【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウetc・・・、質も値段も妥協しないハイブランドの「デイリーバッグ」

10万円台という手が届きやすいプライスでありながら、トレンド感のあるデザインとクラフトマンシップを感じさせるディテールを両立した満足度200%の「デイリーバッグ」をピックアップ。スタイリスト倉形紀恵さんとエディターAKIYAMAが、ハイブランドの新作から厳選したバッグの魅力を深掘りする。

10万円台という手が届きやすいプライスでありながら、トレンド感のあるデザインとクラフトマンシップを感じさせるディテールを両立した満足度200%の「デイリーバッグ」をピックアップ。スタイリスト倉形紀恵さんとエディターAKIYAMAが、ハイブランドの新作から厳選したバッグの魅力を深掘りする。

【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウの画像_1

(左から)バッグ〈H13×W24×D11cm〉¥174,900/トッズ・ジャパン(トッズ)、バッグ〈H11×W19×D5cm〉¥169,400/バーバリー・ジャパン(バーバリー)

クラフトマンシップが息づく細かなつくりのトートバッグ【トッズ】

ルイ・ヴィトン シティ・スティーマー・ソフト MM バッグ

バッグ〈H13×W24×D11cm〉¥174,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

スタイリスト倉形紀恵さん(以下K) トッズのアイコントートバッグは、内部に3つのコンパートメントがあり、荷物を整理しやすい逸品です。ミニバッグでこんなに機能性を備えているものって珍しいかも。

エディター AKIYAMA(以下A) コンパクトだけれど、見た目以上の容量ですよね。ショルダーストラップ付きで斜めがけできるのもうれしい。 

K さすがトッズという感じで、つくりが精巧です。あと、「T」のメタルチャームと、4側面すべてに施された「T」のハンドステッチが素敵。

A 本当に可愛らしいですよね。自然なシボ感がある型押しカーフレザーがしなやかで、柔らかい手触りなのも高ポイント。 

トッズ・ジャパン
https://www.tods.com/
0120-102-578

コーティングジャカードの軽やかさで抜け感も【バーバリー】

【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウの画像_3

バッグ〈H11×W19×D5cm〉¥169,400/バーバリー・ジャパン(バーバリー)

A クリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーによるバーバリーの「ミニ ハイランドバッグ」です。アイコニックなバーバリーチェックは、長く愛用できる名品。これで10万円台は、絶対に“買い”だと思います。

K 確かに、ずっと使えるタイムレスな佇まい。コーティング加工のジャカード織りバーバリーチェックとスムースカーフレザーのコンビネーションは、オールレザーより軽やかでシーズンを問わず使いやすい気がします。 

A ストラップの長さを調節すれば、肩がけにもクロスボディにもなるので、幅広いシーンで寄り添ってくれますね。

K バーバリーらしいクラシックなバッグは、カジュアルな着こなしの引き締め役としてももってこいです。

バーバリー・ジャパン
https://jp.burberry.com/
0066-33-812819

肩がけもできるタイムレスなスエードミニバッグ【ミュウミュウ】

ミュウミュウ アバンチュール ナッパレザー バッグ

バッグ〈H9×W22×D9cm〉¥176,000(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)

A このバッグは、展示会で見た時に「可愛い」の一言に尽きると思いました。トレンドのスエード素材だけど、筒形のミニバッグでタイムレスなデザインでもある。

K カジュアルからドレスアップまで、何でもハマりそうな存在感。深みのあるダークブラウンが上品ですし、引き続きブラウン人気の今シーズンは登場頻度が高くなりそう。 

A 控えめなロゴの型押し、華奢なハンドルのデザインがたまらなく素敵。

K すごく柔らかいスエードなので、ミニサイズながら物の出し入れもしやすい。プライス的にも狙い目のバッグですね!

ミュウミュウ クライアントサービス
https://www.miumiu.com
0120-45-1993

艶やかなパテント仕上げが新鮮【ステラ マッカートニー】

バーバリー ロッキングホース トートバッグ

バッグ〈H29×W40×D16.5cm〉¥199,100/ステラ マッカートニー カスタマーサービス (ステラ マッカートニー)

K パープルカラーがトレンドの今季、ステラ マッカートニーからもパテント仕上げの印象的なバッグが発売されました。

A このバッグは、ポケットが充実していて実用的。中に1つ、外に3つも付いています。ファスナーの引き手が長いから、肩にかけたままで、鍵やリップなど、ちょっとした物を出し入れしやすくて便利。 

K 13インチのタブレットも入るので容量もたっぷりです。パテントのパープルでパンチが効いているからこそ、シンプルはもちろん、エッジィでモード感のあるスタイリングにも合うと思います。

A 軽くて使い勝手がいいから、デイリーな相棒バッグになりそう!

ステラ マッカートニー カスタマーサービス
https://www.stellamccartney.com/
03-4579-6139

チェーンやリングのあしらいで華やぎを演出【クロエ】

エトロ リブラトートバッグ

バッグ〈H19×W18×D8cm〉¥189,200/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ)

K ハンドルにリングを通してアレンジできる「クロエ スピン」。差し色になる新色のパープルは、ダークになりがちな秋冬スタイルに映えます。

A クロエ&ホースのメダルチャームが揺れる感じもいいですね。クリエイティブ・ディレクターがシェミナ・カマリになってからのシグネチャーです。 

K リングを外してオープントート、リングを通して巾着風、付属のストラップをつけてクロスボディにもできる3WAY仕様。デイリーに活躍する機能性も魅力です。

A シチュエーションに合わせて持ち方を変えられるから、ワードローブに一つあるとスタイリングの幅が広がりますね。

クロエ カスタマーリレーションズ
https://www.chloe.com/jp
03-4226-3883

持つだけで気分が上がるプレイフルなデザイン【マルニ】

【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウの画像_7

バッグ〈H26×W22×D4cm〉¥193,600/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ)

K レザーの組み合わせによるカラーブロックがグラフィカルな、マルニらしいトートバッグ。この遊び心が魅力ですね。

A 細かい筋模様の型押し加工を施したサフィアーノレザーなので、傷や汚れがつきにくく、丈夫なところもポイント。

K 硬めの素材で形もカチッとしているので、本やミニタブレットなども入れられます。

A 500mlのペットボトルも入りましたよ。斜めがけできるストラップが付いているので、デイリーに活躍しそうです!

マルニ ジャパン クライアントサービス
https://www.marni.com/
0120-374-708

リストレット持ちできる甘美なスエードバッグ【トーテム】

【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウの画像_8

バッグ〈H17×W23×D7cm〉¥142,450/トーテム クライアントサービス(トーテム)

K トーテムの新作は、トレンドのスエードバッグ。肩がけできるスクエアバッグの真ん中を折ってクリップで両端を留めることで、トライアングルシルエットになる2WAY仕様です。

A トライアングルの時は、リストレットみたいにハンドル部分をくるっと手首に巻いて持てるのが特徴ですね。持ち方込みで、すごくおしゃれです。 

K 黒のスエードに対し、ゴールドの金具のディテールが華やかさを演出しています。カジュアルなウェディングパーティやディナーなど、ちょっとドレスアップした時に持っても上品。

A スクエアの時は、財布や文庫本なんかも入ります。シーンに合わせて使い分けしたいですね。

トーテム クライアントサービス
https://toteme.com/

アクセサリー感覚で携えたいミニバッグ【マックスマーラ】

【10万円台バッグ】トッズ、ミュウミュウの画像_9

バッグ〈H12.5×W17×D7cm〉¥192,500/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ)

K  こちらの「ホイットニー バッグ」は、ホイットニー美術館のファサードからインスピレーションを得た特徴的な2つのリブがデザインポイント。誕生10周年を迎えた記念モデルとして全14色、6つのサイズで展開中です。

A これは、一番小さいナノサイズですね。スマホ、カードケース、リップくらいは入るかな。

K ミニバッグの良さって、スタイリングに取り入れたらそれだけで印象が変わるところだと思います。このカラーも相まって、スタイリッシュな印象になりますね。

A トップにマグネットクラスプ、内側にカードポケットが1つあって機能性も十分。取り外し可能なショルダーストラップ付きなので、クロスボディでカジュアルに持ちたいです。

マックスマーラ ジャパン
https://jp.maxmara.com/
0120-030-535

倉形紀恵プロフィール画像
スタイリスト倉形紀恵

スタイリスト三宅陽子さんに師事したのち、2017年に独立し渡英。帰国後、2020年より雑誌、広告を舞台に活躍。モダンかつベーシックなスタイリングが持ち味。無類のミニバッグ好き。ただし子育て中の現在の相棒バッグは「MATO by MARLMARL」のペアレンツバッグ。

AKIYAMAプロフィール画像
エディターAKIYAMA

SPURデジタルではファッションやライフスタイルなどを担当。手持ちのバッグのほとんどは、コーディネートしやすいブラック。今季はトレンドのスエードバッグなど、黒以外のバッグにチャレンジしてみたい。