BTS JINのソロ公演ファイナルに、J-HOPE&JUNG KOOKがサプライズ登場! ARMY思いのJINの愛をたっぷり感じるライブをレポート  #RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE

2025年10⽉31⽇にINCHEON MUNHAK MAIN STADIUMにて「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」が開催された。ここまで日本、アメリカ、ヨーロッパなど9都市で計18回の公演を行い、世界中のARMYと交流してきたBTSの最年長JIN。今公演はBTS公式YouTubeコンテンツ「Run Jin」のコンセプトを拡張して構成されており、歌はもちろん、ファンと共に楽しむゲームや仮装イベントを通じてファンコンサートの新しい地平を切り開いたという評価を得ている。

ロンドンのO2アリーナ(The O2 arena)で公演を開催した初の韓国アーティストとなり、米・アナハイムのホンダセンター(Honda Center)では韓国アーティスト歴代最多観客を動員した。さらに、ダラスのアメリカン・エアラインズ・センター(American Airlines Center)では全席を完売させ、同会場で初めて完売を達成した韓国アーティストとなった。「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」は、6月に高陽で幕を開けた初のソロファンコンサートの締めくくりとなるステージだ。

2025年10⽉31⽇にINCHEON MUNHAK MAIN STADIUMにて「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」が開催された。ここまで日本、アメリカ、ヨーロッパなど9都市で計18回の公演を行い、世界中のARMYと交流してきたBTSの最年長JIN。今公演はBTS公式YouTubeコンテンツ「Run Jin」のコンセプトを拡張して構成されており、歌はもちろん、ファンと共に楽しむゲームや仮装イベントを通じてファンコンサートの新しい地平を切り開いたという評価を得ている。

ロンドンのO2アリーナ(The O2 arena)で公演を開催した初の韓国アーティストとなり、米・アナハイムのホンダセンター(Honda Center)では韓国アーティスト歴代最多観客を動員した。さらに、ダラスのアメリカン・エアラインズ・センター(American Airlines Center)では全席を完売させ、同会場で初めて完売を達成した韓国アーティストとなった。「#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE」は、6月に高陽で幕を開けた初のソロファンコンサートの締めくくりとなるステージだ。

花火で幕を開けたアンコール公演

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

オープニングから花火が打ち上がり、暗い中でもキラキラと輝いて見えるスクエアスタッズが全身にびっしりとあしらわれた衣装で登場したJINが、「Running Wild」で会場中を走り回ると、会場からは早速キムソクジンコールが湧き起こっていた。

続く「I'll Be There」はガラリと雰囲気の変わったロックバラードの趣を感じさせるナンバー。曲に入る前には一瞬会場の明かりが消え、暗闇に包まれる演出で会場の熱を落ち着かせた。

「With the Clouds」はタイトルの通り雲と共に空を駆け抜けるような疾走感を感じさせる。日本語バージョンではONE OK ROCKのTakaをフィーチャーしていた「Falling」の後は、盛り上がる会場に向けお得意のソンキス(投げキッス)でオープニングを締めた。

今ツアーのキーワードである「RUN!」「SEOKJIN!」のコール&レスポンスの後は切ないラブソング「Don't Say You Love Me」をしっとりと聞かせた。

ARMYとのジェスチャーゲームやメンバー登場のサプライズも!

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「テレパシーゲーム!通じろARMY」のコーナーは、広い会場のファンたちとジェスチャーゲームで心を通わせることが重要なゲーム。

1問目からムルフェ(冷たい刺身料理)という難易度の高い問題だったが、会場をじっくり見ていたJINは見事に正解。2問目の「アンコール」もジェスチャーが難しい問題ながら見事正解。答えを言ってしまうARMYに「答え言っちゃだめですよ!でも可愛いので正解です」とご褒美の衣装を着て次のステージに臨むことに。

ジェスチャーゲーム正解の特典は、白スーツに「昨日会社でJUNG KOOKが普段着としてこれをかぶっていた」という黒いファータイプの先端が二股に分かれたピエロ帽という衣装。

これぞJINの真骨頂と言えるハイテンションなトロット調の「Super Tuna」で会場がアゲアゲに盛り上がる中、スペシャルゲストとしてメンバーのJ−HOPEとJUNG KOOKが登場するサプライズに、会場の熱は更に高まっていった。

JINが「この方はとても有名な歌手の〜」と2人を紹介すると、J–HOPEは「Killin It Girl」を、JUNG KOOKは「STANDING NEXT TO YOU」のステージをそれぞれダンサーを従えた豪華演出の祝賀ステージを披露した。6月のソロコンサートにJINとJUNG KOOK二人が出てくれたことに対し、今回のサプライズはJ−HOPEからの申し出だったとか。二人の熱狂するソロステージに対し、JINはARMYとともに大絶賛を送った。

BTS  JHOPE  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

BTS  ジョングク JUNG KOOK JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

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JINの代わりにJUNG KOOKがルーレットを回してステージを去ると、ルーレットの結果で出た曲をARMYが合唱するチャレンジタイム。

今回は「Magic Shop」を、韓国90年代カラオケ風の謎のあるある演出満載のJINの映像とともにARMYがしっとりと歌い上げるという、なんともいえない時間が流れた。スコアはもちろん100点!

大人っぽい衣装に着替えてしっとり聴かせるピアノタイム

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

控えめなラメが大人のセクシーさを感じさせる黒い衣装に着替えると、「Close To You」「The Truth Untold (feat. Steve Aoki)」の2曲を弾き語りスタイルで情緒たっぷりに歌い上げた。「4人分を1人で歌ってピアノも弾かなきゃいけないので、僕にとってはチャレンジでしたが...」というJINに会場が温かく応える場面も。
バンドサウンドにエモーショナルなボーカルで切なく歌い上げる「Background」「Another Level」。

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

続いてはARMYが画面に出た歌詞を見て歌った曲をJINが当てるコーナー。1曲目の「Abyss」は歌うとなると難易度が高そうだが、キーを調整した2回目のチャレンジで見事成功。続いてのよりキャッチーな「Best Of Me」はARMYもノリノリで合唱し、こちらも正解。3曲目の「Running Wild」英語歌詞もクリアして見事全問正解となった。

BTSの楽曲コーナーでは3人でのパフォーマンスも

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

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赤いジャケットを羽織り、YENAをフィーチャーしたポップな「Loser (feat. YENA)」を溌剌と歌い上げ、テンガロンハットをかぶるとヘヴィなテンポの「Rope It」をロックにパフォーマンスしてみせた。

「 IDOL 」+ 「So What 」+ 「My Universe」とBTSの楽曲メドレーではJ–HOPEとJUNG KOOKも参加し、水かけ合戦などグループコンサートのような楽しい雰囲気に。「Jamais Vu」も3人でパフォーマンスし、BTSの楽曲を彩った。

BTS  ジョングク JHOPE JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

最後のセクションでは、宇宙のような真っ暗な会場から星空のようにペンライトがきらめいていく「The Astronaut」。「暗い道を照らしてくれるあの銀河のように 君は僕を照らしていたよ」という歌詞がファンとの関係性を表しているよう。

「Nothing Without Your Love」では広いステージ駆け回りながら会場に全力で語りかけていた。アンコール前のVCRでは、格闘ゲームを模した画面で「RUN JIN」を振り返る場面も。

アンコールでは初披露ステージも!気球でスタンド上段に顔を見せるホスピタリティ

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

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アンコール1曲目はJINの初めてのソロ曲「Awake」。アンコール公演のために準備したステージで、これでソロ曲は全て披露することとなった。

「Moon」では気球に乗ってスタジアムをぐるりと回り、「やりたかったんだけど、でも怖い〜!皆さん手を振ってください!」と、スタンド上段のARMYに会いに行く姿も。まさに今日この瞬間を意味するような「To Me, Today」で公演のラストを締めた。

「今日は来てくれて本当にありがとうございました!世界中のARMYが幸せになるまで僕は走り続けます!」というコメントとともに、アンコール公演まで5カ国を走り抜けてきた初のソロツアーは、最後にも打ち上がった花火のごとく、仁川でゴールテープを切って見事なフィナーレを見せた。

BTS  JIN 『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR_ENCORE』31日公演

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「ファンのことをこんなにも思ってるJINさんのライブは最高だと思う」というJUNG KOOKのコメントの通り、音楽とユーモアと、ファンを楽しませたいというJINらしさに溢れたファンコンサートだった。

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