【大楠道代】が語る、【鈴木清順】の世界とあの頃のモード。80年代に開花したインディペンデントな美意識

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本誌撮影時の衣装ももちろん私服。肩のジップがパンキッシュな黒いトップスはルイ・ヴィトン、レオパード柄が華やかなミディ丈プリーツスカートはディオール。ミックスコーディネートが好きで、別々の存在感のあるアイテムでも自分なりに組み合わせて着こなせるのは、深く長いおしゃれのキャリアで培われた技。
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『陽炎座』の一場面。芝居小屋「陽炎座」が崩れた後、品子(大楠)は大きな桶に沈み体からほおずきを放出する。画面いっぱいに広がる無数の赤い粒が鮮烈
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『ツィゴイネルワイゼン』で周子(大楠)が妹の見舞いに来るシーン。白いクルーネックブラウスにパールネックレスの組み合わせ。パツンと切ったボブヘアが赤いルージュを際立たせる
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「『陽炎座』では私がなぜか桜の木の上にいるというシーンもありましたが、考えていても仕方ないし好きなようにやりました」。伯爵令嬢で貞淑な妻役ということで衣装はすべて着物
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急に体質が変わって水蜜桃をむしゃむしゃ食べる周子。赤い百合が咲き乱れる着物にグリーンの帯という色彩豊かな和装
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『夢二』出演の俳優に囲まれる鈴木監督
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鈴木清順監督『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)
『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)
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鈴木清順監督『陽炎座』(1981年)
『陽炎座』(1981年)
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鈴木清順監督『夢二』(1991年)
『夢二』(1991年)