2018.10.05

【SPUR.JP限定】ネイサン・チェン、「クールなんかじゃない」スピンオフ!

SPUR11月号に、日本でも絶大な人気を誇る、フィギュアスケーターのネイサン・チェン選手が登場。スタイリッシュなファッションストーリーと大きな夢を語るインタビューからなる本誌とコントラストをなすように、SPUR.JPでは19歳らしい素顔をお届け!

ジャケット¥405,000・シャツ¥120,000・ネクタイ¥25,000・パンツ¥173,000/イヴ・サンローラン(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)

ネイサン選手にとって初のファッションシュートとは思えないほど、衣装選びはスムーズに行われました。ネイサンは終始テキパキとしていて、ファッションにおいても自分の意思がしっかりあるのです。このとき、ネイサンが選ばなかった服がありました。マルチカラーの、サンローランのニットです。
シューティングが始まり、CK カルバン・クラインのニットやヴァレンティノのボーダーは、知的なキャラクターと相まってしっくり決まります。一方、サンローランの別珍のスーツ(写真)は、ネイサンのロックスターのような華やかな一面をうつしだしました。そんな流れにのって、シューティングが順調に進むにつれ、ネイサンをはじめとして「やっぱりあのニットで撮影してみよう」というムードに。
ノマディックなムードのある一枚は、ネイサンのSP「キャラバン」のイメージにもリンクし、あたかもネイサンの私服であるかのように融合していきました。結果、この衣装をまとった写真が、本誌特集の扉を飾る一枚に! 最終的にどのルックがネイサンのいちばんお気に入りになったのか、ぜひコメントを読み込んでいただきたいです。
小さなエピソードではありますが、ネイサンの大学生活の、そして未来への展望へと繋がっています(ぜひ、インタビューをお読みください!)。キーワードは、「オープンマインド」。未知のもの、体験したことのないことへの好奇心で満ちているのです。新幹線でひとりで移動してきたネイサンが撮影前にお蕎麦を食べてきた、なんて流れでマネージャーさんがこう言っていました。「彼はなんでも好きなの。和食、エスニック、イタリアン……なんでも食べてみたいのよ」。

ネイサン本人は自身をシャイだと言いますが、初対面のスタッフ全員(しかも大勢……)に、オープンでポジティブな印象を与えるナイス・ガイ。熱い思いと大胆な冒険心を抱く彼は、決して「クールなんかじゃない」のです。

ネイサン・チェンに一問一答!

Q1. The thing which takes up too much of your time (つい時間をかけちゃうことは?)

―もちろん、フィギュアスケート。好きだからこそね

Q2. Ideal way to spend the day off (理想の休日の過ごし方)

―仲のいい友達とリラックスして過ごしたり、音楽を聴いたり、海辺で波を眺めたり

Q3. Your favorite genre of books (どんな本が好き?)

―日常生活の中では知りえなかった世界へ誘ってくれるようなお話

Q4. The best book of your childhood (子どもの頃のいちばんのお気に入りの本は?)

―『ねずみの騎士デスペローの物語』

Q5. The last adventure you went on in Japan (最近、日本で面白かった体験は?)

―京都でのお茶会

Q6. Favorite Japanese treats (おいしかった日本のスイーツ)

―餅と抹茶のスイーツ

Q7. Favorite body part (自分の体の中で好きなパーツ)

―こころ

Q8. The best money you ever spent (今までで一番良かったお金の使い道)

―大学の学費

Q9. Hip-Hop or rock (好きな音楽はヒップホップ? ロック?)

―ヒップホップ

Q10. Fine art or street culture (ファインアートとストリート・カルチャーのどっちが好き?)

―(どちらかというより)入り混じっているのがいいね。

Q11. Favorite quote in life (座右の銘は?)

―打たないシュートは100%外れる。

Q12. The best piano tune to play now (今、ピアノを弾くとしたら)

―MUSEの「EXOGENESIS SYMPHONY PARTⅢ」

 

BACK STAGE & MESSAGE

photography:Bungo Tsuchiya stlyling:Noriko Sugimoto hair:Jun Goto edit:Michino Ogura movie:Naoto Nishihira〈zona〉

FEATURE