THE BOYZのサマー・バケーション。やわらかな風とたわむれて 

アーティストとして、そして俳優やモデルとして進化し、グローバルに活躍するボーイズグループ、THE BOYZ。今回はメンバーの、ヒョンジェ、ジュヨン、ニュー、ソヌが登場。数々の名作ジュブナイルムービーに着想を得て、ファッションシュートを敢行した。初夏のやわらかな太陽の光と、爽やかな風に癒やされながら、自然体に過ごす4人。自分らしくそれぞれのペースで夢を追う彼らとともに、ひと足早い"夏休み"を謳歌して

[右・ソヌ]ジャケット・中に着たシャツ・パンツ(すべて参考商品)/BEYOND CLOSET(NAVY BY BEYOND CLOSET) ジャケット(参考商品)/MR PORTER(Mr P.) 靴/スタイリスト私物 [右から2番目・ジュヨン]シャツ¥451,000・パンツ¥132,000/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ) 靴/スタイリスト私物 [左から2番目・ヒョンジェ]ベスト249,000/MOONSUN 中に着たジャケット・パンツ(ともに参考商品)/MR PORTER(HUGO BOSS) 靴・ネックレス/スタイリスト私物 [左・ニュー]ブラウス159,000/DAEJOONGSO パンツ452,000/THE MUSEUM VISITOR ベルト 129,000/ADERERROR 靴・リング/スタイリスト私物

NEW

THE BOYZのサマー・バケーション。の画像_1
ジャケット・中に着たTシャツ・パンツ(すべて参考商品)・靴¥176,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン) ネックレス・リング/スタイリスト私物

初夏の日差しのもと、自由気ままにポーズを決めるニュー。「COSMIC CRUISER」がテーマとなった、セリーヌの2022年サマーコレクションの一着をまとって。まばゆいホワイトのセットアップに、Tシャツを仕込みレイドバックな佇まいに。神秘的なビジュアルに潜む、彼のタフなマインドに呼応する。

JUYEON

THE BOYZのサマー・バケーション。の画像_2
トップス¥118,800・帽子¥110,000(ともに予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)

しなやかな肉体を駆使し、圧倒的なスター性を発揮するジュヨン。クールなビジュアルと、おおらかなキャラクター性で人々を魅了する。ルアーを渡せば、お茶目にポージング。そんな彼の身を包むのは、「TUNNEL TO JOY(喜びへのトンネル)」をテーマに発表されたプラダのルック。ビーチという現実世界のユートピアに人々が集い、喜びを共有する様を描いた。夏休みを謳歌するためにふさわしい一着。

THE BOYZのサマー・バケーション。の画像_3
[右・ソヌ]ブラウス¥188,100/アレキサンダー・マックイーン [左・ニュー]ジャケット・中に着たTシャツ・パンツ(すべて参考商品)・靴¥176,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン) ネックレス・リング/スタイリスト私物

太陽の下で思いきり遊んだ後、チェスに興じるソヌとニュー。駒を進めながら、幼い頃の夏休みの思い出話に花を咲かせる。「僕の故郷は全州(チョンジュ)。そこからほど近い海水浴場や、いろいろなアクティビティができる扶安(プアン)、麗水(ヨス)にも行ったりしました」(ニュー)。

THE BOYZのサマー・バケーション。の画像_4
[右・ヒョンジェ]ジャケット¥429,000・中に着たシャツ¥143,000・パンツ¥143,000(すべてヴァレンティノ)・ネックレス(パール)¥90,200・(チェーン)¥165,000(ともにヴァレンティノ ガラヴァーニ)/ヴァレンティノ インフォメーションデスク [左・ジュヨン]トップス¥118,800・パンツ¥258,500(ともに予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)

ジューシーなアイスキャンディを頰張りながら、語らうヒョンジェとジュヨン。トピックは休暇にメンバーと行った済州島での過ごし方だ。リゾート地というイメージが強いですが、最近は開発が進んで、未来都市のような雰囲気になっているんです」(ジュヨン)。

SUNWOO

THE BOYZのサマー・バケーション。の画像_5
ブラウス¥188,100/アレキサンダー・マックイーン

自ら作詞作曲をし、類いまれなクリエイティビティで魅せるソヌ。幼い頃の夏季休暇はもちろん、忙しい日々を送る現在も得意のサッカーをしながらアクティブに過ごしている。彼が着こなすのは、18世紀のイギリスで活躍した詩人・画家、ウィリアム・ブレイクのアートワークに着想を得たアレキサンダー・マックイーン。大ぶりのフリルが施されたロマンティックなブラウスをまとい、ひと夏に想いを馳せて。

HYUNJAE

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ジャケット¥429,000・中に着たシャツ¥143,000・パンツ¥143,000/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ)

メゾンが誇るコードの数々を再解釈したヴァレンティノのランウェイより。鮮やかなアクリルカラーをのせた装いで、初夏のムードを薫らせて。ハリのあるタフタ素材のジャケットやシャツをまとうのは、ボーカル、ダンサー、あらゆるポジションを器用にこなすヒョンジェ。撮影の合間もさまざまな場所でポージングを貪欲に模索するエネルギッシュな彼の姿勢が、まとう服をさらに魅力的に見せる。

Interview with THE BOYZ

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終始リラクシングなムードで進んだ撮影。ときに勉強中の日本語を織り交ぜながら、談笑する4人。

少年時代の夏休みに戻って自然体で撮影

——今回の撮影のテーマは「サマー・バケーション」。さまざまな名作ジュブナイル映画に着想を得た世界観はいかがでしたか?

ニュー 約1年ぶりにまたSPURでみなさんに素敵な写真をお見せできることになってうれしいです。ファッショングラビア撮影が大好きなので今回も楽しかった!

ジュヨン 去年は近未来的なコンセプトで華やかな感じでしたが、今回は旅先にいるようなリラックスした気分で撮影に臨みました。

ヒョンジェ 普段あまりない野外撮影もあって、自然光を浴びながら撮ったのがとても新鮮。いい仕上がりになったと思います。

ソヌ なごやかな雰囲気に癒やされて、今すぐ旅に出たくなりました。

——みなさんにとって「夏休み」の思い出と言えば?

ジュヨン 子どもの頃の夏休みって、今とは比べものにならないぐらいのワクワク感がありますよね。海水浴に行って、真っ黒に日焼けするまで遊んでいました。

ニュー 僕も故郷で家族と水遊びをしたことや、友達と海で遊んだことが心に残っています。

ソヌ 地元の友達と炎天下でサッカーをして汗を流していました。

ヒョンジェ デビュー初期に「Come On! THE BOYZ」というバラエティ番組の夏休み編を撮ったこと。みんなでコングクスを手作りしたり、火を熾したり、おばけ屋敷などの納涼ミッションに挑戦しました(笑)。

——今年の夏はどのように過ごす予定ですか?

ジュヨン まずは北米と欧州で初のワールドツアーを開催します。久しぶりにファンのみなさんに会えるのでとても楽しみです。

ヒョンジェ まだ準備中ですが、今年の夏もTHE B(ファンの総称)のみなさんに素敵な新曲をお届けできると思っています。

——もし数日間の夏休みがあったら何をしたいですか?

ニュー 以前、沖縄旅行に行ったメンバーたちがすごく楽しかったと言っていたので、今度は僕もぜひ一緒に行きたいですね。

ジュヨン 僕も沖縄に行ってみたいです。まだビギナーですが、サーフィンにも挑戦してみたい。

ヒョンジェ 僕も! とてもいいところだったと聞いています。

ソヌ 沖縄でジェイコブ兄さん(THE BOYZのメンバー)と小さなウクレレを持って、誰もいない夜道をフリースタイルで歌いながら散歩したんです。映画『ラ・ラ・ランド』(2016)みたいな感じで。すごく幸せな思い出になりました。今度はメンバー全員で一緒に歌いながら歩きたいですね。

日本発売のミニアルバムで斬新なコンセプトに挑戦

——5月27日リリースのミニアルバム『SHE,S THE BOSS』のコンセプトをお聞かせください。

ソヌ これまでは愛を告白する楽曲が多かったのですが、今回は愛する彼女がボス! 僕らは騎士道精神で守り、時に一緒に戦うというユニークなテーマです。歌詞にもジャンヌ・ダルクが登場したり。ジャケットはボスに仕える騎士のイメージでも撮影しました。

ヒョンジェ MVで着た騎士風の白い衣装には、スリットが入っているんです。踊ったときにスキンアウトするのがポイントです。

ニュー 騎士は「カッコよくて強い」といったイメージで捉えられがちですが、最近はそういう固定観念がなくなってきましたよね。僕たちそれぞれのカラーがあるので、多彩な騎士像を受け止めてもらえたらうれしいです。

——今後挑戦してみたいことを教えてください。

ソヌ 日本で演技をしてみたいです。日本のアニメをたくさん見ているので、学園を舞台にしたラブコメ作品の主人公を演じてみたい。

ニュー 似合いそう!

ソヌ 韓国から来た留学生みたいなコンセプトで。日本語がまだ流暢に話せないから、言葉は通じないけど目で通じ合う、みたいな。

ニュー じゃあ僕は、ソヌが出る作品のOSTを歌いたいです。

ジュヨン グループ全体の目標は、日本でのドームツアー!

ヒョンジェ 今年はまずTHE Bと会って言葉を交わして、コンサートをしたい。僕たちが楽しみながら一生懸命に準備したミニアルバム『SHE,S THE BOSS』とともに会いに行きますね。きっと気に入っていただけると思います。

ジュヨン これからは会いに行けるので、待っていてくださいね。元気な姿で会いましょう!

Profile
THE BOYZ
ドボイズ●(写真右からソヌ、ジュヨン、ヒョンジェ、ニュー)11人の多国籍メンバーで構成するグローバルボーイズグループ。5月より米国を皮切りにワールドツアー「THE BOYZ WORLD TOUR: THE B-ZONE」を開催予定。公式HP:theboyz.jp

 

『SHE’S THE BOSS』¥3,300/UNIVERSAL MUSIC IST

1年2カ月ぶりとなる日本でのカムバックアルバムを5月27日に発表。全6トラックで構成。ファンクベースのヒップホップサウンドで構成されたタイトル曲「SHE’S THE BOSS」を筆頭に、グループの新境地を体感できる一枚。

 

SOURCE:SPUR 2022年7月号「やわらかな風とたわむれて THE BOYZのサマー・バケーション」
model: JUYEON, HYUNJAE, NEW, SUNWOO 〈THE BOYZ〉 photography: LESS styling: Pillsung Lee hair: Mi hyoung Park, Ji hye Pyo 〈GLOSSS〉 make-up: Bo young Jung, Yun ji Park, Ye na Choi 〈GLOSSS〉 interview & text: Reiko Fujita  coordination: Shinhae Song 〈TANO International〉

撮影の様子をTikTokでチェック!

@spurmagazine SPUR7月号にTHE BOYZがカムバック♡数々の名作ジュブナイル映画に着想を得て撮影したファッションストーリーの裏側をお届けします🌞@istent_theboyz @theboyz_jp #THEBOYZ #HYUNJAE #JUYEON #SPUR #ョンジェ #ュヨン #spurmagazine #theboyzjuyeon #theboyzjuyeon #behindthescenes ♬ SHE'S THE BOSS - THE BOYZ
@spurmagazine SPUR7月号にTHE BOYZがカムバック♡数々の名作ジュブナイル映画に着想を得て撮影したファッションストーリーをお届けします🌞 ニュー&ソヌの #behindthescenes をご覧ください✨ #THEBOYZ #NEW #SUNWOO #SPUR #spurmagazine @THE BOYZ @THE BOYZ JAPAN OFFICIAL #theboyznew #theboyzsunwoo ♬ THRILL RIDE - THE BOYZ
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