刺激的な南インド・ハイデラバードの旅の最後は素顔のインドに触れたくて街歩き。小さなタクシー＂オート＂に乗って、人々が行き交うマーケットにやってきた
「バイタリティあふれる人々に圧倒されました！」
「ハイデラバードはインドの中でもIT企業が進出している洗練された部分もあり、一方で古いものも残っているところが興味深かったです。マーケットの近くをオートで通ったときに、運転席の隣で車を修理しながら乗っている場面も見かけました。この国では無駄なものは何もないんだなと実感。初のインド旅でしたが、想像していたよりもずっと広くて深くて、どこかに親しみやすさも感じる国でした。公用語が多岐にわたるからなのか、ほとんどの場所で英語も通じるので旅人にはうれしいですね。歴史的にもインドと日本にはつながっている文化があると感じることもあって、インドのことをもっと知りたくなりました」（杏さん）
初のオート体験は、車体のすぐそばを車やバイク、通行人が通るというスリリングな時間に。
「この国の人々のバイタリティを実感しました！」と杏さん。家庭料理を教えてくれたコーディネーターのモーハンさんとともに野菜などを売るマーケットを訪れた。街中のカラフルな色使いも目に楽しい。
ハイシーズンの11月ながら、日差しが強いインド。風通しのよいコットンのブラウスにハットを合わせた、ノンシャランなトラベルスタイルが正解。ニュートラルカラーのマグノリアのプリントが街並みと好相性だ。
1986年、東京都生まれ。2001年モデルとしてデビュー。2005年から海外のランウェイで活躍。2007年に俳優デビューし、近年の出演作に映画『キングダム 運命の炎』『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』（ともに'23）などがある。そのほかナレーターや声優など多彩な活躍を続ける。2022年より日本とパリの2拠点生活を開始。YouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」も人気。
