「アノニマス」と遊び心のあいだで
決して飾り立てすぎず、ロゴも控えめ。でもデザインは気が利いている。日常に寄り添い、そっとスタイリングを底上げするバッグこそが新しい。
キャリアウーマンだったデザイナーが、現代女性が求める端正なデザインと機能性の両立を実現。中は3つのコンパートメントに分かれ、間口はマグネット仕様。アイボリーはエストネーションの別注。
バッグ〈H20.5×W18.5×D12.5〉¥48,000/エストネーション(リトル リフナー) 0120-503-971 トップス¥33,000/コロネット(フォルテ フォルテ) パンツ¥27,000/ロク 渋谷キャットストリート(ロク) リング¥12,500/ソワリー
2019年発表の「ザ・ツイスト」がミニサイズになって登場。ノットをあしらったハンドルと、立体的なフォルムが個性を主張する。底面のジップを開けば、必需品がしっかり入るスペースが広がり、見た目以上の収納力を発揮。ひと目で上質とわかるカーフレザーからは、ブランドの矜持がにじむ。
バッグ〈H21×W21×D13〉¥135,000、コート¥480,000/ボッテガ・ヴェネタジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) 0120-60-1966
リネンキャンバスをレザーでトリムした、フルフラップの新しいアイコンバッグ。ショルダーストラップを取りはずせば、ハンドバッグとしても使用可能。異素材の組み合わせとダブルファンクション仕様で、デイリーからイブニングまで、さまざまなシーンで活躍する。
タオ バッグ スモール〈H11×W16×D6〉¥145,000、シャツ¥82,000・スカート¥103,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) 0120−919−256
「アノニマス」でも目を引くバッグ
浅草の職人が作る端正なレザーバッグ。シルクスカーフは、石川県の紋織物技術を用いたオリジナル。プリントは横浜のスカーフ製造技術、縫製は職人による手巻き縫いによるもの。
デザイナーの故郷であるドイツの技術を支援するため、製作は職人や小さな工場に依頼。丁寧な仕立てとタイムレスなデザインによって、長年愛用できるのがうれしい。
ハーフムーンフォルムがクラシカルなショルダーバッグ。がまぐちタイプで、金色のクラスプが輝く。素材はクルエルティフリーのビーガンレザーを採用。
"My Standard Bag"をテーマにNYで誕生したブランド。フォーチュンクッキーのようなフォルムを描き、エレガントなレザーと遊び心のあるデザインのバランス感が秀逸。
レザーの美しさを生かしシックに。中と背面にポケットを備えるなど、機能面も充実。
国籍、性別、年齢を非公表にしているアノニマスなクリエイティブチームが製作。ミニマルなデザインは、幅広いシーンで活躍する。イエローでコバ塗りすることで、ほどよいエッジを添えた。
アーカイブスにインスパイアされたコレクション「コーチ オリジナルス」より。マテリアルには使うほどに艶が増すグラブタン・レザーを採用。
ブランドにとってアイコニックな、ライダースジャケットを想起させるデザイン。ツイストしたフォルムがスタイリングのフックに。
ソリッドなトラペーズシェイプに、きゃしゃなストラップが繊細なムードをひとさじ。ショルダーストラップつき。
手ざわりのいいしなやかなレザーが洗練されたムードを放つ。