パク・ソジュンとウォン・ジアンがロマンスで新境地! 「これまで演じてこなかったキャラクターを見てほしい」#明日はきっと

パク・ソジュンが7年ぶりのラブロマンスに主演。20年という時をかけて出会いと別れを繰り返した男女のピュアラブストーリーを描く『明日はきっと』。SPURドラマLOVERS倶楽部が、早速、主演のパク・ソジュンさんと相手役ヒロイン、ウォン・ジアンさんにインタビュー。11月27日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催されたスペシャルイベントでのトークも交えながら、二人の熱き思いをリポートします!

パク・ソジュンが7年ぶりのラブロマンスに主演。20年という時をかけて出会いと別れを繰り返した男女のピュアラブストーリーを描く『明日はきっと』。SPURドラマLOVERS倶楽部が、早速、主演のパク・ソジュンさんと相手役ヒロイン、ウォン・ジアンさんにインタビュー。11月27日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催されたスペシャルイベントでのトークも交えながら、二人の熱き思いをリポートします!

繊細な感情表現に注目してほしい! 「観るほどに余韻が残るドラマです」

パク・ソジュンとウォン・ジアンがロマンスの画像_1

12月7日に待ちに待ったパク・ソジュンの純正・恋愛ドラマの配信がスタートしましたね。みなさんは、もうすでにご覧になったでしょうか。
パク・ソジュンさんが演じるのは、ごくごく普通の家庭に育った優しく誠実な青年イ・キョンド。芸能スキャンダルを追う記者となったギョンドは、ある人気芸能人の不倫の記事を執筆するのですが、その不倫相手の妻が、いまだに忘れられずにいる20歳の時の初恋の相手ソ・ジウだったという! ヒロインのソ・ジウを演じるのはもちろん、ウォン・ジアンさん。スペシャルイベントでは、配信に先駆けてドラマの1話が上映されたのですが、ジウに振り回されつつ愛が止まらないキョンドという構図なのです。これまではツンデレだったり、復讐に燃えていたりと、どちらかというとタフなイメージが強かったソジュンさんがあたふたと振り回されている姿がとっても新鮮なのですが……。

——1話を観る限り、振り回すジウに振り回される一途なキョンドがとても楽しいですが、ロマンス作品ということで、ファンの方々の期待も高まっていますね。キョンドとジウを演じたお二人が、ファンの方々にお伝えしたいこのドラマの魅力、見どころを教えてください。

パク・ソジュン 「キョンドとジウ、二人の登場人物がメインとなって物語を繰り広げていくストーリーですので、二人のそれぞれの感情の流れがすごく大事だと思っています。実際に、出来上がったドラマを観てみると、映像美や音楽が素敵に仕上がっていて、観ていくほどに余韻が残るドラマだと思います」

ウォン・ジアン 「二人が長きにわたって出会ったり別れたりを繰り返すのですが、その出会いごとに姿かたちなど見た目や感情の変化もあり、それがどのように変わっていくかが見どころになっていると思います」

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——そもそもお二人がこの作品に出演しようと思った決め手は何なのでしょうか?

パク・ソジュン 「まずは物語が面白かったこと。ドラマは20歳、そして20代後半、現在というように、二人の物語が展開されていくのですが、そこも魅力的だったし、その時代設定は、まさしく自分がこれまで生きてきた年代と重なります。その時代をそれぞれの年代で改めてお芝居できるということに魅力を感じました」

ウォン・ジアン 「俳優として演技者として成長が望める作品だと思ったからです。これまでもドラマは短いタームで出演したことはありますが、こんなに長い期間、ひとつのドラマで演技をするのはほとんど初めてのことなんです。私にとっての成長につながると期待しました。また、ロマンスというジャンル的にも、共演のパク・ソジュン先輩からいろいろ学べるのではと期待しましたし、実際に、多くのことを学びました。さまざまな年代を演じることも私にとって大きなチャレンジでもありました」

——パク・ソジュンさんは、今回、復讐もアクションも封印して、いわゆる等身大の普通の男性というキャラクターを演じているわけですが、演じる上でこれまでと違ったところはどういう点なのでしょうか?

パク・ソジュン 「アクションのように身体を激しく動かすようなシーンがなかった分、身体はすごく楽でしたね。でもその反面、繊細に感情を表現しなければならなかった部分が難しかったです。3つのそれぞれに異なる年代を演じるわけなのですが、演じながら、頭の中ではその時間軸とかも意識しないといけなかったですし。相手と目と目を合わせて、会話したり感情を表現したりしなければいけないところなどもとても難しかったのですが、それを成し遂げた時は、やり遂げたなあと、とても楽しかったです」

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——別れと再会を繰り返す主人公たちを演じる際に、それぞれにこだわったところはどこですか?

パク・ソジュン「特別な回答が言えればいいのですが、本当に基本的なことしかありません。別れと再会を繰り返す二人の状況に集中したり、歳月を想像したり、自分がその行間や余韻を感情表現で埋め合わせていったという感じです。どの年代のどのキョンドとしてジウをどんなふうに見つめるのか、これまで何を考えてきて、どういう風に生きてきたのか。どんな喋り方で、どんな眼差しでお芝居するべきなのか、そこに集中しました」

ウォン・ジアン「私が特に集中したのは再会の場面です。これまでそれぞれが、どんな時間を過ごしてきて、再会した時にどういう感情になるのか、それらの感情がまぜ合わさったようなものを表現したいと思いました」

初共演でもお互いに息を合わせて 「長く記憶に残る作品に仕上がってます」

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——お二人は初共演ですが、実際に共演されていかがでしたか?

パク・ソジュン 「常に、始まりにはときめきがあるのですが、僕の場合は、ジウの役がジアンさんに決まるまで待つ期間が長かったんです。だから、より楽しみにしながら、この作品の撮影を待ち構えていたんですね。キョンドとジウはお互いに息を合わせていかなければいけない役割なので、実際に撮影に入ってからは、お互いを頼りながら、手助けをしあいながら、一緒にひとつの作品に最善を尽くして望めたと思います。これからずっとずっと、長く記憶に残る作品になったのではと満足しています」

ウォン・ジアン 「キャスティングが決まるまでお待たせしたことに対しては私にとっても少し負担になっていました。なので、撮影に入る際もそのことで心配だったのですが、いざ始まってみると、その心配がまるで嘘のように、ソジュン先輩から配慮していただき、安心して撮影に臨むことができました。そういう環境づくりをしてくださろうと、努力してくださったソジュン先輩には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。現場に臨む態度とか、現場の雰囲気づくりとか、周囲に与えるいいエネルギーとか、多くのこともソジュン先輩から学びました。私も、後輩と演技をするようになった時は、先輩から学んだことを後輩にしてあげたいと思います」

——撮影中の印象的な思い出やエピソードについても教えてください。

ウォン・ジアン 「二人が大学時代のシーンになりますが、“支離滅裂”という演劇サークルの仲間と一緒に海辺に旅行に行くんですね。そこで、裸足で道を歩くシーンが印象深かったです」

パク・ソジュン 「車に乗って海岸沿いを走ったり、海の中に入ったり、また、通りを裸足で歩くシーンがあるんですが、その道に石がいっぱい転がっていて、そこをみんなで笑いながら歩かなければいけなかったんです。ものすごく痛かったんですが、顔は笑顔で、でも、“いつ終わるんだよ、この撮影は〜〜”と叫びながら歩いていたのを思い出します。画面ではみんながすごく幸せそうに映っているので、ぜひ、期待して観てください」

——1話では桜が舞い散る中でのキョンドとジウのシーンが、とても美しく印象的でしたが……。

パク・ソジュン「桜並木の中、二人が長い会話をするシーンなのですが、桜の花びらがいっぱいに舞い散らないといけないので、撮影時は巨大扇風機で強風を飛ばしたんですね。ものすごく寒い時期の撮影だったので、冷たい風が吹き荒れるなかお芝居したのが記憶に残っています。扇風機の音でセリフも全く聞こえない(笑)。後から100%アフレコで対応したのですが、本当に寒い中、日が昇る時間から、日が暮れる時間まで、みんなで精を出して撮影したものになっています。撮影はすごく大変でしたが、すごくときめくシーンになっているので、その部分も楽しみにしてください」


「このドラマは、僕をはじめ監督さん作家さん、スタッフの方々、そして出演した俳優たちが、本当に深い愛情を注いでつくった作品です。この作品を視聴しながら、日本の皆さんにとっても素敵な時間になってくれれば嬉しいです」

パク・ソジュンさんとウォン・ジアンさんの初共演で送る、明るく、でも切ない純愛ラブストーリー『明日はきっと』(原題:キョンドを待ちながら)は、Prime Videoにて毎週日・月曜に1話ずつ配信予定。

公式サイト『明日はきっと』