2021.01.20

【橋本愛の武装MODE】歌姫、橋本愛のワンマンステージはスーザン・ファンとともに

新年早々、政府から緊急事態宣言が発令され、出鼻からくじかれた感はあるが、それでも2021年は幕を開けた。現実味のない1年を生き抜いたからこそ、今年こそは有益な年にしたいと願う人は多いだろう。筆者もそう思っている。

記念すべき2021年初めの「橋本愛の武装MODE」。月並みだが、今年の抱負について聞いてみた。

【橋本愛の武装MODE】歌姫、橋本愛のワの画像_1
ドレス £1650、ヘッドピース £795、サンダル £578/以上全てスーザン·ファン https://www.susanfangofficial/

「子供の頃から歌が好きだったので、今年は歌を歌う活動を切り拓いていきたいです。昨年末にリリースされた大森靖子さんのアルバム『Kintsugi』に収録されている楽曲に参加させて頂きました。かねてからファンだった大森さんにラブコールを送り続けること2年、念願かなってご一緒させて頂けて感無量です」。

【橋本愛の武装MODE】歌姫、橋本愛のワの画像_2

夢だったという大森とのコラボレーションに加え、3月には昨年逝去した筒美京平氏のトリビュートアルバムのリリースも控えている。本作で橋本は、筒美が作曲を手掛けた太田裕美の名作『木綿のハンカチーフ』のカバーを披露。数々の著名アーティストが参加するYouTubeチャンネル、『The First Take』ではワンテイクで撮影した歌唱風景を公開している。ポップな原曲とはガラッと印象を変え、儚げかつメローなウィスパーボイスで歌い上げる橋本。そして囁く。「星のダイヤも、海に眠る真珠も、きっとあなたのキスほどきらめくはずないもの」。

「これまでお芝居一筋でしたが、歌を通して新たな自分を発見できたような気がします。歌を歌うことで、役者としての自分のあり方を、より鮮明に捉えられるようになりました」。

【橋本愛の武装MODE】歌姫、橋本愛のワの画像_3

歌手として新境地に挑む橋本には、ドラマティックなステージ衣装が必要だ。今回ピックアップしたデザイナーは、スーザン・ファン。名門セントラル・セント・マーチンズ卒、上海を拠点に置く気鋭デザイナーのスーザンは、幻想的な素材やプリント使いが特徴で、若手デザイナーの登竜門である「LVMHプライズ」の2019年度ファイナリストにも選出されている。

真っ白なシフォンの上には、カラフルなアブストラクトモチーフのプリント。シグネチャーであるガラスボールのヘッドピース、そしてカラフルなアイメイクを合わせた、歌姫橋本愛の誕生だ。

「橋本愛が最近買ったもの」グッチのホースビットローファー

【橋本愛の武装MODE】歌姫、橋本愛のワの画像_4

ギフトでいただいたものですが、衣装で履かせてもらって一目惚れ。絶妙な茶の色に赤緑のブランドカラーが効いててクラシカルな空気感がどんな服でも上質に仕立ててくれる。こんなの欲しかった!の一足です。うっとり


橋本愛 プロフィール
熊本県出身。映画『告白』(2010年)、『桐島部活やめるってよ』(2012年)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)などで注目を浴びる。 直近では大河ドラマ『西郷どん』(2018年)、『いだてん』(2019年)と2年連続大河ドラマ出演を果たしたのち、2021年度「青天を衝け」では大河ドラマ初のヒロイン役を務める。 昨年5年ぶりに出演した民放連続ドラマ『同期のサクラ』に続き、日本テレビ10月期「35歳の少女」にも出演し、話題を集めた。

model: Ai Hashimoto photography: Yuki Kumagai styling: Tamao Iida Hair and makeup: Hiroko Ishikawa edit: Shunsuke Okabe

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