2021年12月15日(水)に5枚目のシングル『WANDERING』をリリースする、グローバルボーイズグループ・JO1。インタビューが実施されたのは、デビュー以来メンバーJAMともに懇願の、初の有人客ワンマンライブの直前。いつにもまして気合の入っている、ラップ担当の鶴房 汐恩さんに、新曲とライブへの意気込みを聞きました。
新曲はとにかくダンスが難しい!
——リード曲の『僕らの季節』を初めて聞いた時の印象は?
一発目の感想は「ラップ少ないな」です(笑)。でも、サビのシャンシャンする音とか、(今回センターの)瑠姫くん(白岩 瑠姫)っぽくていいな、と思いました。最初のラップ部分で、一気に低音になるところを聞いてほしいです。あと、サビをメンバー二人ずつシンメで歌うんですけど、そこがJO1としては新しくて好きです。
——今回は初めて椅子を使ったパフォーマンスに挑戦されているとのこと。ダンスで大変だったことは?
最後のサビを豆ちゃん(豆原 一成)と僕、二人が真ん中で踊るんですけど。そこのダンスの足捌きが本当に難しかったです。豆ちゃんはさすが、すごくかっこよくて、ダンスリーダーの蓮くん(川尻 蓮)もめっちゃ軽快に踊ってるんですけど。僕は体も重いし、脚を回したりするのが大変で。蓮くんや豆ちゃんに教えてもらったり、同じく苦労していた奨くん(與那城 奨)と一緒に練習したりしていました。というか、いまだに練習中です。MV撮影までに自分が納得できるような完璧なものにできなかったのが悔しくて……。これからもっと精度を上げていきたいです。
——『僕らの季節』は冷たい空気や吐く息の白さまで感じられるようなウィンターソングですが、鶴房さんにとって、印象深い冬の思い出はありますか?
韓国ですね。「PRODUCE 101 JAPAN」のオーディションを受ける前に、ひとりで韓国に渡り、アイドルを目指していた時期があったんです。でも、デビュー直前でその夢が絶たれてしまって。日本に帰る日の朝、4時か5時くらいですかね? 寮を出ていく時の空が暗くて、冷たくて。その光景は今でも脳裏に焼き付いています。
WANDERINGな過去の思い出は……
——悔しい思い出ですね。でも、おかげでJO1のメンバーになってくれました!
はい。もちろん悔しい気持ちもあったんですが、その時はもう次の挑戦をしよう、と切り替えていました。そのおかげで今がありますし、結果的にはよかったです。今年の初めにはJO1として韓国の歌番組やオンラインコンサートに出ることもできましたし。実はその時、以前韓国で所属していた事務所の方に偶然空港で会って、「おめでとう」と言ってもらえたんです。それは嬉しかったですね。
——『WANDERING』は、これまで様々な困難と危機を乗り越えながらも歩んできた、JO1のさらなる成長をキーワードに合計新7曲が収録されています。鶴房さんが個人的に一番好きな曲は?
どれも好きなんですけど、初回限定盤AとBに入っている『Never Ending Story』と、通常盤とアニメ盤に入っている『OASIS』のちょっと変わった、耳に残るメロディが大好きです。どちらもめっちゃいい曲なので、聞いてもらいたいです。やっぱりラップパートが多い曲や、逆にザ ・バラードみたいな曲が好きなんです。
——『WANDERING』にかけて、過去に“彷徨った”エピソードはありますか?
デビュー前、韓国にいた時は、「自分どうすればいいんかな」と、気持ちが彷徨っていたかもしれないです。そんな時は、真夜中に漢江でback numberさんの歌をひとり大熱唱していました。めっちゃ気持ちよかったですね。
「こいつにしかできない」と思われるラップを確立したい
——JO1のパフォーマンスは曲ごとにセンターが変わることも話題です。鶴房さんがセンターをやるなら、どんな曲がいいですか?
3rdシングルに収録されている、『Speed of Light』みたいなゴリゴリの曲がいいですね。ラップをド頭で決めたらかっこいいだろうな、という感じの曲。
——ファンの間では鶴房さんのラップスキルの上達も話題ですね。
ありがとうございます、嬉しいです。レッスンをいっぱい入れてもらっているので、たくさん練習ができるのがありがたいですね。
——今後、ご自身のラップをどう進化させていきたいですか?
「このラップはこいつにしかできない、真似できない」と思われるようになりたいです。低音を出せる人は山ほどいると思うんですけど、ラップの仕方、歌い方で個性を出せるようになりたいです。デビュー曲の『無限大(INFINITY)』とか、『OH-EH-OH』とか、今聞くと自分でも下手だと思うんです。一緒にラップをやっている翔也(木全 翔也)ともよく話すんですけど、できることならもう一回録音し直したいくらい。まだまだですけど、練習すればするほど成果が出るとは感じているので、何年かかるかわかりませんが、いつか自分のラップを確立したいなと思います。
——歌やダンス以外にも様々な新しいことに挑戦されていますが、今興味があることは?
演技です。王子様系とか、キラキラした役はちょっと無理そうだけど……ヤンキー役とかやってみたいです。
——ところで久しぶりの金髪にしてみて、気分はいかがですか?
嬉しいです。デビューしてからは初めてですね。あ、でもこれ、金髪じゃなくて「ミルクティー」色なんです(笑)。結構何度もブリーチしているので、染める時は頭皮が痛かったんですけど……明るい色も似合ってますか? 水色が好きなので、いつか水色にも挑戦してみたいです。
——以前、他のメンバーが「グループで一番真面目なのは汐恩。親の言うことをめっちゃ聞く」とお話しされていましたが、実際のところは?
そうですね。何でもハイハイと聞くわけではないですけど、本当にその通りだな、と納得できることはちゃんと聞きます。大体、何を言い返しても納得しちゃうんですよ、父親には。今でも毎日ラインは来ますし、僕も毎日体重報告をしているんですが、最近はもう少し自立しようかなと思っています。
——メンバーの中なら、鶴房さんは誰の言うことを一番よく聞きますか?
みんな一緒ですけど……地味に景瑚くん(佐藤 景瑚)じゃないですか? 僕も結構ノリで生きてるので、景瑚くんに「ボケてよ」って言われたら、ボケます(笑)。景瑚くんと話していると、「あ、わかる、わかる」と感じることが多いんです。
——いよいよデビュー後初の有観客ワンマンライブがスタートします。今、ライブで楽しみにしていることは?(※インタビューはライブ直前に行われました)
もちろん全部全力でやりますが、やっぱり初日はメンバー全員すごく気持ちいいと感じながらパフォーマンスできると思うので、そこの熱気を見て欲しいです。あと、回を重ねるにつれて少しずつ進化していくと思うので、その過程も見ていただけたら嬉しいですね。デビューして、ようやくリアルで皆さんに会えるので、僕らの成長と感謝の気持ちを伝えたいです!
*各日夜公演はアーカイブ配信あり。記念すべきライブを、ぜひチェックして!
5thシングル『WANDERING』
発売日:2021年12月15日(水)
<初回限定盤A(CD+DVD)>
価格:¥1,900(税込)
1. 僕らの季節
2. Prologue
3. Never Ending Story
4. Run&Go
※DVD JO1 〜 Find The Memory 〜
初回プレス限定封入特典
①応募抽選券(シリアルナンバー)1枚
②トレーディングカード1枚
(初回限定盤Aver.11種の中から1枚をランダム封入)
③ソロアザージャケット1枚
(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)
④JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚※メンバーの金城碧海はJO1デジタルメッセージトレーディングカードには不参加となります。
<初回限定盤B(CD+PHOTOBOOK)>
価格:¥1,900(税込)
1.僕らの季節
2. Prologue
3. Never Ending Story
4. We Alright
初回プレス限定封入特典
①応募抽選券(シリアルナンバー)1枚
②トレーディングカード1枚(初回限定盤Bver.11種の中から1枚をランダム封入)
③ソロアザージャケット1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)
④JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚※メンバーの金城碧海はJO1デジタルメッセージトレーディングカードには不参加となります。
<通常盤>
価格:¥1,900(税込)
1. 僕らの季節
2. Prologue
3. OASIS
4. We Alright
初回プレス限定封入特典
①応募抽選券 ( シリアルナンバー )1枚②トレーティンクカード1枚
(通常盤11種類の中から1枚をランダム封入)
③.ソロアザージャケット1枚
(通常盤11種類の中から1枚をランダム封入)
④.JO1 デジタルメッセージトレーディングカード1枚※メンバーの金城碧海はJO1デジタルメッセージトレーディングカードには不参加となります
<アニメ盤>
価格:¥1,200(税込)
1. Prologue
2. 僕らの季節
3. OASIS
4. Infinite City
※メンバーの金城碧海は収録曲「OASIS」のレコーディングには不参加となります。※応募抽選券(シリアルナンバー)、トレーディングカード、ソロアザージャケット、JO1デジタルメッセージトレーディングカードは封入されておりません。
■デビュー以来初の有観客ワンマンライブ *アーカイブストリーミング配信あり
【公演名】『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』
【会 場】 幕張メッセ国際展示場9〜10ホール
【日 程】 2021年11月19日(金) 〜21日(日)
「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”特設サイト」 URL: https://jo1.jp/feature/2021_otd
photography: Emiko Tennichi text: Naoko Yokomizo