分断社会での新しい「つながり」を描く、映画『レンタル・ファミリー』
「日本の何もかもが恋しいです。また早く訪れたい。日本では、僕という存在——背の高さも含めて、いろいろな意味で"外側"に立っているはずなのに、それでもあれほど心から受け入れられていると感じた経験は、これまであまりなかった」
そう語ってくれたのは、ブレンダン・フレイザー。『ザ・ホエール』(2022)で感情があふれ出すような演技を見せ、アカデミー賞主演男優賞に輝いた彼は、受賞直後の注目の渦中で、全編日本ロケによるHIKARI監督の『レンタル・ファミリー』を次作に選んだ。
『レンタル・ファミリー』
日本で暮らす売れない俳優フィリップ(B・フレイザー)はレンタル・ファミリー社でさまざまな役割を演じながら、老名優の喜久雄(柄本明)らと心を通わせていく。人々との交流を通じて自らを見つけていく物語。(2月27日公開)
ブレンダン・フレイザー。1968年生まれ、NY在住。『ハムナプトラ』(1999〜2008)シリーズで世界的スターとなるが、その後活動のペースを落とす。『ザ・ホエール』で復帰しオスカーを受賞。『ハムナプトラ4』の噂もあり期待が高まっている。
