LE SSERAFIMの初ツアー『2023 LE SSERAFIM TOUR 'FLAME RISES'』をレポート! 大迫力のパフォーマンスに会場が沸いた
LE SSERAFIMが頼もしく「私の仲間になれ!」。初ツアーで見せた自信と飽くなき向上心
世界中から熱い視線を集めるガールズグループ・LE SSERAFIMが、デビュー後初のツアー『2023 LE SSERAFIM TOUR 'FLAME RISES'』を開催中。SPURでは、8月30日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて行われた東京公演の様子をレポートします!
5人が順に倒れていく鮮烈なオープニング
開演時間になると、客席のFEARNOT(ピオナ/LE SSERAFIMファンの呼称)が手にしたペンライトが、ステージから降り注ぐライトに呼応するように光り、FEARNOTの期待感は膨らむばかり。そしてLE SSERAFIMがステージに堂々と姿を現すと、割れんばかりの大歓声が!「The World Is My Oyster」が流れる中、5人は立ったまま後ろに次々に倒れていくという演出で観客の度肝を抜き、コンサートのオープニングを飾りました。
終盤では、LE SSERAFIMを象徴するような楽曲を畳み掛けるように連発。炎が上がる中で「ANTIFRAGILE -Japanese ver.-」が始まると、客席からは割れんばかりの歓声が起こります。KAZUHAが「忘れないでよmy toe shoes」という歌詞のパートで披露する、美しいY字バランスは圧巻でした。「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」ではダンスビートとメンバーの激しいダンスに誘われ、フロアのボルテージが最高潮に。
そして本編最後を飾ったのは「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers) -Japanese ver.-」。KIM CHAEWONとKAZUHAが勇ましい表情で動物のようにゆっくりとフロアを進む振付に、会場は沸き立ちます。ライブを通して、複雑なフォーメーションを高いシンクロ率でこなしていくメンバーに終始強いリスペクトを覚えましたが、この曲のラストでは、頭にかざした両手をメンバーが下ろすタイミングまでもが完璧に一致。思わず鳥肌が立ちました。
アンコールで披露された「Fire in the belly」は、韓国で行われた公演にて、KIM CHAEWONが冒頭のセリフを噛んでしまった姿がかわいすぎると話題に。東京公演ではセリフを「FEARNOT! 私の仲間になれ!」と日本語にアレンジし、堂々と決めていました。ラテンビートが特徴的な明るいナンバーを5人は情熱的に歌い、全方位のFEARNOTとの別れを惜しむように手を振って、ステージを後に。