限界を決めず、プロアスリートとして挑戦を続けていきたい
鳥海連志
ちょうかい れんし●1999年2月2日、長崎県生まれ。生まれながらに両手足に障がいがあり、3歳で両下肢を切断。中学1年生で車いすバスケットボールを始める。2016年の高校在学時、チーム最年少としてリオ2016パラリンピックに出場。その後も日本代表の主軸として活躍を続け、東京2020パラリンピックでは、チームを大会史上初の銀メダルの獲得に導き、個人としては大会MVPを受賞。2023年10月よりプロアスリートに転向し、現在は神奈川VANGUARDSに所属する。
鳥海さんを読み解く3つのS
Society
現在、年に4回ほど実施している「Push Up」は、過去に千葉や横浜で開催しました。今後は主要都市以外にもいろんな場所でやりたいと思っています。歩いていたら街中で車いすバスケットボールをやっている人に出会えるくらい、フラットなものとして伝えていきたいです。
Sleep
コンディションを整えるために、日中に仮眠を取るようにしています。多くのアスリートも取り入れているそうで、僕は20分がちょうどよくてスッキリしますね。適切な長さの昼寝をすることで、疲労感を軽減でき、パフォーマンスの向上を実感しています。
Smile
シューティング練習やウエイトトレーニングにしても、チームメイトに声をかけてやるようにしています。誰かと一緒にトレーニングに励むことで張り合いも出て、頑張れるので。同じチームの高松義伸選手とはプライベートでも仲がよく、公私ともに彼の存在は大きいですね。