A. このご質問は、必ずと言ってよいほど聞かれるのですよ。それは誰もが知るクレオパトラに対して「あなたはいつからクレオパトラになったのですか?」と尋ねるのと同じだと思うのです(笑)。彼女はある日突然クレオパトラになったわけではなく、なるべくしてなったわけですよね。要するに彼女なりの生き方をしていたら、最終的にクレオパトラとして歴史に名を残したのです。わたくしのことも同じように考えていただければ、というわかりやすくシンプルで深い例です。もちろん、わたくしはクレオパトラではございませんので、念のため。(恭子さん)
A. わたくしは明日死んでも後悔しない人生の時間を過ごしております。ですので、"老後"という言葉や考えはわたくしの人生にはありません。人生のプランはもちろん大切なことだと思いますが、わたくしはプランが好きではありません。もちろん備えはいくつかありますが、いい意味でノープラン。練りに練ったビジネスやデート、どのようなことでも計画どおりになる確率はとても低く、これに関して悩んでいる人が山ほどいるのは、プランどおりになって当たり前と、計画する段階で決めているからです。ご質問にありました"老後"がいつ頃のことをさしていらっしゃるのかはわかりませんが、"一番必要なこと"は個人個人で違うとは思いますが、"老後"に固執するのではなく、今すぐできるいろいろな"準備"をしてみてはどうでしょう。さらに言うならば、"さまざまなことに対する今よりもさらに自由な心と潔さ"が必要かと思います。(恭子さん)
A. 「叶姉妹のファビュラスワールド」を楽しんでくださっているとのこと、とてもうれしいです。わたくしたちのポリシーでもあるのですが、どなたさまにも自由な心で誠意とマナーを持って接するように心がけております。佐々木さんも何も恐れることなく、しかし、慎重に、自由な気持ちで心を解き放ってみてはいかがですか。たとえば、新しいビキニでバハマの海で泳ぐような気持ちで。心配することはないと思いますよ。(恭子さん)
A. わたくしなら3回言ってダメならその方をあきらめます。言ってもわからない方に言い続けるのは、時間を無駄にすることになってしまうのでは。人材はほかにもたくさんいるでしょうから、選択肢はあると思います。ストレスのもとは手放すことです。わたくしたちは、受けたお仕事であっても途中で違和感や嫌な気持ちを持ったら無理やり続行しないことがあります。ベストな状況ではないと感じ、双方にとってウィンウィンでなくなるとわかるからです。いつでもはっきりとした判断力と強い意志を持ち、その場かぎりの流された人生はわたくしたちのポリシーではないから。世の中には絶対に自分が正しいと思っていいときと、思ってはいけないときがあります。その二つをバランスよく持っていることが大切かなと思います。そしてご自身に関する分析は、決めつけによって自分を縛ってしまうことも多い。ご自身をよりいっそう慈しんでリラックスしてはいかがでしょうか。(恭子さん)
A. そのようなことは一日たりともありませんので、申し訳ないのですがお答えのしようがありません。わたくしは寝る前に、次に起きたときの全身のお肌と筋肉の状況をだいたい予測しています。自分を瞬時に管理するスーパーコンピューターのようなシステムが体内にあり、前日に食べたもの、お仕事による脳と体の疲労度やそれによる睡眠の深さと時間などを、自然に分析してくれるのです。したがって、わたくし自身を知りつくしているわたくしが、自分を見て、びっくりしたり、暗い気持ちになることは今後もいっさいないと思います。スキンケアの極意は、短い時間で薄っぺらなお答えはできないのですが、ご自身をよく知り、今までよりも少し多めに慈しむようになさってはいかがですか。自分をきちんと知り愛することで、落ち込むことが少なくなると思いますよ。(恭子さん)
A. それは、難しいことかもしれませんね。なぜならば、極めたいことが"何か"という漠然としたもので、まず肝心な"情熱"の核がないからなのです。"極める"という概念に関しても、思いの深さや熱意、心情などの違いには個人差がありますし、内容に関しても人によっては実はそれほど難しいことではないと思います。たとえるならば、結婚というセレモニーや結婚はしたい、相手もより取り見取りだけれど決められない……というお悩みと同じようにも見受けられます。ただ本当に飽きっぽければ、編集長という要職に就けるはずはないと思いますので、もしかしたらご自身で勝手に自分自身を決めつけていらっしゃるのかもしれませんね。本来のご自身をわかっていらっしゃらないか、自分でつきつめすぎていて、ちぐはぐになっている印象を受けました。ご自身を壊さないためにも、精神的にもう少し自分を休めていたわってあげてください。(恭子さん)