2022年11月にデビュー1周年を迎え、12月14日(水)には1ST ALBUM『Awakening』を発売したグローバルボーイズグループ、INI(アイエヌアイ)。「KCON 2022 LA」にも出演、12月17日(土)からは初のアリーナツアーを敢行するなど、その人気はとどまるところ知らず! SPUR1月号に登場していただいたときも、お茶目だったり、真剣だったりと、様々な表情を見せてくれた11人のメンバー。編集部一同、世間を一瞬にして虜にした彼らの魅力に深く納得したのでした。そんなINIがアルバム発売前夜に“覚醒前夜祭”を開催するというので、お邪魔させていただきました!
オープニングはお笑いコンビ・ミキのおふたりのアナウンスからスタート。場が和んだところでメンバーが登場すると「ミキさんの弟分です!」と積極的に絡みに行く最年少・松田さん。リズミカルなボケ&ツッコミにも果敢に乗っていく最年長・西さんなど、挨拶からもメンバーの個性が透けて見えました。メンバーはシックな衣装に身を包み、ビジューがきらめく王子様のようなムードがとても眩しかったです。
早速アルバムについて聞いていくと、後藤さんのお気に入りは「Dramatic」という曲だそう。「メロディーがキャッチーで癖になるし、この曲は日本人のReiNaさんという振付師の方がつけてくれたんです!」(実はINIの振り付けを日本人が担当するのはこの曲が初めて。SPURでは以前ReiNaさんにフォーカスした企画を実施したこともあり、今回のコラボレーションは大変感激しました!)と言いながら、松田さんと後藤さんが実際に踊って見せてくれることに。さすがのサービス精神! ミキ・亜生さんも混ざって、ダンスをレクチャーしながら和気藹々とした姿を見せてくれました。「あれ、私でも踊れるかも……?」と一瞬思ってしまうくらいわかりやすいパートもあったので、ぜひMVもチェックしてみてください!
その後も「INIになって1年、ここが覚醒したなと思うところは?」という質問には、自分のことではなくメンバーの成長を挙げるリーダー・木村さんや、「自分の顔」と言い切る松田さんなど、個性豊かなトーク。曲中のセリフを使って、アドリブで駄洒落を入れる佐野さんなど、トークが面白いINIの魅力を存分に見せてくれました。
和やかな雰囲気に終わった生配信タイムの次は、メディア向けのQ&Aコーナー。つい先ほどまで舞台にいたのに、再登場する際「お久しぶりでーす!」と挨拶するなど、ここでも茶目っ気たっぷり。記者陣もメロメロです。
メンバーの皆さんの好きな曲は?
佐野「『Dramatic』が好き。今までのINIにない新しい風が吹いている楽曲です」
許「『Do What You Like』。INIに今までにないようなR&Bの爽やかで軽い曲。ドライブだったり、お出かけのシーンで聴いてくれたらいいなと思います」
西「『SPECTRA』。初めて作詞に参加させていただいたので、自分のなかでも思い出に残った曲です」
作詞に参加したメンバーといえば、田島さんも「Runaway」で挑戦。「忙しい日々から抜け出して、忘れていた夢を思い出して、共に歩き出そう、と寄り添うような曲。自分で気に入っている歌詞は、“叫びたいけれどどこに行っても結局叫べなかった”という部分。自分の感情をこめられたし、そこから明るい曲調になるところにも勇気をもらえます」
「デビューから1年、“Awakening”だった瞬間は?」という質問に対しては、ライブを挙げるメンバーも多数。
藤牧「『1 CHANCE FESTIVAL』が、初めての野外ライブで印象深かった! 新しい気持ちで挑ませていただいて、心の底から楽しいライブでした」
田島「今、ツアー準備の真っ最中。リハーサルの中で、すごい量の汗をかいている瞬間がアウェイクニング!」
そんな中、ドラマ出演の経験を挙げるメンバーも。
尾崎「ドラマに初挑戦して、すごく視野が広がって。もっと頑張りたいと思いましたし、表現の幅も広がって、すごく良いポイントだったなと思います」
中には、バラエティー番組での進化を挙げるメンバーも!?
髙塚「ある番組で、ゲームをしたときに台本にない無茶振りをされたことがあって。でも、メンバーはそれを超えるパフォーマンスで、『INIってすげえ!』と思いました(笑)」
最後に、2022年を締めくくるべく、メンバーの「今年の漢字」についての質問が。
後藤「“始”。INIがデビューして1年、ファースト、セカンドリリースともにすごく良い数字もいただいて。良いスタートを切れたかなと思ったので、この漢字にしました!」
そんな中、異色な回答をしたメンバーは?
池﨑「“寅”。寅年というのもあるし、『スペク“トラ”』ともかけています!」
これにはメンバーからもどよめきの声が。普段はクールな池﨑さんから飛び出た予想外の答えに記者陣も思わず笑ってしまいました。
それでは、2023年の抱負は?
木村「INIの楽曲らしさが見えてきた気がするので、そこから見えてきた新しい音楽にチャレンジしたい」
藤牧「来年は加速の一年にしたい。『SPECTRA』の歌詞にもあるように、“止まらない、速度を上げて”いきたいと思う。1年目はファンの皆さんのおかげでよいスタートができたので、つくってくれた波に乗って、いただいた愛を返しながら、もっとパワーアップしていきたい」
来年も、彼らの活躍から目が離せない!
■INI 1ST ALBUM 『Awakening』
初回限定盤A(CD+DVD)¥3,850
初回限定盤B(CD+DVD)¥3,850
通常盤(CD+SHEET STICKER)¥3,300
FC限定盤(CD+STICKER) ¥3,630
詳細はINI公式サイト https://ini-official.com/
■2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]
2022.12.17(土)AICHI SKY EXPOを皮切りに、大阪、東京、福岡の4都市で開催。
詳細は特設サイト https://ini-official.com/feature/2022_livetour_btc