ガラス玉のように透き通る繊細な瞳に、触れたくなるほど柔らかなブロンドヘア、そして全身から溢れ出す気品…。柔らかな空気を纏いながら現れた貴公子の名は、パトリック・シュワルツェネッガー(24)。あの大スター、アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ、ハリウッドきってのサラブレッドだ。
2世セレブたちが目覚ましい活躍をみせるなか、父の背中を追い、俳優の道を選んだパトリック。日本未公開作品の『Dear Eleanor(現題)』や『Go North(現題)』で着々とキャリアを積んできた彼がついに、初主演作とともに来日。記念すべき作品はなんと、2006年に日本で生まれた大ヒット映画『タイヨウのうた』のハリウッドリメイク。
5月11日に公開を控える『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』でパトリックが演じるのは、太陽の光に当たることができない難病を抱える少女・ケイティと恋に落ちる青年・チャーリー。ケイティの病と向き合い支えながら、自らの心の傷に立ち向かう17歳の青年の姿に、胸のときめきを抑えるのは困難。
世界中がパトリックと恋に落ちる上映に先駆けて、気になる恋愛観をクエスチョン。等身大の言葉から連想する、パトリックとの東京ラブストーリーに思いを馳せて……。
意外と保守的!? パトリックのリアルな恋愛観を直撃インタビュー
──主演された『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』の中で、駅で見かけたケイティに、一目惚れをするチャーリー。一目惚れの経験はありますか?
──パーティのためにドレスアップしたケイティの姿に、ハッと息を呑むシーンが印象的。パートナーに着て欲しい、理想のデート服は?
「僕の好みよりも、彼女が気に入っているかどうかが重要かな。好きなスタイルを堂々と着こなす姿が一番輝いているし、素敵だよ」
──毎晩のようにデートを重ねるケイティ&チャーリー。パトリックさんは、毎日デートをしたい派? ひとりの時間が欲しい派?
「素直に一緒にいたい、と感じたら、可能な限り時間を共有したい。同棲や結婚をしたら、毎日顔を合わせるのは自然なことだよね。だから、ひとりの時間をもつ必要なんてないよ」
非日常的なサプライズよりも、些細な思いやりが好き。
──チャーリーは、ケイティのためにサプライズを決行。彼女にサプライズをするなら、どんなことをしたい?
「アイラブユー」と発する際、頬を赤らめながらはにかみ、スタッフ一同を骨抜きにしたパトリック。かと思いきや「(自分の仕事を)両親が心から喜んでくれたことが、何よりもうれしかった」とまっすぐな瞳で語り、感動させられる一幕も。スペシャルなSPUR.JP動画メッセージも、お見逃しなく!
「ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~」公式サイト>
5月11日(金)より全国ロードショー
photo : Akihito Igarashi〈TRON〉 text : Ayano Nakanishi
ファッションが好きなパトリックが選んだのはランバン。赤がお似合い!