クリスマスから続くホリデーのごちそうとともにゆるりと過ごして迎えた新年。パワフルに日々を過ごそうと誓った2022年ですが、気づけば食欲までフルスロットルに。ややもたついた体、勢いづいた食欲を、仕事始めのタイミングでノーマルモードに戻したいところ……。そんなエディターDのゆるめヴィーガンタイムを紹介します。
仕事の合間には、小腹を満たすヘルシーおやつ「大豆チップス」!
出勤時に比べ、自己コントロール力を要するリモートワーク。オンライン上の打ち合わせが続くと、食事をとるタイミングを失い、小腹を満たすしょっぱいものが恋しくなる。となると、ついスナック菓子に手をのばしがちですが、心の片隅にふっと罪悪感が湧くのも事実。そんなときの救世主が「大豆チップス」です。
なんと小麦粉も米粉も不使用で、主役はたんぱく質や食物繊維が豊富な大豆ゆえに低糖質。スナック菓子のスタメン素材でもある化学調味料や保存料、香料は一切使用せず、鳴門産の焼き塩などで味付け。罪悪感の源になる要素ゼロ、むしろ現代人のほとんどが不足しがちと言われる栄養素(鉄分、亜鉛、葉酸、カルシウム、ビタミンB1)まで含有されているというホスピタリティにも感動します。
カリカリ、ポリポリとした食感ゆえ、噛んでたった2〜3分でお腹も心も満たされ、ぱっとお仕事集中モードにスイッチング!
ドはまり中!ライトミールとしての、やみつき「大豆チップスサラダ」!
体重をリセットしたいときや食べ過ぎた翌日のライトミールと言えば、山盛りのサラダ。簡単に食べられる葉もの野菜オンリーだと、正直気持ち的にもあっという間にお腹がすきますが、「大豆チップス」(全5種各¥197)をパラパラッとかけるだけで、あら不思議。カリッとした食感がアクセントになり、咀嚼が増えることで腹持ちがよくなります。
さらに大豆チップスのフレーバーが味付けを担いつつ、かけたドレッシングやソースとマッチしてめくるめく美味しさに! ケールやルッコラなど苦味やクセの強い野菜ともよく合うし、“トマトバジル”はオリーブ油や亜麻仁油と、“ゆずこしょう”はごまドレッシングと相性バツグンだと判明。「大豆チップス」が秘めていた、2倍3倍と広がってゆく美味しさのポテンシャルに、目からウロコです。むしろ、普段のサラダに「大豆チップス」がのっていないともの足りなく感じてしまうほど。
エディターモバイルフードの決定版!ひとくちグラノーラ
一方、時間がなく寝起きすぐに活動したいときや甘いものをつまみたいときにおすすめなのが「米粉といちじくのひとくちグラノーラ」(1袋¥345)。有機オーツ麦をベースに、上質なドライフルーツを加え、メープルシロップで甘みをつけたグルテンフリーの一口タイプ。こちらも不足しがちな食物繊維や鉄分、銅に加え、亜鉛やマグネシウムもイン。香ばしくてほんのり甘く、噛むたびにうま味が広がる滋味豊かな美味しさ。お味は“デーツ&バーベリー”と“グリーン&ゴールデンレーズン”の2種類。コーヒーともミルクティーともよく合うけれど、個人的にはすっきりした甘さで、甘酒よりもさらりとした“ライスミルク”との相性のよさにときめきます。
栄養も手軽に補強できるエディター愛用モバイルフードは、時間がない日の朝食はもちろん、キャンプや山登り、あとはヨガなど習い事のおともにもぴったり。
ときにはヴィーガンの「チーズケーキ」で自分を甘やかす
ときにはチートデイで自分をいたわり甘やかすことも必要、ですよね? そんな日は、動物性のチーズや生クリームを一切使用しないヴィーガン仕様の「レアチーズケーキ」(1ホールφ14cm¥3,456 カット済¥3,672)を1ピース。独自開発の豆乳クリームにカシューナッツや豆乳ヨーグルト、ライスミルク、有機ココナッツオイルなど、体にいいものだけを使い、徹底的にこだわって作られたそれは、深いコクと爽やかな酸味が魅力。はかない口溶けだからこそ、きりっとした白ワインとのペアリングは、えも言われぬ夢心地に。冷凍で届くので、6等分にカット済みのものなら、食べたいときに食べたい分だけ解凍すればいいのも便利です。ケーキといえど、罪悪感を抱かせないのが「ビオクラ」のいいところ。ときどきふっと肩の力を抜いて深呼吸したりヴィーガンおやつをつまみながら、2022年ものびやかに過ごしていきましょう。そのほうが息切れしないし、毎日も楽しいですしね。
photography: Takashi Ehara text: Yukino Hirosawa