~編集部・LA/ジョシュアツリー国立公園出張体験記 with AIR CANADA~
雲ひとつない抜けるような青空に、ジョシュアツリーや、砂漠、そして存在感のある岩々……。今月発売の本誌56P~「DESERT SKY」特集では、LAから車で約3時間ほどの場所にあるジョシュアツリー国立公園の絶景のロケーションを求めて、出張へ行ってきました! 今回、ジョシュアツリー国立公園への拠点となる都市、LAまでのフライトはエア・カナダを利用。実はこのエア・カナダがかなり快適で便利! 一番のメリットは、入国審査がトランジット時にカナダでできてしまうので、現地到着後がとてもスムーズで楽だったこと。アメリカの大空港で長蛇の列に並ばなくてもいいんです。実は知らない人も多い、エア・カナダの利便性について旅を振り返りながら解説したいと思います。
1) 成田空港での自動チェックインもスムーズ!
出発当日。成田空港第1ターミナルには2時間前に到着。チェックインは自動化されていて、特に混んでいるわけでもなくストレスフリー。実は私はこの自動チェックインがなぜか苦手なのですが、近くにいた係員の方が親切にサポートしてくれました。
ここでポイントが一つ。出発前にカナダ政府が発行している電子渡航認証、eTAを取得しておく必要があります。ネットで簡単に取得できるので必ず出発前に手続きを!
2) 成田発、バンクーバー行きのAC004便は最新機体のボーイング787-9!
いざ、搭乗してみて、機体が古かったりすると正直テンションが下がるもの。でも今回利用したバンクーバー行き、AC004便(帰りのバンクーバー発、成田行きのAC003便も)の機体はボーイング787-9!(2018年9月8日時点) 湿度調整や、耳への気圧負担感が改善されている最新機です。シートの個人用スクリーンもきれいで、タッチパネルの動きがスムーズ。何よりシートがきれいで快適でした。
*機種・機体は運航スケジュールにより変更になる場合があります。
3) アメリカの入国審査がカナダでできる! しかも待ち時間も少なくてスムーズ!
約8時間半のフライトを経て無事バンクーバー国際空港着。ここでアメリカ行きの飛行機への乗り継ぎへと進みます。機体を降りると写真のように「USA Connections」というサインが複数個所に出てくるので、これをたどっていくと、迷うこともなく入国審査を受ける場所まで到着します。特に大きなトラブルもなく無事、入国審査も完了しました。成田発バンクーバー経由、ロサンゼルス行きの便の場合、16時50分成田発、同日の9時25分にバンクーバー着。そして11時にバンクーバー発、というスケジュール。経由地到着から出発まで1時間半というスケジュールでも特に焦ることなく、ちょうど搭乗開始の少し前にはゲートに到着できました。もちろん成田で預けていた荷物もピックアップする必要なし!
4) ロサンゼルス国際空港に着いたら、あっという間に市街地へ!
バンクーバーからさらに約3時間のフライトを経て、遂に目的地のロサンゼルスへ! バゲージをピックアップすると、あっという間に空港の外へ出られてしまうので拍子抜けするくらい。アメリカの大空港となると到着便が重なって入国審査が長蛇の列になり、かなり待たされることも多いのですが、もうカナダで済ませているのでその心配もなし! 国内線感覚で空港を後にして、タクシー乗り場へ。無事市内のホテル(写真)に向かうことができました。そして翌日には冒頭の写真のジョシュアツリー国立公園へ。
アメリカに行くのにわざわざカナダ経由? という人もいるかもしれないですが、アメリカの他都市経由よりも入国審査がカナダでできるので実は楽かも。フライト時間は直行便(LAの場合は約9時間半)よりはさすがにかかりますが、正直そこまで気になりませんでした。(しかも直行便より価格が断然お得です!) アメリカへのフライトの選択肢にエア・カナダはあり!
成田-モントリオール線も就航!
2018年6月から成田―モントリオール線が就航! 10月28日からは週3便体制で運航されます。成田―バンクーバー、カルガリー、トロント線に加えてさらに便利になったエア・カナダ便をこの機会に是非。かつてフランス領だったこともあるモントリオール市は、「北米のパリ」と言われるほど美しい街並みが見どころ。石畳の道が残る旧市街や、ノートルダム大聖堂、ファーマーズマーケットなどを散策して楽しみたい。さらに、市内から車で1時間半ほどのところには、スキーリゾートとしても有名なローレンシャン高原も!
*ここで紹介した飛行内容や乗り継ぎ状況は9月上旬に成田国際空港発バンクーバー経由、ロサンゼルス国際空港行きの便を利用した際の個人の体験談です。便などの詳細は搭乗時の状況によって変更になる場合があります。