オープニングの「DAYBREAKの「花道だけ歩かせてあげる」で会場が一つに!
オープニングはDaybreakの「Flower Road」を歌いながらの登場。この曲には“大好きな君をずっと幸せで包んであげる”という一途な思いが込められている。韓国では告白ソングとしても人気の楽曲だけに、2年ぶりに再会した日本のウチェトン(ビョン・ウソクのファン名称)へのメッセージのようにも感じられた。
黒ぶちメガネにボーダーTシャツ、デニムジャケットというカジュアルなボーイフレンドスタイルで現れたウソク。その温かな眼差しと優しい歌声に、会場の熱気は一気に高まった。
今回のファンミーティングのテーマは、そのタイトルどおり「秘密の図書館」。ステージを図書館に見立て、ウソクにまつわる記憶や思い出が綴られた本を1冊ずつ開きながら、ファンとともに新たな思い出を刻んでいくというストーリーだ。
「この図書館には一つだけ特別なルールがございます。ここでは、ウソクさんを愛する気持ちは返却不可能となっています」。そう語るのは、今回MCこと図書館司書を務める古家正亨氏。「ちなみに僕は身長180cmなんですが、ウソクさんがどれだけ背が高いかわかりますよね」。古家氏が隣に立つと、その差は一目瞭然。頭ひとつ分ほど高いウソクの抜群のスタイルに、会場も改めて見惚れていた。
ちなみにウソクが来日したのは前日。その夜には、さっそく大好きな焼肉を堪能したことも明かしてくれた。
タオルを10日間洗っていない?! ビョン・ウソクの驚きの近況も公開!
そんなウソクがファンのために選んだ最初の1冊は「司書の秘密の記録」。自身の近況について語るコーナーだ。まず話題に上がったのは、最近面倒で後回しにしてしまっていることについて。
「それはパルレ(洗濯)! いつもよく洗濯するんですけど、タオルだけはためておいて1週間に1回洗うんです。でも最近は忙しくて、今10日分くらいたまっています。早く洗わなきゃいけないんですけど、ちょっとまずいことになっています(笑)」 ちなみに自宅の洗濯機はドラム式とのこと。韓国ドラマのように、屋上で洗濯物を干しながら恋が始まるという展開は、どうやら彼のプライベートにはなさそうだ。
続いての質問は、「一生に一つしか食べられないとしたら何を選ぶ?」。「ラッポッキ! 僕、トッポッキも好きだしラーメンも好きなので、それを合わせたラッポッキです。でも一生に一つだけか……。無理かもしれません(笑)」
さらに、「ウソクさんと仲良くなるには?」という質問では、聞かれるや否や大きなため息。「僕は親しい人があまりいません……。考え方が合わないといけないので」思いのほかハードルの高い回答に、会場からは笑いが起こった。
そして最後は、「10年後の自分に一言かけるなら?」。「オッテ、ヘンボッケ(どう、幸せ?)です。僕が一番望むことは、いつも幸せでいること。だから10年後の自分にもそう聞いてあげたいです。ウチェトンを思い浮かべるときも、真っ先に思い出す言葉は幸せです」
おおらかな人柄が垣間見えたところで、今度は出演作の名シーンを振り返るコーナーへ。ヒロイン役は会場から選ばれたファン。ウソクが顔を近づけた瞬間、会場は悲鳴にも似た歓声に包まれた。
そんな興奮のなか迎えたのが、待望のスペシャルステージ「ソナギ(Sudden Shower)」。降り注ぐ星空を背景にしたロマンティックな演出のもと、ファン一人ひとりに語りかけるように歌うウソク。会場全体がうっとりとした空気に包まれたところで、第1部は幕を閉じた。
ファンミの思い出、「雪の華」の歌声に震える
第2部の幕開けは、黒縁メガネを外しての登場。トロッコに乗って会場を巡るのかと思いきや、なんと自ら客席へ。本来はトロッコ移動の予定だったそうだが、「もっとファンのみんなと近くで触れ合いたい」という本人の希望により直前で変更されたという。客席ではファン一人ひとりと目を合わせるように歩きながら、何度もハートマークを送る姿も。爽やかで誠実な人柄が伝わるひと幕だった。
さらに、2023年に日本で初めて開催したファンミーティングでも披露した「雪の華」を熱唱。「僕にとっても思い出の曲です。当時来てくださったファンの皆さんが、そのときの思い出やシーンをもう一度思い出してくれたらいいなという気持ちで歌いました」。
続いて選ばれた本のタイトルは「Secret Chapter」。用意された3つのミッションを成功させると、嬉しいご褒美が待っているという。最初のミッションは「フィルモグラフィークイズ」。「ソンジェ背負って走れ」のあるシーンのセリフを当てる内容だったが、ウソクは即答。そのセリフは「ヌンムリ アン モムチョ(涙が止まらない)」。
「このシーンは現場でアドリブをたくさん入れた場面だったので、見た瞬間にわかりました。記憶にも残っていましたね」さらに、「僕は基本的にセリフを早く覚えて、早く忘れるタイプなんです。でも『ソンジェ背負って走れ』はアドリブが多かったですね。アドリブを入れるかどうかはキャラクターによって調整しています」と撮影秘話も披露。
エプロン姿のウソクが作る渾身の卵焼きは「ふわふわで優しい味」
2つ目は「ドキドキチャレンジ」。SNSで流行している“がんばれチャレンジ”動画を覚えて再現するミッションだ。少々あやしい場面もありながら無事成功。
そして最後は「99秒ミッションリレー」。羽根つきやウインクなど複数の課題を99秒以内にクリアしなければならないが、こちらもギリギリで成功。ムキになって挑戦する姿は、まるで少年のような愛らしさだった。
3つのミッションをすべて成功させたウソクへのご褒美は、ステージ上で卵焼きを作ること。そして抽選で選ばれたファン3人がその卵焼きを味わえるというスペシャル企画だ。エプロン姿で登場したウソクは、卵を割るところからスタート。しかし本人いわく「料理はほとんどしない」とのことで、手つきはどこかたどたどしい。ところが完成したのは、まるでプロ顔負けの見事な美しい厚焼き卵。試食したファンも「ふわふわで優しい味でした」と大感激。古家氏も「焼き加減が絶妙ですね。何も味付けしていないのにめちゃくちゃおいしい」と驚いていた。甘く楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ最後の1冊「運命の栞」へ。
ソンジェの一途な優しさ、イアン大君の気品とウソクの素顔を満喫!
そしてファンミーティングもいよいよ終演の時。「このファンミーティングの時間が、僕にとっても皆さんにとっても大切な時間になってくれたらうれしいです。今日のこの時間は、僕にとって本当に大きな力になりました。つらいときには、この瞬間を思い出して仕事を頑張ろうと思います。本当にありがとうございました」。感謝の言葉を伝えた後、最後の最後に会場全体へ向けて大きな声でこう叫ぶ。
「愛してるよ! 愛してるよ!」
ファンの温かな拍手と歓声に包まれながら、ウソクは“秘密の図書館”を後にした。ソンジェ(『ソンジェ背負って走れ』)の一途な優しさ、イアン大君(『21世紀の大君夫人』)の気品、そしてプライベートで見せるお茶目な素顔。そのすべてを間近で感じられた、幸福感あふれる2時間半だった。
「またすぐ会いましょう」
その約束を胸に、次の再会を楽しみに待ちたい。