#チ・チャンウク 、#ウィ・ハジュン 、#イム・セミ が織りなす、話題のノワール韓ドラ『#最悪の悪 』。3人のケミに魅せられ、お互いの意外なところなど、熱血インタビュー! #theworstofevil #지창욱 #위하준 #임세미

配信すぐに話題となっているディズニープラス スターのオリジナルドラマ『最悪の悪』。視聴をスタートさせた方も多いのではないでしょうか。背景となるのは、韓国ドラマでも度々登場する1990年代というエモさあふれる時代。それだけでもワクワクものではありますが、そこで描かれるのは潜入捜査官VS麻薬密売組織という鉄板のノワール。クライムアクション好きならずとも、早くも胸締め付けられずにはいられない予感がひしひしです。

その主人公たちを演じるのは、「アンナラスマナラ」でこれまでにない役どころを見せてくれたチ・チャンウクさん、「イカゲーム」で世界の注目を集めたウィ・ハジュンさん(「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」から注目しています!)、そして、「女神降臨」をはじめ多くの作品で幅広い演技を見せるイム・セミさんの3人。トライアングルロマンスという側面でも鉄板の組み合わせに、さらなる期待が高まりますが、この3人が先日配信記念プロモーションで来日。早速、SPURドラマ班もその現場に潜入して、3人に直撃インタビュー。その内容をお届けします。

最初に伺ったのは、ドラマでそれぞれが演じる役柄について

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──チ・チャンウクさんが演じるのは刑事のパク・ジュンモ。昇進を狙って犯罪組織に潜入捜査するという役どころですね。つまり、犯罪組織の中で刑事という素性を隠し演技しなければならないというまさに緊張感あふれる役どころ。

演技しているキャラをさらに演じるというのは実質的な演技においても心情的にもかなり複雑だったのではと思います。これまではロマンスものが多い中、『アンナラスマナラ』とはまた180度違うであろう、全く新しいチ・チャンウクさんを見せてもらっていますが、実際に現場ではどう進められたのですか?

チ・チャンウク 今振り返ると、ドラマの現場は本当に楽しい作業だったのですが、撮影自体は決して簡単ではありませんでした。絶えず、緊張感を維持しなければいけませんでしたし、どのように強弱のアクセントをつけていくべきか、とても悩みました。

ですから、常に監督と本当に多くのことを話し合いながら、進めていきました。アクションももちろん大変でしたが、身体のつらさだけでなく精神的にも追い詰められることも。でも、演出を絶対的に信頼していたので、自分の演技に満足するというよりも、監督のOKサインが出れば、あ、大丈夫なんだ、と信じながら撮影に常に臨んでいたように思います。

──役のために工夫したところ、ご自身のアイデアで採用されたものなどありましたか?

チ・チャンウク すごく多くありましたよ。 現場ではテキストベースで話をするというよりは、俳優、演出スタッフが常に集まってコミュニケーションをとりながら、シーンを撮っていきました。そんな中で、もちろん自分が考えたアイデアが自然とシェアされていきましたし、演出上、大きく変わらないものなら、監督も積極的に採用してくれました。

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──ウィ・ハジュンさんが演じるのは、若くして麻薬密売を手掛ける新興の犯罪組織“江南連合”のボスに成り上がったギチョル役。ドラマ序盤では、イム・セミさん演じるジュンモの妻ユ・ウィジョンとの間で過去に何かあったムードも満々ですが、ボスという悪のカリスマ性と、一人の女性をめぐる心情と、演じる上でこだわったところを教えてください。

ウィ・ハジュン 僕が演じたギチョルという人物は、本当に冷たい感じで、「この人、何を考えているのかわからない」と観ている方々に映ればと思い演じました。ボスというカリスマ性だけでなく、曖昧な部分も持っている。そんな要素を眼差しや、呼吸で表現できるように気をつけました。

一転して、ウィジョンという女性と相対するときは、あくまでも純粋に一人の男として接するように心がけました。ジュンモや江南連合のみんなと一緒のときとは態度も様子も違う、そういった対する人物それぞれで違う表現ができるように心がけました。

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──演じたユ・ウィジョンは自分も麻薬保安官でありながら、潜入捜査官の夫ジュンモと犯罪組織のボス・ギチョルと2人の間で揺れるクライムドラマの中のロマンスを担うようなキーパーソン的存在ですが、演じる上で大切にしたことを教えてください。

イム・セミ 彼女の複雑な心情や立場については、作品に全て盛り込まれていると思います。ウィジョンという女性は、夫のジュンモが潜入捜査をする中で、どんどん別人のようになっていくのを見て、なんとか早くこの捜査を終結させたいと思って動く人物でした。自分の保安官としての役割を務めながら、潜入捜査官の夫、夫が潜入した犯罪組織のボスとの間に挟まれた女性として、その心理を知ろうと務めていた女性だと思います。そこを意識しながら演じるよう務めました。中でも、それぞれの関係性の中で生まれる優しさを重視して演じていました。

楽しみでしかない人気俳優3人のケミストリー。何か発見は?

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では、続いてお聞きしたいのは、やっぱり撮影時はお互いどうだったのか、そんな3人の関係性。ということで、それぞれに、この人のココが意外だった!というところを教えてください。(質問を投げかけると3人とも、どんな発言がでてくるのか、ドキドキしている様子で、真剣に聞き入っていました)。

──チ・チャンウクさんに伺います。ウィ・ハジュンさんの意外性を発見しましたか?

チ・チャンウク ハジュンさんはですね、意外なところがない!  それが意外なところだと思いました。本当に真っ直ぐな人なんですよね。自己管理もベストを尽くしていますし、性格もきめ細かいし、演技も繊細な演技をしています。

そう、意外なところがないんですよ。本当に意外ですよね。長く一緒にいると、普通はこういう一面もあるんだ、という部分が出てくるものなんですが、ハジュンさんにはそういうところが本当にないんです。徹底的に僕たちを騙しているのかな(笑)。とにかく、優しくて模範的な真っ直ぐな人なんです。

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──では次はウィ・ハジュンさんに伺います。イム・セミさんの意外なところは?

ウィ・ハジュン セミ・ヌナ(お姉さん)は、とても綺麗で、か細くて、口数も少なくて、物静かでいつも隅で本を読んでいる……というようなイメージを持っていました。しかし実際にお会いしてみると、本当にアクティブな女性で自分の中では意外でしたね。マラソンが大好きだし、実は何事に物怖じしないクールな面もあったり、性格もさっぱりしているし。それが意外だったのと同時に、とても魅力的だと思いました。

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──ではイム・セミさん。一緒に過ごす時間も多かったと思うのですが、チ・チャンウクさんの意外な一面を教えてください。

イム・セミ チ・チャンウクさんは私と同い年ということもあり、友達のように過ごしているんですが、同年代というよりお兄さんという感じの方が強いなと今回の撮影で感じました。

今もこうして拝見していると、チ・チャンウクさんの好きな漫画『SLAM DUNK』的な雰囲気もありますが、私的には『ONE PIECE』のキャラクターのように感じたことが何度もありました。撮影ですごく疲れたなと思っていると、チ・チャンウクさんも同様に疲れているはずなのに、急に「よし、行こう!」と立ち上がったかと思うと、みんなを楽しませて周りの雰囲気を盛り上げようとするんです。一人で元気にしているのに、いつの間にか周りの人まで元気になって力が湧いてくる。他にもいろいろ可愛い姿をたくさん見せていただきました。本当にとても不思議で魅力的な人だなと思います。

多忙なスケジュールの中、幸せに感じることは?

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──最後はプライベートの質問を。日々の生活の中で、一番幸せを感じるときは、どんなときですか?

チ・チャンウク え? 幸せに感じること? う、う〜〜〜む。(と、腕を組んでしばらく熟考のポーズ。え? ないんですか?幸せの瞬間? え、え、え〜〜〜、もう、インタビュー時間が残りわずかなんですけど〜。このままだとチ・チャンウクさんが考えたままで、終わってしまう、ど、どうしよう……と焦るSPUR取材班を見たイム・セミさんが突然の助け舟)。

イム・セミ じゃあ考えている間に、チェガ ハルッケヨ(私が答えますね)。

(あ、ありがとうございます。その優しさに一同じ〜〜〜ん)

イム・セミ 私はゼロエミッションなどの活動をしているときにとても力を得るなあと感じています。道端に落ちているゴミとか、海のゴミを拾ってみたり、海洋動物を救う活動をしてみたり、動物と散歩して子供たちに会いに行ったり、そういう活動が私の力の源になっていると思います。

ウィ・ハジュン 俳優としては、頑張って本当に今ここにこうしていられることが幸せです。プライベートでは、私個人として1歩ずつ進みながら生きているわけですが、そんな中でも、家族や友人に美味しいものをご馳走してあげられるようになったこと。みんなが美味しそうに食事をしているときに、今、すごく幸せを感じます。

そして、最後に
チ・チャンウク う〜ん。(あれ? まだ考え中。そしてそのままインタビューは終了。その去り際に、申し訳なさそうに……)。幸せについてお話しできるように、今度はちゃんと準備してきますね。

ということで、インタビューは終了ですが、ちょっとここで撮影こぼれ話を少しだけ。インタビュー前に、最初に部屋に入られたのがウィ・ハジュンさんだったのですが、撮影クルーが多いので部屋が暑い状態になりエアコンの調子など、とても気遣ってくださる様子だったので、SPURドラマ班としては「ケンチャナヨ(大丈夫です)」とお答えさせていただきました。すると「ハングマル チャラシネヨ(韓国語お上手ですね)」とお褒めの言葉。いえいえ「アジッ モロッソヨ(まだまだです←知っているありったけの韓国語)」とお返ししたら、目を丸くして「おーっ」と大変喜んでくださったんです。本当に優しい方ですね、ウィ・ハジュンさん。

イム・セミさんは、実は今回が公の仕事で日本に来るのは初めてとのこと。ということで日本での撮影もお初。撮影現場にスタッフの方が用意していた日本のコンビニスナックがたくさん置いてあったのですが、撮影の順番を待っている間中、一人でそれを見ながら小さな声で何度も「キヨオ、キヨオ(可愛い)」と繰り返していました。そういうあなたがもっと可愛いんですけど、と思いながら、見つめていました。撮影中でおすすめすることもできず、ちょっとばかり申し訳なく心残りな一幕でした。

そして、限られた時間の中で、少しでも多くのことを話そうと真摯にインタビューに向き合ってくれた3人の優しさもひしひし。「僕たちが過酷な中撮り上げ、そして、一生懸命に臨んだ作品です。ぜひ、大勢の皆さんに愛していただければと思います」と3人。視聴がまだの方は、ぜひ!!

『最悪の悪』 ディズニープラス スターにて独占配信中 (全12話/初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)

『最悪の悪』にちなんで、「まだ誰にも話していない、小さな悪事は?」と動画内で聞いてみました。3人3様の回答をお楽しみください!

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