初めてのショーケースイベントに気合十分!
イベントが始まる前から、メンバーの気合は十分。舞台袖から「JO1、いこうぜー!」(←はっきり聞き取れなかったけれど、たぶんこんな感じ)と、おそらく円陣を組んでの掛け声が、静かな会場に響き渡ります。からの、幕が開ける直前にはメンバーの大爆笑が。その笑い声からも、チームワークのよさが伝わってきます。
1曲目に披露されたのは、初回限定盤Bに収録される『GO』。ハウスのリズムにキャッチーなメロディラインが似合うダンスナンバー。この楽曲はすでにパフォーマンスムービーが公開されており、配信されるや、我が編集部でも、「ヤバいです!めちゃめちゃカッコいいのきました!」「ぎゃー!」と、そのあまりの完成度の高さに、リモートワーク中にもかかわらず、興奮のメッセージが飛び交った1曲。
幻想的なパープルのライトに包まれたステージに、ふわーっと白いライトが照らされ、白いシャツに身を包んだ11人が浮かび上がります。それはそれはもう、神々しささえ感じさせるオープニング! ムービーに違わず、キレと色気のあるパフォーマンスに、マスコミ陣も思わず前のめり。曲中、サイドに捌け、おそらく画面に映っていないと思われる立ち姿までも、美しい! 生配信イベントにつき物音厳禁だったため、思わず拍手喝采したくなる衝動を必死に抑えました。
1曲目のパフォーマンスの後はトークタイム。MCはJAM(JO1ファンの名称)代表として信頼と実績のはんにゃ・金田哲さん。まずはメンバーの呼び込みから。
金田さん「大平くーん」
え!? まってまって、点呼、五十音順ですか?……かわいい。名前を呼ばれた順に、それぞれ個性豊かに登場します。
大平さん「こんにちは〜」(天使)
川尻さん「はい!かわしり……れんです」(絵画)
川西さん「ぶんっ、ぶぶんっ」(久々のボイパありがとう)
木全さん「はい!楽しかった、修学旅行!」(卒業式)
金城さん「待ちにまった〜♪」(美声)
河野さん「はい!お母さん!あ、間違えた先生」(あるある)
佐藤さん「ぶぶぶぶぶぶぶぶんぶんぶんぶんぶん……」(エンスト?)
白岩さん「3つ前からすごい出にくいです。すいません、何も出なかったです」(王子)
鶴房さん「キミキミ〜、ダメダメ〜」(謎の新キャラ)
豆原さん「は〜い、豆原一成で〜す」(ダミ声)
與那城さん「はいさ〜い!”#$%&&#$&’%*」(←うちなーぐち)
JO1がSPURに初めて登場してくれたのが約半年前。みなさんパフォーマンスだけでなく、ボケの腕も上げていらっしゃる! 全員揃ったところで、視聴中のみなさんに改めてご挨拶。MC金田さんから近況を聞かれると、「忙しいけど、幸せです」(與那城さん)、「忙しいと思ったことはないです。MV撮影が楽しかったです」(佐藤さん)と、充実の日々を報告。また、ファンの方々に直接会えないことを残念がりながらも、「(画面の向こうも)見えてますので!」(川尻さん)、「画面越しではありますが、楽しんでいきたいです!」(白岩さん)と、直接会えないファンに呼び掛けました。
クールなパフォーマンスに爆笑トークの連続!
2ndシングル『STARGAZER』は、自らの存在の意味を探すために葛藤する10代の自分に向けた、この先の未来で、成長を通して輝く「自分」に出会えるよ、というメッセージが込められた作品。輝く星になるまでの苦悩や不安を「成長痛」と金城さんが例えると、「いいっすねぇ、成長痛ってなんかいいっすねぇ」と木全さん。金城さんがお決まりの挨拶「See you!」を連発すると「まだSee youしちゃダメでしょ」と、この日絶好調の木全さんが鋭くツッコむ場面も。また、収録曲の『My Friends』は與那城さんが作詞を手掛けたことも明かされました。「オーディションで出会ってきた仲間、最初から支えてくれたJAMのみなさん、メンバーに対する思いを、うまい具合に、こう(表現しました)」(與那城さん)。
続いて、初回限定盤Aと通常盤に収録されている『So What』を初披露。「“だから何ですか!”という意味のタイトルの、イカつい曲。ライブで一番盛り上がるんじゃないかなと思います」(鶴房さん)。治安悪い系のラップやダンスに、センターが目まぐるしく入れ替わる複雑なフォーメーションに釘付け! 正直、どこを観ていいのかわからない! 圧倒的に目が足りない! 晴れてライブで鑑賞できるようになったときは推しを見失わないよう、しっかりフォーメーションの予習をしておくことをオススメします。このパフォーマンス直後、「So What」が70万を超えるツイート数でトレンド入り。鶴房さんのいう通り、沸きました!
『So What』の後はリード曲『OH-EH-OH』のMVのメイキング映像を公開。学校を舞台にしたストーリー仕立てのMVでは、初めての演技に苦労したという彼ら。「めっちゃ楽しかったです。でも点数は10点です。みんなうまくて、僕はまだまだで……これから成長していきたいと思います」(河野さん)。そんな中でも、演技を絶賛されていたのが、「事前にイメージを膨らませていました」という最年少の豆原さん。金田さんに「これは、ライダーあるかもよ!」と、子供の頃なりたかったという仮面ライダー役への可能性を振られると、「その時は、(MVのシーンのように)床に押しつけられないようにしたいです」と笑いを誘っていました。
『OH-EH-OH』は悩める10代へのメッセージソングということで、制服をモチーフにした衣装も話題。すでに公開されている学ランバージョン、紺ブレバージョンに続き、この日の衣装はスタイリッシュなグレーと黒のブレザーに、黒のパンツ。ジャケットデザインは一人一人異なり、よくよく見ると、ポケットの形も違ったりと、細部にまでこだわりが。黒ソックス+エアマックスとのコーディネートもいい感じ。小顔&脚長揃いのJO1のみなさんによくお似合いです。
この曲の振付の特徴である、ジャケットをひらひらさせる「ジャケットダンス」のレクチャーや、マネージャー・ナオト氏の「タレコミ」トークの後、『OH-EH-OH』を初めてフルサイズで披露。パフォーマンス後、「たのし〜!」と叫ぶ、JO1のテンション係・河野さんの大きな声が、11人の気持ちを表しているようでした。
全てのパフォーマンス終了後、画面越しのファンの方々に改めて熱い思いを伝えたメンバーたち。「楽しかったです!でも、何かが足りない。JAMが足りない」(佐藤さん)、「今日のパフォーマンスで皆さんに、元気やパワーを与えられたらいいなと思います。次は絶対に会えたらいいなと思っています」(大平さん)、「みなさんと同じ時間を共有できたことが嬉しいです。ここにJAMのみなさんがいればもっと楽しかったと思いますが、近いうちに、会いましょう」(川西さん)、「みなさんを、世界を、照らせる星・スターになれるように僕たち11人で協力して頑張っていきますので、よろしくお願いします」(川尻さん)。
最後は全員名残惜しそうに、幕が下りきるまでしゃがんで手を振り続けていました。とにかく、「ファンに会いたい」という思いに溢れた今回のイベント。本来は年末に予定されていたというコンサートが、早く実現できますように。
そして、SPUR10月号(8月21日発売)から、なんとJO1の新連載『The Dream Goes On!』がスタートします! メンバーが興味のあるテーマに、果敢に挑戦してもらい、彼らの新たな魅力を引き出します。初回は拡大版でお届け! ぜひお楽しみに。