履くたびに背すじの伸びる端正なルックスと、無理を強いないやさしい履き心地が共存する。そんなヒール靴こそ、ニュースタンダード
GUCCI
華奢なストラップのスリングバックとローヒールが導く安定感で、ストレスフリーな歩行が実現。ブランド100周年の"祝祭"に合わせて発表された華やかな一足は、メッシュ地にGGパターンがきらめき、足を通すたびに多幸感に包まれる。
HERMÈS
サンルイの花瓶が着想源となる球体のヒールは、軽量のプレキシガラスを用いた職人の手作業によるもの。クッション入りのインソールと足首をホールドする細めのストラップが足にやさしく寄り添う。
DIOR
歩きやすさをかなえる幅広でソフトなバックストラップ。内側はレザーで滑りにくく、インソールにはパディングをあしらう配慮も。光沢のあるナイロン地に施されたモノトーンのレオパード柄は、印象的でありつつ幅広いスタイルになじむ。
BOTTEGA VENETA
「ピンヒール=疲れやすい」という先入観を覆す快適さ。その理由は丸みを帯びたほどよいゆとりのあるトゥと、甲全体をすっぽりと包み込む上質なレザー使い。きらめくスパンコールを着こなしのスパイスに。