが華を添えて。大人のぜ・い・た・く♡栗のテリーヌ¥4,250/足立音衛門
0120-535-400
http://www.otoemon.com/

M (モグモグ……)栗の存在感がハンパないね、これ! も栗のお菓子。和でも洋でもイケる懐の深さが素敵♡

②ドゥブルベ・ボレロ/マロンパイ(料理、菓子研究家・若山曜子さん)


数日かけて煮込んだ大粒の渋皮栗がたっぷり。ビターなアーモンドクリームとともにフランス産小麦と発酵バターで作るパイ生地で包み、しっかり焼き込んだ香ばしさも魅力。「重さずっしり。栗とパイ生地のバランスが最高です」

マロンパイ(4個) ¥1,700/ドゥブルベ・ボレロ
077-581-3966
http://www.wbolero.com/

③恵那川上屋/くり壱(スタイリスト・岩﨑牧子さん)


栗きんとんをもっとおいしく、身近に食べてほしいという思いから40年以上前に生まれたお菓子。「国産栗の滋味豊富な自家製の栗きんとんと、あっさり口どけのよい蒸し羊羹が完璧なコラボ。中部地方ではおなじみ、朴の葉で巻いて爽やかな香りをまとわせて」
くり壱(大)¥1,760/恵那川上屋
0573-20-1196
http://www.enakawakamiya.com/

O 秋冬といえばりんごのお菓子も要チェックじゃない? はりんごが丸ごと入ってて、切り分けたときに盛り上がりそう。のパイは入っている箱もクラシックで、乙女心がくすぐられる~。

④星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート/リンゴクーヘン(編集H)


バウムクーヘンは年輪が長寿や繁栄を表す縁起菓子。そこへ信州の特産物であるりんごのコンポートを丸ごとしっとりした生地で包んで。「友人の結婚式の引き出物でいただきました。りんごの食感がたまらない!」

リンゴクーヘン ¥1,500/軽井沢ホテルブレストンコート
0267-46-6200
https://www.blestoncourt.com/gift/

⑤近江屋洋菓子店/ アップルパイ(編集M)


意外や意外、老舗でもアップルパイだけはポチッと可! 「その時季ごとに一番おいしいりんごを使用したアップルパイは、一年中絶品!」。大ぶりにカット、酸味を生かして煮詰めたりんごはこのうえなくジューシー。繊細なパイとも好相性。

アップルパイ ¥3,400/近江屋洋菓子店
03-3251-1088
http://www.ohmiyayougashiten.co.jp/

P いやいや、素朴なお芋のお菓子も捨てがたいんですよ! 自然な甘さのもいいし、の、その名のとおりいきなりかたまりの芋っていうインパクトもいい。

⑥大塚ファーム/ 有機ほし甘いも(棋士・糸谷哲郎八段)


北海道・新篠津村にあるオーガニックファームで有機栽培したサツマイモを使った自家製の干し芋。「いろんな芋の品種が楽しめたり、雪山で40日間熟成させたものだったり。干し芋マニアさん、今すぐチェック」

有機ほし甘いも(110g〜)各¥600/大塚ファーム
0126-57-2573
http://otsukafarm.com/
※販売期間は11月下旬〜3月末頃(なくなり次第終了)

⑦肥後屋/いきなり団子(ヴェレダPR・栗田綾野さん)


いきなり団子とは熊本の郷土菓子。甘さが偏らず均一なおいしさを提案する"芋+あん+芋"の独自の三層構造が特徴。「塩気のあるモチモチの皮で包んだ世代を問わず喜ばれるおやつ。小ぶりなので3つくらいペロッ」

いきなり団子 小豆あん、紫芋あん、よもぎ皮小豆あん。(3種15個セット)¥3,050/肥後屋
096-348-7510
http://www.higosyokuhin.com/

M いきなり団子は熊本の特産品だもんね。⑧は北海道、⑨と⑩は長野。ポチっとするだけで日本中からおいしいものが勝手に集まってきてくれるなんて、ほんといい時代になったもんです。

⑧北菓楼/バウムクーヘン「妖精の森」(アヴェダ PR・有吉由妃さん)


新千歳空港で暴れ買いする人も多い「北海道開拓おかき」が有名な北菓楼だが、バウムクーヘンも大人気。「樫の木の芯棒を使い職人が一本一本焼き上げる生地は熟成室で一晩寝かせるため、独特のしっとり感」

バウムクーヘン「妖精の森」(高さ約6㎝)¥1,694(税込み)/北菓楼
0120-893-925
http://www.kitakaro.com/

⑨開田高原アイスクリーム工房/アイスクリーム(スタイリスト・中里真理子さん)


御嶽山の東山麓に位置する開田高原。大自然のもと、のびのび育った牛のミルクを使ったアイスクリームは乳味にあふれ、どこまでもやさしい。「えごまやジャージーミルク、ブルーベリーなど農産物を贅沢に使っていて、特にとうもろこし味が好き」

アイスクリーム(10個セット)¥3,500(税込み)/エイチ・アイ・エフ
0264-42-1133
http://www.hif.jp/

⑩旬彩菓たむら/蕎麦朧(カメラマン・柴田文子さん)


スペインの修道院で生まれた伝統菓子"ポルボローネ"に、信州ならではの戸隠産のそば粉を贅沢に使った逸品。「香ばしい風味、ほろほろとした口溶け、和三盆ならではの上品な甘さが好み。ちょうど今、ポチるところです」

蕎麦朧(10個入り)¥1,450/旬彩菓たむら
0120-28-9235
http://www.shunsaikatamura.com/

O いや、むしろ世界中からだね。⑪はコスタリカやタンザニアなど、世界中から探してきたカカオで作られたビーン・トゥ・バーチョコレートだよ。大人の味。

⑪フェイトリア・ド・カカオ/ビーン・トゥ・バーチョコレート(エディター&ライター、ポルトガル食堂主宰・馬田草織さん)

「ポルトガルで唯一のビーン・トゥ・バーチョコレート。超本格的な大人のチョコレートです」。カカオの香り、手間ひまかけた精錬の工程により、メルティで味わい新鮮。

ビーン・トゥ・バーチョコレート「コスタリカ76%」「タンザニア60%+シープミルク」各¥1,100/フェイトリア・ド・カカオ
0467-28-7705
http://ancomple.com/
※数量限定品、パッケージの変更あり

M ⑫のチョコもヤバイ、止まらない。夜中の原稿書きのお供にぴったり。

⑫サロンドロワイヤル/ピーカンナッツチョコレート(編集I)


キャンディコーティングした大粒のピーカンナッツをホワイトチョコレートで包んで。「キャラメルパウダーという名の魔法の粉が、おいしさに拍車をかけます。編集部にあるときは、われ先にと瞬殺しています(笑)」

ピーカンナッツチョコレート(110g)¥750(税込み)/サロンドロワイヤル
0120-168-586
http://www.s-royal.com/

O 小袋に分かれてなかったら永遠に食べちゃうね、これ。(ポリポリ……)しかも甘い⑫のチョコと⑬のしょっぱい小魚&ナッツ交互にいったら、もう一生無限ループで食べられちゃう気がする。

M・P 確かに(ポリポリ……)。

⑬東洋ナッツ食品/さかなっつハイ!(ライター・広沢幸乃さん)


学校給食にも採用されるロングセラーおやつ。「名前のとおり、ほんのり甘い小魚とナッツ入り。不足しがちなカルシウムやマグネシウムも秒速で摂取可! 食べるサプリですよ! 姉妹商品で『わかなっつドン!』も」

さかなっつハイ!(30袋入り)¥1,500/東洋ナッツ食品
0120-41-7283
http://0120-417283.com/

ゲスト推薦人 糸谷哲郎さんいとだに てつろう●棋士。1988年生まれ、広島県出身。森信雄七段に師事し、2014年「竜王」獲得、八段昇段。大のスイーツ好きとしても有名。

編集O

ワインにビール、酒のつまみのチーズまでなんでもポチる。最近は冷凍餃子の通販に夢中。

ライターM

食にはとんと疎いが、食べるのは好き! 夏の繁忙期の反動が本企画で崩壊寸前に。

ライターP

今回、SPOに新加入。お取り寄せ品を姪っ子と甥っ子が食べてくれるのが何よりの喜び。

SOURCE:SPUR 2017年11月号「SPO(すぐ・ポチる・オンナ) 秋の美食祭り」photography:Satoshi Yamaguchi(cutout), Shinsaku Kato text:Yukino Hirosawa illustration:Surrender Hashimoto

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トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

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