ビジュアルにも隙がない「サステイナブル」があったなら
環境に配慮したアイテムが主流化する今、デザインの選択肢も多様に。ファッション性も素晴らしい携えたくなるバッグをピックアップ!
2020年秋冬コレクションの残布をアップサイクルしたトートバッグ。素材は、ツィードメーカーRoros Tweedとコラボレートした、上質で暖かい100%ノルウェー産のウール。長めの毛足は肌ざわりがよく、表情に奥行きを出してくれる。フロントには、レザーのブランドロゴを配して。
バッグ〈H70×W70〉¥47,000、コート¥95,000、シャツ¥30,000、ピアス¥41,000/ステディ スタディ(トムウッド) 03-5469-7110
過去のコレクションの残布をパッチワーク。
バッグ〈H64×W44×D24〉¥65,000(サカイ × ハンク ウィリス トーマス)、トップス¥63,000、スカート¥69,000/sacai 03-6418-5977 イヤーカフ¥14,000/ステディ スタディ(トムウッド)
地球に優しい「サステイナブル」なバッグ
ケニアの女性たちの自立と生活向上を目標に現地生産。ORBのチャームはリサイクルタイヤを用いて。
デザイナーが目をつけたのは、父が製作するバルーン遊具。耐久性と汚れにくさ、カラフルなデザインを併せ持つPVC素材をアップサイクルしてトートバッグに。
本革の裁断破片などを再加工したリサイクルレザーのランチバッグ。テイクアウトしたフードを入れられるようマチが広く設計されており、レジ袋の削減にも貢献。水洗いできるのもうれしい。
ゴミを減らすことをコンセプトにしているブランドのバケツ型バッグ。廃車から回収したエアバッグをボディに、シートベルトをハンドルに生まれ変わらせた。
2010年に初登場した「アレクサ」が復刻。レザーは国際環境基準団体のLWGよりゴールド認証を取得しているなめし工場から調達。製造はカーボンニュートラルな自社工場で。
すべてレバノンの自社工場で手作業にて作られている。
素材はリサイクルナイロンとペットボトルの再生ファブリック。ポケットごとに"SUNGLASSES"や"WATER"など記載されているのもユニーク。
耐水性のあるリサイクルナイロンのヒップ・パック。
化学物質によるリスクから健康と環境を保護するためのEUの規定「REACH」の認可を取得した合成皮革を採用。一般的なものよりも4倍の強度があり、耐久性も申し分ない。
副産物であるジョージアのクルミの木の芯材をフリンジのようにあしらって。ニットはすべてハンドメイド。