どんな日々も、大好きな相棒がそばにいるだけで心穏やかに過ごすことができる。出かけたり、散歩したり、家でくつろいだり。個性豊かな犬たちとおしゃれを、そして生きる喜びを分かち合う彼女の日常を追いかけてみよう。
バディに伝えたい「ただいま！」
ソファの上に置いたバッグは、メタルのマキシサイズのロゴがモード。同じパテントレザー製の靴は、ラバーのウェッジソールで爽やかに。
「お互いマイペースでいいんです」
バッグは70年代のトラベルコレクションが着想源。リネンとコットン混の素材に、トリオンフマークの刺しゅうが施された。ミディアムブーツは、職人による手塗りのアウトソールや、フィットするしなやかさが秀逸だ。
「ソファの隣は指定席」
2020年春夏コレクションで誕生した「バルーン」バッグにウールのタータンチェックが仲間入り。タンレザーのトリミングとネイビーのストリングは、洗練されたコンビネーション。ショート丈のＡラインドレスには、タイトなサイハイブーツがすっきりと似合う。
「そろそろお散歩に行こうか」
靴はソフトなナッパクロシェのアッパーに、緊張感あるスティレットヒールのコントラストがユニーク。流れるようなレザーフリンジが際立つバッグは人気の「ザ・ポーチ」を進化させたもの。やんちゃなバディがじゃれつく機会を狙っているかも!?
「ここは僕のナ・ワ・バ・リ」
ベロア素材のフラットシューズは、ピエール・アルディがデザインした「アピ」バックルに、エレガントなスワロフスキーのラインストーンをあしらったもの。乗馬用ブランケットの「ロカバール」柄の首輪とリードをまとい、バスケットに鎮座して。
「もう帰宅なんてつまらない！」
トーマス・バーバリーの娘にちなみ名付けられた「アリス」バッグ。日常にも、特別な機会にもフィットする。外側にポケットを備え、内側にはジップつきのコンパートメントも。アンクルストラップ仕様のスムースレザーのパンプスは、華奢なフォルムがセンシュアル。モンキープリントのスカート姿の彼女とは、“犬猿の仲”にならず関係は良好。
「明日は何する？」
ブランドのロゴが施された網目状のメタリックフェイクレザーが印象的なバッグ。バスケット型のツーハンドルで、ざくざくと物が入れられる手軽さもうれしい。取りはずしのできるストラップとポーチも付属する。大切なバディとともに、明日を夢見よう。
photography: Masanori Akao〈whiteSTOUT〉 styling: Satoko Takebuchi hair & make-up: Momiji Saito〈eek〉 model: Marland, A-chan, B cooperation: AWABEES
