パラアスリートが見つめる未来 vol.22
パラアスリートが見つめる未来 vol.22
かわかみ しゅうた●1998年11月22日、福井県生まれ。小学3年生のときに交通事故で視神経を損傷し、弱視となる。中学から陸上競技部に所属。2021年に社会人になってから、健常者の大会と並行しパラ陸上への挑戦を決める。2024年の世界パラ陸上競技選手権大会では100m(T13)で銀メダル、パリパラリンピックでは銅メダルを獲得。2025年にニューデリーで開催された世界選手権では、100m(T13)で金メダルに輝いた。アスピカに所属。
川上さんを読み解く3つのS
Smile
家族と過ごす時間を大切にしています。仕事が終わってからは子どもと遊び、リフレッシュして練習へ向かうのが日課。最近はアンパンマンのパズルに夢中な息子の姿に癒やされています。成長した息子に自分の活躍を見せたいという新たな目標ができました!
Sleep
子どもが生まれるまでは特に睡眠を重視しておらず、夜更かしをすることも。でも、今では寝かしつけをしてから12時までには寝るようにして、朝は6時半に起床するサイクルになりました。息子が生活リズムを整えてくれたと言っても過言ではないですね(笑)。
Society
大学の授業でボッチャを体験したのがパラスポーツとの出合いでした。障がいの有無に関係なく、一緒に楽しめるスポーツの世界が少しずつ広がっていると実感します。自分も橋渡しの役割を担いたいし、健常もパラも関係ない陸上競技の大会が増えてほしいですね。

