美しい布に対して"ほめる、お世辞を言う"を語源とする伝統的な服「サリー」。テキスタイルの長い歴史を持つインドでのサリー作りは唯一無二の体験!
「旅先だからこそ楽しめる組み合わせを!」
洋服も普及しているが、インドの女性は日常的にサリーを着ているという。布の素材や色、柄、装飾など膨大な選択肢から自分だけの1枚を選ぶ楽しさは格別。
「ベトナムに行ったときにアオザイを作ったことがあるのですが、その土地の民族衣装を着てみるのも旅の醍醐味ですよね。サリーは、日本の着物と近いなと思いました。日常では選ばないような色や柄でも、いざ着てみるとしっくりくることがあるんです。私がサリーを選んでいると、ショップに居合わせたお客様がやってきて、着方やポージングのアドバイスをいただきました。そんなコミュニケーションも奥深くて楽しかったです」(杏さん)
自分だけのサリーを作ってみる!
サリーの文化を世界中に広げる伝道師
お話を伺ったのは…アシュリタ・ヴェムガンティさん
インドの手仕事の美しさをまとう
「ピーコックのような深いブルーで涼しげに」
杏
1986年、東京都生まれ。2001年モデルとしてデビュー。2005年から海外のランウェイで活躍。2007年に俳優デビューし、近年の出演作に映画『キングダム 運命の炎』『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(ともに'23)などがある。そのほかナレーターや声優など多彩な活躍を続ける。2022年より日本とパリの2拠点生活を開始。YouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」も人気。