メンバーの母国・日本でデビューできた喜び
——まずは自己紹介と、それぞれのパートやグループ内での役割を教えてください。
スヒョン メインボーカル担当のハッピースマイル、スヒョンです。
ハラム メインボーカルを担当しているピンクお姫様、ハラムです。
つき Billlieのウサギ担当、つきと申します。メインダンサーを担当しています。
ション メインダンサーのションです。よろしくお願いします。
シユン メインラッパーを担当しています。シユンです!
はるな サブボーカルとサブダンサー、そして末っ子を担当しているはるなです。
——日本デビューおめでとうございます。韓国でデビューしてから1年半が経ちましたが、日本デビューすることを知ったときはどう思いましたか?
つき 韓国で一生懸命活動する日々を送っていたんですが、前から着々と準備してきた日本デビューの話を聞いてみんな喜んで、またそこからたくさん準備を重ねてきました。
スヒョン 日本デビューを待ち焦がれていたのですごく嬉しいです。デビュー前からいろんな国で活動したいと思っていましたし、はるなちゃんとつきちゃんの母国でデビューできたということで、とても緊張しますが嬉しいです。
ハラム 一生懸命準備したので、カッコいいパフォーマンスをお見せして帰りたいと思います!
日本に来たらプリンはマスト!全員でよく遊ぶゲームは……?
ション つき シユン
——日本に来るのは2022年12月の「2022 Asia Artist Awards」以来2度目ですよね。今回の来日ではどこかに行きましたか?
スヒョン コンビニでプリンを買いました。私とハラムちゃん、シユンちゃんでもんじゃ焼きも食べにいきました。
はるな メンバーみんなプリンがすごく大好きなんです。韓国にはプリンがあんまりないんですよ。だからみんな「日本に行ったら絶対食べたい」っていつも言ってますね。
ハラム クリームブリュレも食べたんですけど、本当においしかったです。 ドン・キホーテとかにもお出かけしました。
ション 私は、前回来たときにお団子に惚れちゃったんです。それから私の推しの日本の食べ物になりました。みたらし団子、大好きです!
——では仕事のスケジュールがないとしたら日本で行きたい場所、やりたいことは?
スヒョン ショッピングがしたいです。はるなちゃんとつきちゃんの地元である大阪に行って、抹茶を飲んだり、たこ焼きも食べたりしたいですね。
はるな まだBilllieで大阪に行ったことがなくて。あと、いつか時間があったらみんなで温泉旅行に行きたいです。旅館に泊まって温泉でゆっくりして、みんなでいろいろ話しながらご飯を食べたいねっていつも話しています。
ション 私も温泉に行きたいし、テーマパークにもメンバーと一緒に行ってみたいです。
——シユンさんは日本で中高生雑誌のモデルとして活動していたことがありますよね。日本のファッション誌にはどんな印象がありますか?
シユン すごく素敵だと思います。韓国にも様々な購読者を対象とする雑誌があるんですが、ティーンマガジンは珍しく、可愛らしいながらもティーンに合うファッションやメイク情報を見つけることができて、面白くて印象深かったです。
つき モード誌はあるんだけど、ティーン誌がないのが日本と違うところですかね。
シユン うん。ファッションやメイクのことをいろいろ知りたいと思っても、情報を探すのが難しいんです。なので日本の雑誌はそうした情報を知れていいなと思います。
——ハラムさんはビジュアル担当、そして努力家として知られています。努力を重ねてパフォーマンスを磨き続けていることがよく伝わってきますが、美容に関して努力していることは何かありますか?
はるな わー、気になる!
ハラム (照れながら)かっさのローラーを使って顔のマッサージをよくしています。ちょっと痛いけどすぐに効果が出るので、よく使用していますね。
——ションさんは2021年に「Girls Planet 999:少女祭典」に出演して最終順位10位となり、大きな話題を集めました。「ガルプラ」に出演して得たことは、今のグループ活動にどのように生かされていますか?
ション デビュー前に大きな舞台をたくさん経験できたことがとてもよかったと思います。番組出演時、比較的短い時間の中で新しい舞台を準備しなければならなかったため、さまざまなコンセプトについて悩み解釈できる機会を持つことができました。また大きな舞台で緊張感を和らげる方法、意見を調節する方法などを学ぶことができ、 Billlieのメンバーともこのような部分を共に分かち合っています。
——先ほどの撮影中も皆さん息がぴったりで仲がいいなと感じたんですが、普段はメンバーでどのような遊びをしていますか?
つき 1つの宿舎で暮らしているので、誰かが何かにハマったらみんなで共有することが多いですね。
はるな みんなでゲームをすることも多いです。ニンテンドーSwitchは全員持っていて、「あつまれ どうぶつの森」をよくみんなでやりますね。「花とったん誰やー」って言ったりしています(笑)。
テンポがいいと話題、つきが参加した「GingaMingaYo」日本語詞
ハラム はるな スヒョン
——デビューして1年半の間に、すさまじい密度で活動してこられました。とても忙しい日々だったと思いますが、どんなふうにモチベーションを保ってきましたか?
シユン 活動しているときもしていないときも、Belllie've(Billlieファンの呼称)の方がたくさん応援してくださるので、それにいつもすごく力をもらって準備をしています。活動中は直接会えるので、そこからさらに力をいただいて頑張れていると思います。3月にリリースした「EUNOIA」で初めて音楽番組の1位を獲れたので、とても感謝しています。
——これまでリリースしてきた楽曲はコンセプトも曲調も多種多様でした。特にお気に入りの楽曲は?
つき やっぱり「GingaMingaYo (the strange world)」へは世界中の方々が高い評価をくださって、私たちにとってもすごく大切な曲であり、代表曲だと思っています。だからこそ今回日本デビュー曲にも選ばれたのだと思いますし。表情管理やパフォーマンス面は自分たちが一番努力している部分でもあるので、そこを評価していただけるとうれしいですね。
——「GingaMingaYo (the strange world)」は、目まぐるしく変わる全員の表情の変化に本当に圧倒されます。Billlieは表情管理が強みのグループという印象が強いですが、意図してそこを磨き上げてきたのか、自然とそうなっていったのか、どちらでしょうか。
つき この曲は準備段階から「表情豊かに表現しよう」というディレクションをいただいていたんです。それを受けて私たちも話し合い、「ダンスだけではなく顔でも全力で表現しよう」と意識して練習するにつれて、自然にそうなっていったんだと思います。
——「GingaMingaYo (the strange world)」の日本語バージョンはつきさんも歌詞の制作に携わったんですよね。リリースされるやいなや、日本語の歌詞の音符へのハマりかたやテンポ感がとてもよいと話題になっていました。
つき 本当ですか?ありがとうございます!歌詞はすごく悩んだんですけど、日本語の可愛らしさをポイントにしたくて。ラップのときにパワーを強調させられるように単語を変えたり、韓国人のメンバーが発音しやすいかどうかもすごく意識しました。
シユン ありがとうございます!
つき えへへ、どういたしまして(笑)。
シユン 日本語でラップするのは、発音とリズムが難しかったですね。でも頑張りました。
つき ハラムちゃんのサビも、韓国語バージョンの発音をできるだけそのまま表現したかったので意識しました。
ハラム 日本語の発声にあまり慣れてない中だったので、やっぱり難しさはありましたね。
はるな 日本語は私とつきでみんなに教えました。やっぱり「つ」や「さしすせそ」の発音が難しいみたいで、レコーディング前に一緒にチェックしながら繰り返し練習しましたね。
——日本語バージョンはミュージックビデオも原曲とはちょっと違った雰囲気で、可愛らしい映像になっていましたね。
はるな 衣装や雰囲気が韓国語バージョンとは変わっているので注目してほしいです!あと「snowy night」という曲のMVに出てくるキャラクターも、日本語バージョンのMVには出ているんですよ。そこもポイントになっていると思います。
シユン ダンスも韓国語バージョンとは少し変えてますね。私のパートだったら「わちゃわちゃ」っていうところは日本語の歌詞に合わせていて。その辺りにも注目してほしいですね。
——「GingaMingaYo (the strange world)」の歌詞では若者の気持ちが歌われていますよね。いつもどんな気持ちを届けようと思いながらパフォーマンスをしていますか?
シユン 思春期の感情を頭に置いてパフォーマンスしています。成長中の瞬間に感じることがたくさん込められているから、自分の中でいろんな感情がケンカしているようなイメージです(笑)。
スヒョン 「GingaMinga」は「あってるかあってないかわからない」という意味で、大人になる過程を歌った歌詞です。表情の変化をどういうふうにつけるかを常に考えて、バラエティを増やして臨んでいます。
Billlieだけのストーリーがあることが強み
——つきさんは「GingaMingaYo (the strange world)」のチッケムが再生回数1200万回(2023年5月現在)を数え、一躍時の人になりましたよね。日本でもあのチッケムはとても話題になっていました。
つき わあ、本当ですか?コロナ禍の時期で、音楽番組もファンの方たちがいないところでパフォーマンスしていたので、直接感じられる機会が少なくて。最近になってやっと実感できるようになってきたところです。
——あのタイミングから、見える世界は変わりましたか?
つき ありがたいことにたくさんの方から愛してもらった分、Billlieの名前も知っていただけるようになったのが一番大きいです。Billlieの活動において大きなターニングポイントになったと思います。
——先日つきさんはLE SSERAFIMのSAKURAさんの単独番組「怖いもの知らずクラ」に、Kep1erのマシロさんと一緒にゲスト出演していましたね。韓国の番組に、第一線で活躍している日本人メンバーの3人が一緒に出演している姿は、勝手ながらなんだか感慨深いものを感じてしまいました。
つき SAKURAちゃんは日本でも活動されてきて、私にとっては大先輩なのに、本当に面倒をよく見てくださるんですよ。最近も会うたびに「元気?ご飯食べてる?」って声をかけてくださって。異国で頑張っている同士なので、本当に私も心強くて。支え合える仲になりたいと思いますね。
——はるなさんも14歳の若さで渡韓しましたが、異国での暮らしをどのように頑張っていますか?
はるな すごく幼い頃に何も知らないまま韓国に1人で渡ったので、不安や心配が大きかったんですけど、韓国に着いた瞬間からお姉さんメンバーたちが親切に接してくださったんです。わからないことも本当のお姉ちゃんのように教えてくれて。だからそんなにつらいこともなく、思ったよりすぐにみんなと仲よくなれてよかったです。
——表情管理はもちろんですが、他にBilllieにしかない魅力とはなんだと思いますか?
シユン Billlieだけのストーリーがあることが強みだと思います。毎回カムバックのたびに、パフォーマンスだけではなくストーリーを見せるコンセプトフィルムを公開しているんですが、Belllie'veにそうして私たちのメッセージをしっかりと伝えられるところが私たちの一番の強みです。
——スヒョンさんは俳優として活動していた経歴もお持ちですよね。スヒョンさんから見て、メンバーの演技力はいかがですか?
スヒョン 私もまだまだ足りない部分がたくさんあって恥ずかしいですが、少しだけ意見を出すと日々成長が見えますし、みんなもともと上手で習得能力も高いんですよ。言葉はいらなかったですね。
つき わーよかった……。スヒョンお姉ちゃんのほかにも表情が豊かだったり、感情表現力が高いメンバーたちもいて、そうしたメンバーからも学ぶことが多かったです。撮影中も隣でアドバイスをくれたり。演技力はみんなで助け合いながら育て上げてきたと思っています。
——演技力を磨くことでパフォーマンス中の表情演技がより上手くなるだろうし、パフォーマンス中の表情を磨くことできっと演技力も上がりますよね。相関し合ってどちらも高めていけることが、Billlieの強みなのかもしれないですね。
つき 確かに言われてみたらそうなのかも……嬉しいです。ありがとうございます!
——今後グループとしてやってみたいことはありますか?
シユン 世界中のBelllie'veに会いに行きたいです!
つき 今年は世界各地でのイベントを開催できるように準備しているところです。
——では語学にも力を入れているんですか?
つき はい、活動期間以外はずっと語学の授業を受けています。日本のファンの方々にもっと頻繁に会ってコミュニケーションするために日本語の勉強はみんな本当に頑張っているし、また英語の勉強もしています。
——今後挑戦してみたいコンセプトはありますか?
つき 個人的にはかっこよくてヒップなジャンルにもう一度挑戦してみたいです。
ション 私は、Billlieだけの幻想的な雰囲気を聴かせる曲をやってみたいです。
——では最後に、一言ずつメッセージをお願いします。
つき 日本デビューに向けてBilllie全員で本当に一生懸命準備してきたので、今後の活動にぜひ注目してほしいです。よろしくお願いします。
はるな 素敵なステージを見せるために、私たちは一生懸命準備してきたので、これからたくさん応援していただけると嬉しいです。
ハラム Billlieだけのカッコいいパフォーマンスと表情変化に注目してください。
シユン 一生懸命準備してきたので、私たちのことを知ってくださったら嬉しいです。そして今回、Billlieについて紹介することができて本当に光栄です。これからも頑張ります!
スヒョン 私たちのステージに注目してください。めちゃくちゃ愛してます。大好き!
ション ついに日本デビューです。たくさんの魅力を持っているグループなので、たくさん愛して応援してくれたら嬉しいです。 SPUR公式TikTokではBilllieがゲームにチャレンジ! 可愛い表情をお見逃しなく。spurmagazine
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