今シーズン、SPUR & SPUR.JPエディターの心を射止めた珠玉のバッグとは? 各ブランドが誇るアイコンバッグのアップデート版から今季のニューフェイスまで、それぞれの個性が際立つラインナップに。ランウェイに始まり、展示会、撮影現場と数多出合ったバッグからリアルに欲しい!とエディターを唸らせたアイテムを、“推し”コメントと合わせてご紹介。
【エルメス】チャーミングな「ネオ・エヴリン」が新鮮!/エディターMATSUE
「エルメスの何が素晴らしいかって、丁寧な手仕事に裏打ちされた品質は言うまでもなく、生み出されるプロダクトがチャーミングなところ、だと思っています。おなじみの『エヴリン』から新たに登場した『ネオ・エヴリン』は、2023年のブランドテーマ“Astonishing Hermès!(驚きの発見)”を体現するような、フレッシュなミントとペールグリーンの配色、トリミングでおめかししたパンチングロゴの遊び心に胸が躍ります」イギリス刺しゅうで施された「H」のパーフォレーションが華やかさを演出。
エルメスジャポン
https://www.hermes.com/
03-3569-3300
【ボッテガ・ヴェネタ】品格とモダニティを添えて/エディターTAJIKA
「春夏コレクションのファーストルックを見た瞬間、痺れました。『アンディアーモ』と名づけられたバッグはイタリア語で“さぁ行こう”を意味し、まさにどこへでも連れ出したくなる凛とした佇まいと機能性が魅力。文句なしの容量なので仕事用のバッグとしてはもちろん、オフはリラクシーなパンツと合わせるなど、バッグを主役にしたコーディネートを楽しみたいです」長さが調節可能なストラップは取り外し可能。また中にはコンパートメントを兼ねたポーチもついている。
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
https://www.bottegaveneta.com/
0120-60-1966
【バーバリー】大人の品格漂うベージュが気分/エディターHAYASHI
「シンプル・イズ・ベストという言葉がぴったりなバッグ。削ぎ落とされたデザインなのに、無難じゃないところが素敵。なめし加工を施したグレイニーレザーには大人の品格も感じます。今の気分はベージュ一択。服もベージュで統一するのが理想です。ともすればコンサバになりそうな着こなしが、逆に攻めててかっこいいんじゃないかと妄想中。ちょうどiPadが入るサイズなので、仕事バッグとしてスマートに持ち歩きたいです」トーマス・バーバリー モノグラムと、レザーで包まれたミラーチャームがアクセントに。
バーバリー・ジャパン
https://jp.burberry.com
0066-33-812819
【フェラガモ】ネクストItバッグ「ワンダ」に注目/エディターHA
新クリエイティブ・ディレクター、マクシミリアン・デイヴィスのデビューコレクションでお披露目されたバッグ「ワンダ」。「艶やかなカーフレザーのボディと、両サイドにあしらわれたアイコニックモチーフ、ガンチーニのモダンなルックスが好みです。シンプルシックな佇まいだけれど程よくディテールが効いていて、どんなスタイリングもさりげなく格上げしてくれる底力が魅力的です」ショルダーストラップつきで斜め掛けも可能だ。縦長フォルムのほか、横長、スクエアの3型がラインナップ。
フェラガモ・ジャパン
http://www.ferragamo.com
0120-202-170
【メゾン マルジェラ】2つ目として迎え入れたい「5AC ベビー」/エディターSUGAWARA
「『5AC』はオーソドックスなブラウンを愛用しているのですが、昨年登場したベビーサイズを見て、なんて可愛いのだ!と、改めてその魅力に開眼。今季は遊び心のあるバッグを探していたので、大好きなストライプに、水色×ライトブラウンの配色、夏らしいラタン素材のミックス感も絶妙で完璧な1点に出合えました。 ベーシックなスタイリングに投入するだけで、フレッシュなスパイスになってくれそうで2つ目としてぜひ迎え入れたいです」
マルジェラ ジャパン クライアントサービス
https://www.maisonmargiela.com/
0120-934-779
【ジル サンダー】ウィッシュリスト筆頭、「カンノーロ」に熱視線!/エディターSAKURABA
2022年春夏シーズンにデビューした新アイコンバッグ「カンノーロ」。「ありそうでないスマートな筒型のフォルムに、ひと目で心を射抜かれました。実物に初めて触れたのは撮影時。オブジェティックなデザインに、マットなカーフレザーを採用。着想源となったシチリアの伝統菓子、カンノーロをこんなにモダンに仕上げるルーシー&ルーク・メイヤー夫妻の手腕はさすが!と感激しました。ちなみに、現場でどれくらい入るか試したところ、500mlサイズの水筒+ミニ財布など必需品は入る収納力。仕事の日はアクティブに斜めがけに、休日はストラップを短くしてハンドバッグのように携えたい、と妄想しています」
ジルサンダージャパン
https://www.jilsander.com/
0120-919-256
【ロロ・ピアーナ】慎ましさと機能美を兼ね備えて/エディターKINUGASA
「サブバッグを持ち歩くのが定番スタイルになっているので、メインバッグは必需品が収まるミニバッグがあればいい、という結論に至りました。そこで狙っているのが、『エクストラ・ポケット・L19・ポーチ』。通称“ジジ・バッグ”と勝手に呼んでいるのですが、ジジ・ハディッドが色違いで愛用していることでも有名です。極上のなめらかさを誇るカーフレザーと、大きく開くジップ構造、そして取り外し可能なストラップもついており、ストレスフリーに持てます。何より、慎みがあって、控えめなエレガンスを感じさせるデザインが秀逸。持つ人のための贅沢が考え抜かれている、真のラグジュアリーバッグだと思います」
ロロ・ピアーナ ジャパン
https://jp.loropiana.com/
03-5579-5182
【ミュウミュウ】小脇に携えて街を闊歩したい/エディターMATSUI
スムースで光沢のあるカーフレザーがエレガントな雰囲気を生む、軽量のショルダーバッグ。「ちょうどいいサイズ感と、どんなスタイリングやTPOにもなじむブラックのワンハンドルは、頻度高く活躍してくれそう。MIU MIUロゴのゴールドのメタルパーツの華やかさが、カジュアルなスタイルも底上げしてくれるはず。今っぽくY2Kのムードで小脇に抱えて出かけたいなと妄想が広がる一点です」ブラックとグリーンの2色展開。
ミュウミュウ クライアントサービス
http://www.miumiu.com/
0120-451-993
【マックスマーラ】端正なスクエアフォルムに恋して/エディターTOGASHI
イタリアのレッジョエミリアにあるマックスマーラ本社の建物をモチーフにした、ニューアイコンバッグ「MM」。「昨シーズンデビューした時から気になっていた、潔いほど端正なスクエアシェイプとクラシカルなムード。そして軽やかなボディのストロー編みに、引き締め役のブラックのパイピングレザーで緩急のバランスがまさに理想的。中はスエード調の素材で仕上げている抜かりの無さと、3つのコンパートメント仕様なので荷物の出し入れもスムース。どこをとってもブランドのエレガンスが光ります」
マックスマーラ ジャパン
https://jp.maxmara.com/
0120-030-535
【マルニ】ニューアイコン「E/W トランク バッグ」で装いにエッジを/エディターAKIYAMA
今シーズンの新作「E/W トランク バッグ」は、マルニの代名詞の一つ「トランク バッグ」をモダンに再解釈したモデル。「今季はマルニのニューアイコンバッグ『E/W トランク バッグ』を狙っています。ついワードローブがシンプルになりがちなので、マルニらしいブルー×トープのツートーンカラーの配色で装いにツイストを加えたい」必需品が収まるミニサイズは、2つのコンパートメントを配し、内側にジップポケットとパッチポケットを備える。
マルニ ジャパン クライアントサービス
https://www.marni.com/
0800-080-4502
【クロエ】温かみのあるクラフトバッグ、狙っています/エディターKISHI
クラフト感あふれるクロエのアイコニックなライン「PILAR」より、ニット素材をミックスしたホーボーバッグがお目見え。「ニットのコイルが絡み合うように編み上げられた構築的なシルエットと、色はクリーンな白というギャップに惹かれました。今季は他のブランドでもクラフトのバッグが多く出ていますが、この春は“温かみ”のあるアイテムが気になっています。デイリーユースに役立ちそうなサイズ感で、ランウェイのようにショルダーやハンドキャリーなど持ち方もアレンジして楽しめそう」
クロエ カスタマーリレーションズ
http://www.chloe.com/
03-4335-1750
【ロジェ ヴィヴィエ】この春は黄緑色が気になっています!/エディターIGARASHI
手触りのよいソフトなベルベット地に、メゾンの象徴的なクリスタルバックルがあしらわれた「ジュ ドゥ フィーユ」 ストラス バックル クラッチ。「私は春の訪れを感じさせてくれるメジロが好きなのですが、まさにこの鶯色のクラッチバッグはそれを想起させてくれます。またクリエイティブ・ディレクター、ゲラルド・フェローニ氏の来日パーティで、彼が日本語で『ばら色の人生』を歌ってくれ、その愛情深さに感激したことも相まって、ずっと彼を応援しようと誓っています」メタルのストラップがついているのでショルダーバッグとしても楽しめる。
ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン
https://www.rogervivier.com/
0120-957-940
【エトロ】オブジェのように愛でたいリンゴバッグ/エディターNAMIKI
2023年春夏コレクションで登場した、リンゴを持ち運ぶためのチェーンのような形をしたユニークなバッグ。ゴールド仕上げのミニバッグはアクセサリー感覚で携えたい。「バッグという概念を超えています。SPUR3月号でクリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンチェンツォ氏にインタビューしましたが、エトロのアーカイブスにある1700年代の布とローマの青果店で見かけたリンゴが着想源。リンゴをひとかじりしたような、美しく楽しい世界を象徴しているんです。こんなロマンティックな物語をリアルに“持ち歩ける”なんて、改めてファッションってすごいなと認識しました」
エトロ ジャパン
http://www.etro.com/
03-3406-2655
【コーチ】思わず手を伸ばしたくなるジェリーバッグ/エディターSATO
1970年代よりアーカイブされているコーチ デザインをモダンに仕上げた、アイコンバッグ「Tabby(タビー)」のジェリー素材バージョン。「ランウェイで見た時に、おっ!と目を奪われたバッグ『ジェリータビー』。ぷるぷるのゼリーのような質感とキャンディカラーの透け感がとにかく可愛い! 春は特に色で遊びたくなる季節なので、ポップな色みはコーディネートのアクセントとしても活躍しそうです」
コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
https://japan.coach.com/
0120-556-750
【ロンシャン】ピュアなホワイトをシックに携えて/エディターASADA
ロンシャンの代名詞「ル プリアージュ®」のシグネチャーパーツ、ハンドルとフラップを昇華させた「エピュレ」コレクション。「展示会で見かけて編集部で『これいい! めっちゃ使いやすそう!』と盛り上がったのがこちらのバケットバッグ。必要最低限のものは入りつつ、出し入れもノンストレス。クリーンなホワイトはコーディネートのアクセントにもなりそう。さらにプライス面もお手頃なので、つい色違いで集めたくなります」ブランドを象徴する素材、ロシアンレザーのテクスチャーと独特のグレインが存在感を放ち、使い込むほどに味が出てくる逸品だ。
ロンシャン・ジャパン
https://www.longchamp.com/jp/ja
0120-150-116