<スミン>リーダーに向いているのは中心を維持できる人
スミン
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
『SO BAD』が好きですね。デビュー曲だということもあって、どこか思い詰めた気持ちが込められていて、デビューするまでの準備期間を今もまだ思い出させてくれるんです。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
ファッションやヘアメイクはとにかく、私に似合っていないといけないなと思っています。例えば衣装に関しては、リボンをつけたりするのが好き。ヘアメイクはスッキリしていて、チークや唇にポイントの色を入れるのが好きですね。
——スミンさんはSTAYCのリーダーですが、リーダーにはどんな資質が求められると思っていますか?
中心をうまく捉えられる人、中心を維持できる人が、リーダーに向いているのではないかと思っています。何か起きても、色んなところで自分が中心になって、メンバーたちが動揺したり、迷ったりしないようにしてあげることじゃないでしょうか。
——5年以上の練習生体験を持つスミンさんは、色々苦労をされたと思います。練習生時代の自分に、どんな言葉をかけてあげたいですか?
「何があったとしてもあなたはやり遂げられるよ」と言ってあげたい。練習生時代は本当に辛かったんです。物事をひとつひとつ解決しながら成長していって、デビューができて、今はすごく幸せに過ごしているので、当時の自分には「頑張れ!」と言いたいですね。
<シウン>俳優としての体験を音楽に役立てる
シウン
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
選ぶのは難しいけど、『SO BAD』だと思います。『SO BAD』ほど「この曲、いいな」と強く思った曲は、今のところほかには思い付かなくて。デビュー曲だったことも関係していると思うんですが、すごく力強くて、気分が下からわーっと上がってくるように感じました。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
日常生活でどこかに出かける時は、たいていスッピンで、メイクとかはそんなにしないタイプです。逆にアクセサリーが大好き。特にピアスですね。洋服は色んなものに挑戦するほうです。ユニークな服、ポイントがある服が好きで、スッキリしたスタイルも好きだし、正直言って、キレイなもの、可愛いものは全部好きです。
——シウンさんは俳優としても活躍してきました。演技の経験は音楽活動にどう役立っていますか?
私は、歌手の活動と俳優の活動は全く別のものだと思っています。でも、どこかに役立っていることを見つけるとすると、歌詞の理解を深めたり、舞台で音楽を表現したりする時にキャラクターやイメージを考えて、歌詞全体、曲全体を伝えやすく努力をする作業かもしれません。
——エンタメ界でのキャリアが長いシウンさんは、若い頃から衆目にさらされてきたわけですが、そんな中でどんなことを心掛けていますか?
これは本当に本当に重要だと思っているんですが、自分が無くなっていってしまうように感じたことがあります。だから、例えば日記を書いて自分を思い出すようにしたり、自分と会話をするとか、家族と話すとか、一歩後ろに下がって「どうだったかな」と振り返ったりするんです。そうすると色々気付くことがあって、そんな感じにいつも自分を守ろうとしています。
<セウン>ステージに立つ時が一番幸せ
セウン
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
私は『ASAP』です。韓国で一番人気の曲で、一番STAYCのカラーが出ているんじゃないかと思いますし、日本でのデビュー・シングルにも収録することができましたので。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
普段予定がない日は、メイクは何もしないことが多いんです(笑)。でも『POPPY』のミュージック・ビデオやジャケットを撮影した時は、韓国ではできないような可愛い髪型にしたり、メイクの色をポップで可愛い感じにして、日本っぽいヴィジュアルができた気がします。
——日本語を積極的に使ったり、覚えたりする姿が印象的なセウンさんですが、最近覚えた日本語や、よく使う日本語は?
お腹すいた。食べ物が食べたいです。コンビニに行きたいです(笑)。ファンには「とても会いたかったです」と言いたいですね。
——活動をしていて一番幸福感を覚えるのは、どんな時ですか?
ファンのみなさんの前でステージに立つ時が、やっぱり一番幸せですね。
<アイサ>完成度を上げるために何度も練習
アイサ
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
私は『STEREOTYPE』が一番好きです。ファンの方たちが私たちの声を好きになって下さった曲で、私の声を聞いて「元気が出た」という意見が一番多かったんです。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
私は古着が好きな一方で、キレイで洗練された服も好き。スッキリ見えるように着るというのが私のポイントですね。お化粧はいつも、唇をポイントにするタイプです。
——ボーカル面でグループをリードするアイサさんが、歌唱力を磨くために心掛けていることは?
STAYCの曲で難しいものがあった時に、完成度を上げるために何度も練習するタイプではありますね。
——スタジオでもステージの上でもリード・シンガーとして大きな責任を負っていますが、どのように緊張をほぐしていますか?
私はメンバーとファンを信じてパフォーマンスをすることで、緊張をほぐしています。
<ジェイ>ずば抜けた何かがある声を見つける
ジェイ
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
韓国でのデビュー曲『SO BAD』がすごく好きなんです。聴いても聴いても飽きない、そんな曲ですし、歌うたびにいつも、言葉では言い表すことができない気分を与えてくれます。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
私はすごく楽なヘアメイクが好きですね。ファッションについては可愛いものが好きで、寒くないというのも重要なポイントです(笑)。
——ジェイさんは低音のボーカルに定評があります。そのスキルをどんな風に磨いていますか?
スキルを磨くというより、自分が楽に歌える発声方法を探して、研究しています。ただ低いだけではつまらないので、ちょっとほかの人とは違う、ずば抜けた何かがある声を見つけるのがポイント。同じ低音でも、聞いたことがない新しい低音になっているといいなと思います。
——ユンさんと並んで最年少メンバーであるジェイさんが、年上のメンバーとの年齢差を実感するのはどんな時ですか?
例えば、子供の頃に流行していた曲とか、好きだった曲が違うんです。私たちの世代では絶対に人気の曲なのに、お姉さんたちは知らなかったりすることが結構多くて。逆にお姉さんたちにも、「え、あなたたち、この曲を知らないの?」と言われることがよくあります。そういう時に一番感じますね。
<ユン>お手本になれるようなアーティストに
ユン
——STAYCの楽曲の中で最も思い入れがある一曲を教えてください。
ユン:私は『POPPY』です。中毒性が高いし、ダンスの振り付けもすごく可愛くて、ずっとずっと踊っていたくなるくらいです。
——ファッションやヘアメイクのこだわりは?
私はフリンジがある髪型が好きで、何もしていない、真っ直ぐな髪にこだわりがあります。それが私の定番ですね。伊藤潤二さんのホラー漫画『富江』の主人公にすごく似ていると言われたことがあるので、日本に来ることになって、意識してわざと似せているんです(笑)。
——ジェイさんと並んでグループ最年少のユンさんは、若いファンにとって共感しやすい存在だと思います。お手本として見られることをどう受け止めていますか?
STAYCというグループ名は“Stars For A Young Culture”の略で、“若い文化を引っ張っていく”というような意味があるんです。だからまさに若いファンの方をターゲットにしていて、みなさんのお手本になれるような、真似をしてみたいと思ってもらえるようなアーティストになることを、第一に考えて活動しています。
——音楽界を志す人にアドバイスを求められたら、どんな風に答えますか?
この仕事を選ぶということは、好きだから選んでいると思うので、その気持ちをいつも忘れないでいて欲しいですね。あと、周りにいい人がたくさんいるはずだから、その人たちに頼りながら一緒に成長していってもらえたらいいと思います。