2022年11月9日、JAPAN 1st EP『DREAM』をリリースしたSEVENTEENが、都内で記者会見を開催した。
全4曲を収録した今作。日本オリジナルの書き下ろしタイトル曲「DREAM」に加え、9th Mini AL『Attacca』タイトル曲「Rock with you」と、Special AL『; [Semicolon]』収録の「All My Love」の日本語バージョン、そして今年4月にリリースされた「Darl+ing」の特別バージョン「Darl+ing -Holiday ver.-」が収められている。また、公開中の『DREAM』のMVは、おとぎ話のような幻想的な世界観と、サビの“夢で”の部分でメンバーが見せるポイントダンスが印象的だ。日本のCARAT(SEVENTEENのファンの呼称)たちを楽しませたいという13人の思いがひしひしと伝わってくる。
(P)&(C) PLEDIS Entertainment
2022年11月19日からは、待望の初日本ドームツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] - JAPAN」がスタート。それと連動して、ツアー開催地の大阪・東京・名古屋の3都市では、「THE CITY(ザ・シティ)」プロジェクトとして、各都市とSEVENTEENの魅力を融合させた様々なイベントの展開を予定している。CARATに新しい体験を提供するとともに、地域全体を盛り上げていく。
個性きらめくフォトコール
MINGYU (P)&(C) PLEDIS Entertainment
シックなブラックスーツに身を包んだメンバーが登壇すると、すぐにフォトコールがスタート。集合カットの撮影では、13人が横一列に並んで圧倒的なカリスマ性を見せたかと思えば、すぐさまハートを手作り(S.COUPS&MINGYU、JEONGHAN&SEUNGKWANの2カップルがハートを制作)。終始、カメラ越しにCARAT(SEVENTEENのファンの呼称)たちへ愛情を送っていた。
ソロカットの撮影では、それぞれのキャラクターがさく裂。「こんにちは、キラキラHOSHIでーす。よろしくお願いします!」(HOSHI)と、おなじみの虎ポーズをキメたり、(空気を読んで)やめたりしてキュートに自己紹介をする者、「いい記事をお願いします!」(SEUNGKWANとMINGYU)と集まった記者にアピールをする者、はける方向を間違いつつも動揺を微塵も見せない優雅なほほえみで切り返し舞台を降りる者(JOSHUA)など、個性豊かな13人の一挙一動に、会場はなごやかな雰囲気に包まれた。 フォトコール終了後はトークセッションへ。「誠心誠意お話しします」(DINO)との言葉通り、今回MCを務める古家正亨(以下、古家)からの質問に、メンバーが日本語を交えて真摯に答えていく。最新曲『DREAM』に込めたこだわり、CARATへの感謝と愛情、そして11月19日からスタートするドームツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR[BE THE SUN] - JAPAN」への情熱を語った。
最新作『DREAM』について
WOOZI (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——新曲『DREAM』は、どのような思いが込められた楽曲ですか
WOOZI 「タイトル曲『DREAM』は、SEVENTEENの歴史的なドームツアーの瞬間を飾るにふさわしい、日本オリジナル曲です。“夢に見ていたものが夢に留まるだけではなく、現実になる”その瞬間を、共に歩んで来てくれたCARATのみなさんと一緒に“その現実を離さないぞ”という、誓いのメッセージを込めた曲になっています」
JOSHUA (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——JAPAN 1st EPの内容をくわしく教えてください
MINGYU 「4曲収録されているんですが、『DREAM』とともに(9th Mini AL)『Attacca』のタイトル曲『Rock with you』、(Special AL)『; [Semicolon]』の中の『All My Love』が収録されています。また、『Darl+ing』(今年4月にリリース)のスペシャルバージョン『Darl+ing -Holiday ver.-』まで、CARATのみなさんのことを思いながら、ギュッと詰め込んで一生懸命準備しました」
JEONGHAN (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——制作エピソードを聞かせてください
WOOZI 「ドームツアーは、SEVENTEENにとって、そしてCARATにとっても夢だったので、その夢のステージで披露できる“夢に関する曲を作らなきゃ”というふうにずっと考えていました。そして、その瞬間をみんなで迎えられるというとき、コロナの影響で中止になってしまって……。ずっと作れないでいたのですが、やっとその夢に関する曲を作ることができて、とてもうれしい気持ちで今を迎えています」
DINO (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——MVでの撮影エピソードを教えてください
DINO 「個人のシーンで、僕はバーテンダーの役割をしたんですが、僕が成人する前だったら想像もできなかった役割をMVで楽しく撮影できたことがすごく記憶に残っています。全員で踊るシーンに関しては、タイトに撮影したにもかかわらず、モニタリングしてみたら、かなりシナジーが生まれているなと。僕らの真骨頂を観ていただける、そんな素敵な映像になっていると思います」
HOSHI (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——『DREAM』のポイントダンスは?
HOSHI 「“夢で”という歌詞に合わせた、この動き(左の頬に手を添えて眠るポーズ)がポイントです。メンバーのみなさん、一緒にお願いします(全員でポーズ)。“夢と現実の繋がり”という意味を込めて、SEVENTEENらしく表現したので、ぜひ注目してください」DK 「そして、“夢と現実のつながり”という意味を込めて、SEVENTEENらしく表現したので、ぜひ注目してください」
半年ぶりの日本について
JUN (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——今年5月のファンミーティング「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 'HANABI'」以来、半年ぶりの来日ですが、どんな気持ちですか
JUN 「とっても幸せな半年を過ごしていました。ツアーを回りながら、たくさんの世界のCARATのみなさんにお会いすることができたし、これからもそういった幸せな日々が続くというふうに信じています」
VERNON 「前回来たときも、ツアーの合間にアルバムの準備も進めていて、とても忙しく過ごしていたので、今回は時間があれば、温泉とかにも行けたらいいなと思っています」
S.COUPS (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——11月19日からのドームツアーを迎える今の気持ちは?
S.COUPS 「まず、ここまで待っていて下さったCARATのみなさんに感謝しています。そして、一緒に夢を追い続け、叶えてくれたことに対して、とてもうれしくて幸せです。これからもたくさんの思い出、それからエネルギーを一緒に作っていけたらと思っています」——前回(2020年5月)のドーム公演はコロナの影響で中止となりましたね……
JOSHUA 「ワールドツアー自体を中止しなければならなかったので、とても残念で悲しかったんですが、また会えると信じていました。今回でドームツアーができて本当にうれしいし、CARATのみなさんにまた会えると思うと、とてもうれしいです。待っていてくれてありがとうという言葉を伝えたいです」
SEUNGKWAN (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——3都市の街とグループがコラボする「THE CITY」プロジェクトについて、教えてください
SEUNGKWAN 「とてもスペシャルなイベントが準備されているんです。まず、大阪では僕たちのラッピング列車が走ったり、東京では東京スカイツリーが“THE CITY”のための特別なライティングになる予定だと聞いています。それから名古屋では写真展も行われるので、みなさん、たくさんの関心をよろしくお願いします」
WONWOO 「オフラインだけではなく、オンラインでも、どこからでも楽しめる写真展と公演の上映が予定されているので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」
WONWOO (P)&(C) PLEDIS Entertainment
来日で楽しみにしていること
THE 8 (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——今回の来日で楽しみにしていたこと、あるいは日本での夢は何ですか
JEONGHAN 「前回日本に来たとき、僕が渋谷で写真を撮ってSNSにあげたものがあったんですけど、それがみなさんの中でフォトスポットになっていると聞きました。なので、今回もそういったこと、スポットを作っていけたら良いなというふうに目論んでいます」
THE 8 「僕は以前から“大勢の人の前でコンサートしたい”という気持ちがあったんですけど、今回ドームツアーという夢が叶い、うれしくて期待しています」
DK (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——もしも日本で1日フリータイムがあったなら、何をしたいですか
HOSHI 「(日本語で)JEONGHANさんが寿司を“おまかせ”で予約しました。それで一緒に行きます」
JEONGHAN 「(MC・古家から“寿司のおまかせは高いですよ”と心配されて)大丈夫です(笑)」
MINGYU 「僕は温泉に行きたいと思っています。ひさしぶりに秋田でスキーもしたいし、日本の曲を聞いて散歩もしたいと思っています」
VERNON (P)&(C) PLEDIS Entertainment
——大阪・東京・名古屋で楽しみにしていることは?
VERNON 「一番楽しみにしているのはドームツアーとCARATのみなさんに会えること。各都市で開催される“THE CITY”も楽しみにしています」
これまで「東京ドームで公演をするのが夢」と答え続けてきたSEVENTEEN。13人とCARATが手を取り合って育んできたドーム公演まで、あと9日。夢が現実になる瞬間を見逃してはならない。