【Onのスニーカー】レースのためのシューズをデイリー仕様にアレンジ

この春買うべきスニーカーのエッセンシャルは、ファッションに寄り添うスリークなデザインと健康に意識が向くようなランニングシューズ、そしてインテリジェンスな革靴モチーフ。ここではOn(オン)の「Cloudflow 5 AD」をフィーチャー。

この春買うべきスニーカーのエッセンシャルは、ファッションに寄り添うスリークなデザインと健康に意識が向くようなランニングシューズ、そしてインテリジェンスな革靴モチーフ。ここではOn(オン)の「Cloudflow 5 AD」をフィーチャー。

OnのCloudflow 5 AD

No.04
Brand: On
Model: Cloudflow 5 AD
Year: 2025

レースシューズから着想を得た機能性と流れるようなラインが調和。立体感のあるプリントとマットな素材が洗練された印象。

OnのCloudflow 5 AD

¥28,600/オン・ジャパン(オン)

2025年に感じた大きな動きは、パフォーマンスシューズをライフスタイルに転用するメーカーの変化だ。アスリートのための新機能や設計を街履きとして提案するのは、基本的にタブーだった。しかし史上最速を次々と更新し続ける、厚底に代表されるランニングシューズの進化はランナーでなくても履いてみたい欲をかき立てるし、その動機がスポーツへの入り口になっている。

オンがなぜ昨今ここまで人気なのか。それは見る人を驚かすような特許技術のCloudTec®だけではなく、走ることと生活することの境界を取り払い、習慣の物語を作り上げたことにある。ランニング、仕事、旅行。大人のライフスタイルを一足でカバーできるシューズが多く、訪日外国人客にオンの着用者が多いこともその正当性を物語っている。

この「Cloudflow 5 AD」はレーシングシューズを日常用に再解釈したもの。流線的なアッパーのラインや、自然にも都市にも調和するカラーリングが特徴だ。弾むような一歩と快適な一日が密接につながっていることを、前からオンはよく知っていて、都市生活者のニーズにこたえている。

Masayuki Ozawaプロフィール画像
編集者Masayuki Ozawa

スニーカーを社会的、文化的な視点からとらえた『東京スニーカー史』(立東舎)をはじめ、数々の著作をもつ。UOMOやMEN’S NON-NOなどのメンズ媒体、そして朝日新聞全国版で定期コラムを連載中。

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