休日の過ごし方を教えてください。
藤原 早起きして、朝ごはんを作ります。
長谷川 えー。すご!
藤原 いつも9時までには起きて。米を炊いて、鮭を焼いて、目玉焼きとソーセージと味噌汁をつけて。朝定食みたいな感じ。
長谷川 めっちゃいいじゃないですか。
藤原 で、食後にコーヒーを飲む。オフなのに朝早く起きて、ごはんを作ると気持ちが充実するというか。
長谷川 僕は真逆です。まず僕の休日は、その前の夜から始まってて。目覚まし時計をかけずに眠れることにテンションが上がります(笑)。いつも14時くらいに起きて、Uber Eatsを頼んで。YouTubeを見て、ひたすらダラダラを極めるのが理想。
藤原 ちょっと前までは僕もそんな感じだったんですよ。でももったいないなと思ってやめました。大人になりました(笑)。
長谷川 すごい。僕の場合、まず休みの前の日は飲みに行くことが多いので、そもそも次の日に起きられない(笑)。
藤原 オフって意外とやることが多いからさ。この間も、いろいろな手続きや免許更新に行ったら、1日が終わってた。そういう予定をフルに詰め込んで。夕方くらいに家に帰ったときに、全部できた〜って達成感に浸るのも結構好きだったりする。
休みの日にふたりで遊びに出かけることはありますか。
藤原 最近はあまり。22〜23歳くらいまでは週5で会ったりしてました(笑)。
長谷川 樹さんは先輩ですけど、もう15年のつき合いになるから一緒にいてすごく楽で。普段はもちろん敬語ですけど、酔っ払うとほぼタメ語になります(笑)。
藤原 一応敬語を使ってはいるけど、実質的にはタメ語だよね(笑)。
長谷川 樹さんは酔っ払うとキャラが変わるんですよ。普段はポーカーフェイスだけど、お酒の席だと仕事の現場では見せないような笑顔を見せてくれます(笑)。
藤原 楽しくなっちゃうんだよね。まこっちゃんも最初は人見知りぎみで周りに気を使ってるけど、飲むと心を開いて、よく音楽をかけてくれる。
長谷川 DJ担当なんで(笑)。あとはメンバーで飲むとき写真を撮ったり。忙しくなったので、昔ほど気軽に集まれなくなった分、みんなが揃うのはすごく貴重。大切な時間はちゃんと記録に残しておきたくて、笑顔をパシャパシャ撮ってます。
藤原 あとで見返すと恥ずかしいんだよね。俺、こんな顔してたんだって(照)。
もしふたりで一緒に休みを過ごすなら?
藤原 なかなか休みがないから、休みらしいことをしたくて。ディズニーランドに行って、ミッキーのカチューシャをつけたい。
長谷川 ちゃんと楽しむんですね。僕もディズニー好きなんで、行ったら絶対カチューシャはつけます(笑)。
藤原 あ、休みといえばこの間、(佐藤)寛太とハワイに行きました。
長谷川 いいですね。僕、行ったことないんですよ、ハワイ。
藤原 絶対行ったほうがいい。ちょうどまとまった休みがとれるタイミングで行きました。寛太とも中学からの仲で、ふたりでいても何も気を使わなくてすむから、一緒に旅行する相手としてぴったりなんです。
長谷川 何が一番楽しかったですか。
藤原 おすすめはスカイダイビング。4000mから飛び降りてきました。
長谷川 楽しそう! 絶対したい!
藤原 初めて挑戦したけど、上空から見るハワイの景色がきれいで。ただ、飛ぶ前は怖い。待ってる間、ほかのお客さんが急に恋人やお母さんに電話をかけたりする(笑)。
長谷川 それは、万が一のときのため?
藤原 そうそう。最後のメッセージみたいな感じになってて。それを見て、余計に怖くなりました(笑)。
長谷川 ちょうど同じ時期に僕もオフで。僕は思いつきで温泉に行きました。ホテルの屋上の温泉から海を眺めたりして。
藤原 やばいね。最高だね。
長谷川 あとは世界的に有名なDJが来日していたので、フェスに行ったり。オフはインプットにあてることも結構多いです。
今回は「GOOD BOYの休日」というコンセプトでしたが、おふたりの思う〝いい男〟像を聞かせてもらえますか。
長谷川 (佐野)玲於さんと松田翔太さん。ふたりとも自分の中に〝かっこいい〟の定義がしっかりあって、ライフスタイルやカルチャーを大切になさっているのが全身からにじみ出ている。話し方や姿勢から、これまで積み重ねてきた経験が伝わってくるというか。生き方がかっこよくて憧れます。
藤原 僕は岩田(剛典)さんですね。僕たちLDHのパフォーマーの中で誰よりも自力で道を切り開いている人。なりたい自分を常に頭に思い描いていて、そのために何をすればいいのか全部考えている。しかもこれだけ人気なのに、さらに上を目指すハングリー精神を持ち続けていて。貪欲に挑戦し続ける姿勢を尊敬しています。
そんな憧れの人に近づくために、自分にまだ足りないものはなんですか。
長谷川 やっぱりインプットですね。足を運んで、自分の目で見たものって財産になる。そういうことをちゃんとやっていないと、いつかメッキが剥がれたときに中身がないのがバレちゃうと思うんです。だから、できる限り現場に行って、ちゃんと見たい。そこでいろんな人とつながって、仕事に結びついたりグループの活動に還元できたこともあるので。
藤原 僕はまこっちゃんのそういうところを尊敬しています。THE RAMPAGEの衣装や、「*p(R)ojectR®」というブランドのデザインを考えたり。自分の好きを追求して、ちゃんと仕事にしてるじゃない?
長谷川 もちろん経験値はまだまだ足りないとは思うけど、焦りはなくて。今やってることを引き続き伸ばしていけば、思い描く場所にたどり着けるのかなと思っています。
藤原 僕は発信力をもっとつけたいですね。チャンスを待つだけじゃなくて、自分の夢を語って、つかみに行く積極性はもっと大事にしなきゃなと思います。
長谷川 樹さんはブレないんですよね。自分のスタイルがあって、それこそ発信する内容すべて樹さんらしいなと思う。そこをリスペクトしてるし、次にどんなことを形にするのか早く見たいです。
2023年、一番自分が成長できたと思う出来事はなんですか?
藤原 僕は初めて主演舞台をやらせてもらったのが大きかったです。ひとりでグループとは違うステージに立つ。しかも主演となると、いつもの100倍ぐらい疲れるし、気を張るし、責任も感じるし。めちゃくちゃ大変でしたけど、すごく刺激的な時間だった。一番成長できた、自信につながる経験でした。
長谷川 樹さんとはお芝居を始めたタイミングが同じくらいで、ちょうど同じ時期に主演舞台をやらせてもらっていたんですよ。だから、舞台の真ん中に立ってる樹さんを見て誇らしくなったというか。別々の場所で一緒に主演舞台をやってることがめちゃめちゃ感慨深かったです。
カーテンコールは泣きましたか。
藤原 僕は危なかったですけど、座長として我慢しました(笑)。
長谷川 僕はボロ泣きでした(照)。キツすぎて逃げ出しそうになったこともあるんですけど、その分、やり遂げた達成感がこみ上げてきて、あんなに泣くかっていうくらい涙が止まらなかったです。
藤原 いいね。まこっちゃんが成長できたことは何?
長谷川 もちろん舞台もTHE RAMPAGEのツアーも最高でしたけど、仕事だけじゃなくプライベートも充実させられたことがよかったですね。グループのためにも、自分の将来のためにも、海外で勝負できるようになりたくて。人生で一番忙しい1年でしたけど、たくさんの人と知り合えて、今までの自分では想像できないようなつながりを持つことができた。ここから20代も折り返し。30歳からの自分の人生が楽しみになるような種まきをいっぱいできたことがよかったなと思っています。