家で過ごす時間を充実させる一提案として、ワイヤレススピーカーの導入を。リビングにぴったりの高出力タイプから、キッチンや寝室に持ち込めるコンパクトなものまで。音質はもちろんインテリアとしてのデザイン性にも優れた、6つのスピーカーをピックアップする
テレワークの推進や外出自粛により、家で過ごす時間が増えた昨今。この機会にぜひ、自宅の音楽環境を見直してみては。その第一歩がワイヤレススピーカーだ。パソコンやスマートフォンで楽しんでいた“音”を、もう一段階グレードアップしてくれるすぐれもの。音楽鑑賞はもちろん、映画やストリーミング動画、ゲームなどのコンテンツも、高品質なスピーカーを通せばより臨場感あふれるダイナミックなサウンドで楽しめる。数ある製品の中から、デザインにも着目して厳選した。
バルミューダ|バルミューダ ザ・スピーカー
二重構造の羽根を持つ扇風機やスチームトースターなど、イノベーティブな家電の数々を送り出してきたバルミューダ。今回満を持して登場したこのワイヤレススピーカーもまた、機能とデザインの両面で画期的な製品に仕上がっている。直径77mmというコンパクトなスピーカーだが、独自設計のドライブユニットとの組み合わせによりバランスの良い立体感あるサウンドを実現。まるでボーカルが目の前で歌っているかのような臨場感をもたらしてくれる。
真空管のような有機ガラスのチューブ(胴部)は密閉型構造を採用し、閉じ込めた空気がバネのように作用して明瞭でキレのある音を生み出すという。さらにチューブ内には、音楽に合わせてライブステージのように輝くLEDユニットを搭載。音を光の輝きに変換し、楽曲のグルーブ感と室内空間のムードを盛り上げるという仕掛けだ。音質に優れ、デザインも美しく、サイズ感も手頃。ワイヤレススピーカーの“始めの一歩”としてぜひおすすめしたい新作だ。
ジャンルを問わず好みのボーカルサウンドを聴いてほしい。往年のシンガーならアレサ・フランクリンやジャニス・ジョプリン、マーヴィン・ゲイあたりか。歌姫系であればマライア・キャリーからアデルまで。サイモン&ガーファンクルといったデュオの“ハモりの美しさ”を再確認するのも楽しそうだ。個人的には今は、アリシア・キーズの『Good Job』を聴いてみたい。
問い合わせ先
バルミューダ
フリーダイヤル:0120(686)717
公式サイト
ハーマンカードン|オーラ スタジオ 3
ドーム型デザインの透明なボディが目をひく「オーラ」シリーズの最新モデルがこちら。6つの40mm径の中高音ドライバー、130mm径のサブウーファーというスピーカー構成。そして3本の脚により本体がかさ上げされているため、床に向けて放射される低音が自然に部屋中に広がるという仕組みだ。伸びやかな中高音と厚みのある低音。このサイズのワイヤレススピーカーの枠を超えた、豊かな、迫力あるサウンドを楽しむことができる。
また照明効果も実に凝っている。ドーム内部にはLEDによるアンビエントライトを装備。現れては消える波紋のような光を、櫛状の半透過型アクリルパーツを通じて表現する。このような照明効果の演出は、ワイヤレススピーカーの必要条件としてこの先も進化し続けていくに違いない。そう、音楽は耳で聴くばかりではなく、目でも楽しむものに変わりつつあるのだ。
比較的軽めのクラシックをぜひ。このスピーカーの洗練されたデザインにも絶妙にマッチしてくれるのは、ずばりエリック・サティである。(続きを読む)
問い合わせ先
ハーマンインターナショナルコールセンター
TEL. 0570(550)465
公式サイト
SOURCE:「Wireless Speaker」By T JAPAN New York Times Style Magazine:JAPAN BY TOMOSHIGE KASE MAY 01, 2020
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