MCMとユルゲン・テラーの出会いは、極めてオーガニックなものであった。ドイツを代表するラグジュアリーブランドと、世界的に活躍するドイツ人フォトグラファー。この二者の橋渡しをしたのが、ベルリンに拠点を置く気鋭アートギャラリーのケーニッヒ・ギャラリーだ。
「ファッションとアートを融合させたかった。ブランドのビジョンを体現するために構想したのが、銀座ブティック。ビルにはアートギャラリーが併設されていて、自由な発想を形にすることができる」と語るのは、MCMのグローバルクリエイティブオフィサーのダーク・ショーンベルガー。ケーニッヒ・ギャラリーとのコラボレーション第1弾を祝して来日したユルゲンと、少しの時間おしゃべりをした。
text:Shunsuke Okabe



